投稿日:2024/03/22

【表彰伝達・壮行式】

(全国大会相当)
 岡山県高等学校文化連盟優秀文化賞 吹奏楽部
(第51回マーチングバンド全国大会 高等学校・小編成の部「金賞」受賞による) 

 第43回全国高校生読書体験記コンクール 公益財団法人一ツ橋文芸教育振興会
 優良賞 吉川茉里奈(1年)
(学校賞として「集英社文庫50冊セット」が図書館に贈呈されました) 

  

(中国大会)
 2/3-4 29回中国高等学校ハンドボール新人大会(キリンビバレッジ周南総合スポーツセンター)
 第3位 男子ハンドボール部

(県大会相当)
 第69回青少年読書感想文岡山県コンクール 岡山県学校図書館協議会
 入選 藤原涼香(1年)
 佳作 木村優希(2年)

 令和5年度 校内多読賞
 市来佳子, 高橋 玲, 桐谷風葉, 河合春香, 山本亜季(以上2年)
 小谷結心, 池田真白, 應本あまね(以上1年)
  
  
  

【壮行式】
(全国大会)
 3/23-26 令和5年第39回全国高等学校ウエイトリフティング競技選抜大会(石川県金沢市)
 津田美羽,竹岡由姫(2年)

 先に校長先生と生徒会から激励の言葉があり、ウエイトリフティング部を代表して津田さんから「全国大会でも日頃の成果が発揮できるよう頑張りたい。」と抱負が述べられました。ウエイトリフティング部の皆さん、頑張ってきてください。

  
  

 【第3学期終業式】
 校長先生からは「3/18は本校でも合格発表を行った。昨年・一昨年の皆さんの入学式では『倉商の入学はゴールではない』と言い伝えた。中学校在籍時の目標は『倉商へ入学』。そのための手段は『学習、特別活動、部活動』に取り組むことで目標が成し遂げられてきた。倉商入学後の目標は『3年後の進路目標』。そのための手段は『学習・検定、特別活動、部活動・ボランティア』となる。倉商の卒業時の目標は『社会で活躍すること』。その手段は『生涯学習、人間力UP、地域とのつながり』となる。つまり、自分が置かれる事象毎に『目標』と『手段』は常に変化していく。人生を楽しむためには、常に学び続けること。自分の生まれ育った地域を『知って、伝えて、繋げる』ことが必要。

 3年生には面接練習で多く立ち会ってきた。面接練習ではしっかり経験を積むことが大切。①黙らない。②質問事項と違うことを話さない。③失礼なことを言わない。自分の経験したこと、やろうとしている所以(ゆえん)を明確に話せるようになることが大切。社会での目標は『豊かさ、幸せ、恩返し』。そのための手段は『持続的な学習、他を信頼、隔たりを埋める』ことが必要。この『隔たりを埋める』ことが商業の目標なのである。人的・時間的・場所的・情報的な各隔たりを埋める工夫を実現するのが『商業』の役割と学習したはず。商業高校生の見通しをもった生き方をイメージした大樹の成長過程のように、将来のビジネス社会の中でどのような花を咲かせ、実をつけ、周りの人たちを幸せにして社会に還元できるイメージができれば、今何を具体的に頑張ればよいか逆算もできるようになるはず。」とご教示くださり、ご退職を目前に迎えられる最後の式辞としてお話がありました。最後の式辞のお礼に、生徒会からの提案で「世界に一つだけの花」を生徒全員で合唱し、感謝の気持ちを贈りました。校長先生、長い間お疲れ様でした。ありがとうございました。

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投稿日:2024/03/01

 明日は第75回卒業証書授与式。授与式の予行に先立って「同窓会入会式」が古市同窓会長様をはじめ5名の同窓会役員の方々のご臨席のもと行われました。

  
  

 古市様からは「ご卒業おめでとうございます。合わせて同窓会の入会をありがとうございます。卒業を機に社会へ巣立つ皆さんには、大きなチャンスがある。その時その時の風潮を見極め、自分の思いが世の中の役に立っていると思うなら、私は倉敷商業高校の卒業生として、その誇りをもっと応援したい。コロナ禍で部活動の制限や引退により、目標がなくなった人も多いと思う。今後も夢や目標をもち、人生を生き生きと過ごして欲しい。現在はプロ歌手として『NHK紅白出場』を夢見ている。デビュー曲の『神様は見ているよ』(←YouTube PVリンク)は、歌手の前川清さんのカバー曲として1週間前に発売されるようになった。今年も卒業の祝福として歌って贈りたい。」とご披露くださいました。同窓会からは卒業記念品が贈呈され、卒業予定者を代表して田中沙弥さんが受領し、山口菜々心さんから謝辞が伝えられました。来賓としてご出席の同窓会役員の方々と第75期のクラス及び学年幹事の紹介があり閉式となりました。

  

 続いてPTA贈呈式では、小西PTA副会長様から卒業予定者を代表して濱崎 陽さんに卒業記念品が贈呈されました。「4月から新しい道がスタートする。自分らしく自分のペースで前進して欲しい。素敵な大人になることを楽しみに応援したい。」とご祝辞を賜りました。

 最後に3学年主任の伊丹健先生へ生徒から感謝の意と花束贈呈があり、会場全体で3年間のご指導を労いました。

  

 3年間の功績を讃える「伝達贈呈式」は、今年も次のとおり多数の受賞となりました。(以下、敬称略)

  

財団法人産業教育振興会中央会長賞 難波千晴 
〇 全国商業高等学校協会卒業生成績優秀者表彰 貝原祐希
〇 岡山県産業教育振興会特別表彰 吉本あい
〇 岡山県産業教育振興会会長表彰 神崎充洋,久保田有稀,小林華乃

   

〇 全国商業高等学校協会主催検定表彰(該当者254名)代表 吉田琴葉
 3種目1級合格 90名 4種目1級合格 105名 5種目1級合格 37名 6種目1級合格 15名 7種目1級合格 6名 8種目1級合格 1名
 ※1級3種目以上合格者254名は令和5年度全国第2位となり、昨年第1位に継ぐ快挙を今年も成し遂げました。

  

〇 商業経済検定試験全科目合格者表彰 2名 宮脇一心,谷田虎太
〇 岡山県高等学校等職業教育技術顕彰 (該当者255名)代表 岩本真倫

〇 高度資格取得者表彰
 経済産業省情報処理技術者試験 情報セキュリティマネジメント 貝原祐希
 経済産業省情報処理技術者試験 基本情報技術者試験 川上京佑

〇 運動部活動優秀者表彰
 岡山県ウエイトリフティング協会 最優秀選手 楢本琉花
 岡山県高等学校体育連盟専門部表彰
 ソフトボール部 優秀選手 小林華乃,大地優萊
 ハンドボール部 優秀選手 浦本煌明,津村海翔,赤堀空妃,井上あみる

  

〇 文化部活動優秀者表彰
 高文連連盟表彰 優秀文化賞 田中心春(吹奏楽部)

〇 善行生徒表彰 小西一颯
〇 多読賞 稲田葉月,角田友里奈,丸田遥香,竹内悠希

投稿日:2023/09/30

y 日に日に思い出深く、楽しく過ごせたこの1週間。いよいよ『倉商祭』最終日を迎えることになりました。昨年と同様、水島緑地福田公園体育館にて、今日も30℃を超え残暑厳しい日となりましたが、多数の保護者の皆さまを迎え開催されました。



 校長先生からは、「水島の地で福田公園をお借りして『体育の部』を開催すること。戦時中は焼け野原となり、戦後に恒久平和を祈り『平和の鐘』が建てられている。商業の学びでは、地域のことを知りつぎに繋げることが必要である。さて、私は吹き渡る風が好きだ。文化の部1日目に児島行きのバスに乗る母子からのメールのこと、更に第2日目の夕刻、学校校門前で体調不良のご老人を介護したことなど、倉商には素晴らしい風が吹いていると思う。この風がこの体育館内で、至誠剛健の風として吹くことを期待している。最高の仲間と、最高の体育祭で、最高の思い出をつくろう。」とご挨拶がありました。

 生徒会長の三宅さんからは、「『体育の部』の最終日となった。皆さんは盛り上がる準備ができているか?これまでの倉商祭ではひとり一人が輝いていて感動している。3年生にとっては今日が最後の全校行事。入学後のコロナ禍で、あたりまえの日常があたりまえでない日々が続いた。この倉商祭で皆さんの青春を取り戻して欲しい。応援し合い、称え合い、感謝し合う。そんな一日を送って欲しい。合い言葉『Let’s 倉商タイム!』。」と全員で誓い合いました。

 選手を代表して、ウェイトリフティング部の楢本さんから「私たち倉商生一同はコロナ禍前のように、明るく元気に思いっきり声を出して正々堂々と戦い、最高の倉商祭とすることを誓います。」と選手宣誓が述べられました。

各競技の様子は、次のように写真でご紹介します。

〇3人4脚リレー

〇雑巾がけリレー

〇クラス対抗リレー(2年)

〇長縄跳び

〇クラス対抗リレー(3年)

〇綱引き

〇スウェーデンリレー

〇障害物競争

〇部活動対抗リレー

〇ブロックパフォーマンス

〇クラス対抗リレー(1年)

〇玉入れ

〇ブロック対抗リレー

〇閉会行事
<文化の部表彰>

<体育の部表彰>

  閉会式では、「倉商祭」各部の成績・表彰が行われました。
【文化の部】
1年:合唱> 1位:8組 2位:4組 3位:2
2年:EXPO> 1位:1組 2位:5組 3位:6
3年:模擬店> 1位:1組 2位:7組 3位:4
<総合> 1位:青ブロック 2位:黄ブロック 

【体育の部】
<バック> 1位:赤ブロック 2位:青ブロック
<競技> 1位:青ブロック 2位:黄ブロック
<ブロックパフォーマンス> 1位:黄ブロック 2位:青ブロック
<総合> 1位:青ブロック 2位:黄ブロック

 【倉商祭】
<総合> 1位:青ブロック 2位:黄ブロック

 副校長先生からは「今年度の体育の部は、昨年以上に1日日程で行われた。多くの保護者の皆様に、成長の姿を見せることができた。昨年よりも更に工夫された競技もあり、心がひとつになった『ブロックパフォーマンス』など、見所満載の『体育の部』であったと思う。皆さんが一生懸命に競技や応援している姿にたいへん感動した。この『倉商祭』で得たものを来週からの学校生活に是非活かして欲しい。」と閉会のご挨拶がありました。

 最後に校歌を全員で歌いましたが、最近では見られないほど、5月の定期戦以来の大合唱で『倉商祭』を終えました。3年生からは今日の感謝の気持ちを「ありがとう(いきものがかり)」を歌って返してくれました。みなさんの絆が一層深まった4日間の『倉商祭』をありがとうございました。

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投稿日:2023/08/31

 例年になく「酷暑」の夏休みが終わり、久しぶりに再会できたクラスメイト。どのクラスでも課題考査を控えた直前の時間とは思えない賑わいの声で満ちていました。 

  

 第2学期始業式では、石下校長先生から「3年生はラスト6ヶ月。倉商卒業後のステージを決める大切な時期でもある。それぞれの「目標」を見据えた進路を歩むためにも、卒業までの「時間」を大切に過ごしてもらいたい。支えてくれた仲間や家族に輝く姿を見せるためにやりきるしかない。いつでも今を誇れる人間になって欲しい。その姿勢が1・2年生の後輩への模範となり、先輩の頼りになる大きな背中を後輩たちに見せて欲しい。
 2年生は、いろいろな行事や検定、課題に追われ、大変忙しい時期でもある。でも、くじけず、周りの仲間と一緒に壁を乗り越えて欲しい。人間は忙しいときにこそ成長する。「中だるみの学年とは言わせない」これこそが倉商2年生である。
  1年生は、やっと倉敷商業に慣れてきた頃だと思う。慣れることは悪いことではない。しかし、慣れることによる油断。入学したときの気持ちや目標を思い出して欲しい。「初心忘れるべからず。」
 2学期はいよいよ倉商祭。これから色々と準備等で忙しくなる。生徒会ならびに3年生のリーダーシップのもと、全校生徒一丸となって盛り上げよう。テーマは「ただいま日常!おかえり青春!」。感染症や熱中症への対策も確実に。学校行事を創り上げていく中で、難しいことは次々に起こる。チームにはいろんな人がいていろんな意見があり、それをまとめるのはとても難しい。悩んで当然。大事なのはみんながより良くなるためにはどうすればよいかを考えること。自分だけのことを考えていたらダメ。人間関係は特に難しい。その時のために一つだけ覚えておいて欲しいこと。「ありがとう」は人と人をつなぐ接着剤、「我慢」は潤滑油。どんな困難に出会ったとしても、もっとも大切な「仲間」や「支えてくれる人たち」は必ずそばにいる。今までどおり、「倉商」が皆さんのよりどころであり、居場所であることを忘れないで欲しい。」と式辞がありました。

 続いて表彰伝達では全国大会での表彰から順に披露されました。9月中旬に予定されている「英語スピーチコンテスト」出場の壮行式も行われました。

 【表彰伝達式】

  

  

(全国大会)
<ウエイトリフティング部>
 8/10-15 令和5年度全国高等学校体育大会第25回全国高校ウエイトリフティング女子選手権大会(士別市総合体育館)
 5位 楢本琉花(3年)

<簿記部>
 7/16 39回全国高等学校簿記競技大会(日本大学)
 団体の部 第6
 個人の部
 佳良賞 若林芙帆(3年), 平松将幸(3年)

<情報処理部>
 7/23 35回全国高等学校情報処理競技大会(日本大学)
 個人の部
 佳良賞 河野凌斗(3年)

<競算部>
 7/27 70回全国高等学校ビジネス計算競技大会(横浜武道館)
 個人総合競技
 珠算競技 佳良賞 福田真洸(3年)
 電卓競技 佳良賞 田上雄星(3年)
 種目別競技(読上算)
 電卓競技 優良賞 吉本あい(3年)

 (中国大会)
<水泳部>
 7/22-24 71回中国高等学校選手権水泳競技大会 令和5年度全国高等学校体育大会 兼 第91回日本高等学校選手権水泳競技大会中国予選会(児島地区水泳場)
 自由形200m  7位 岡田来幸(1年)
 自由形400m  8位 岡田来幸(1年)

(県大会)

  

  
<個人参加>
 7/15 令和5年度第40回全国商業高等学校英語スピーチコンテスト岡山県予選会(くらしき健康福祉プラザ)
 スピーチの部
 優勝 難波千晴(3年)
 レシテーションの部
 努力賞 松島拳慎(3年)

<陸上競技部>
 8/26-27 56回岡山県陸上競技選手権大会(岡山県総合グラウンド)
 女子走高跳 優勝 小川優生(3年)
 女子三段跳 優勝 笠原りを(3年)
 女子やり投げ 3位 田中沙弥(3年)

<応援部>
 7/8-25 105回全国高等学校野球選手権記念岡山大会(倉敷マスカットスタジアム他)
 優秀応援団賞

<剣道部>
 8/16 令和5年度岡山県高等学校剣道勝抜優勝大会(岡山武道館)
 第3

<男子ハンドボール部>
 7/17 29回岡山県高等学校ハンドボール夏季大会(倉敷体育館)
 第3

<女子ハンドボール部>
 7/17 29回岡山県高等学校ハンドボール夏季大会(倉敷体育館)
 第2

<ソフトボール部>
 8/26-27 令和5年度岡山県高等学校夏季ソフトボール選手権大会(津山西部グラウンド)
 第3

 【壮行式】

  

  
(全国大会)
<個人参加>
 9/17 令和5年度第40回全国商業高等学校英語スピーチコンテスト(東京都渋谷区)
 スピーチの部 難波千晴(3年)

 校長先生から、「昨年、レシテーション部門で準優勝。実は廊下で悔し涙を流していた姿が忘れられない。『悔しさ』には大切な部分があり、次は絶対に…とかの気持ちが、先に人を動かす力に成長することがある。今年成し遂げ、全国でしっかり活躍して欲しい。」と激励がありました。生徒会を代表して副会長から、「日々の練習の成果を発揮して頑張って欲しい。」と激励がありました。「大会では優勝できるよう、残された時間をしっかり頑張りたい。」と抱負が述べられました。難波さん、しっかり頑張ってきてください。

投稿日:2023/06/14

6月14日(水)6限終了後、全校で防災訓練を行いました。今回は火災発生を想定して避難経路と避難方法を確認しました。

  

天候の影響で、急遽体育館への集合となりましたが、スムーズに集合・点呼が完了しました。

  

副校長先生から「おさない、はしらない、しゃべらない、もどらない」を徹底して、不測の事態においても勝手な行動をせず、冷静さを失わず、周囲に注意を払いながら避難行動を行うように、と講話をいただきました。予測不能なことが起こりうる毎日の中で、危機管理意識をもって日常生活を送っていきましょう。

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投稿日:2023/05/09

 58日より新型コロナウイルス感染症対策が第5類に引き下げられ、対岡山東商業高校定期戦は4年ぶりに日常行事として、5/9(火)に多くの保護者・一般の皆様をお迎えして実施することになりました。この3年間、無念さを感じながら両校を卒業された皆さんの分まで、両校の定期戦をしっかりとやり抜くことができた思いは、本日の快晴のように忘れることはないと思います。

  

  

  

  

 昭和29年から70年目を迎えた今年の定期戦は、例年のように岡山県総合グラウンドを会場に集い、両校の運動部で9種目15競技による勝ち点(勝ち2点・負け1点)の総合点で勝敗を競ってきました。岡山東商業高校にはあと僅かなところで勝機を逃してきた大会も非常に多く、先人の方々によって引き継がれてきた大会の歴史深さを感じ取ることができます。

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

 今大会、最終野球競技前までの14競技は77敗で2121の同点でした。しかし、野球を最終競技として応援している生徒・保護者等、教職員の間にも現況は伝わっていません。野球競技終了後、野球会場で行われる閉会式での結果発表で知らされることになります。もちろん、倉商生徒・職員一同は感無量の瞬間を迎えることになりました。特にコロナ禍で中止続きの3年間。この思いは格別な瞬間であったことに間違いありません。大会の準備運営をしていただいた生徒・職員、審判員等の皆様、会場提供してくださる施設の方々、大会を厚く見守ってくださる保護者・報道関係の方々のおかげで記念すべき第70回大会を無事終了できたことは、何よりも感謝の気持ちでいっぱいです。笑顔あふれる一日となりました。たいへんありがとうございました。

投稿日:2023/04/11

11日(火) 10時より本校体育館において入学式をおこない、320名の新入生を迎えました。


新入生代表 守屋さんが宣誓をしました。

 

新入生の皆さん、『至誠剛健』 夢を育む 倉商へようこそ!

 

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投稿日:2023/03/01

本日、午前10時より本校体育館にて『第74回卒業証書授与式』が挙行されました。
岡山県議会議員 小田圭一様、同窓会会長 古市了一様、PTA会長 山縣隆志様のご臨席を賜わり、在校生、保護者、教職員が卒業生の門出を祝福しました。

卒業証書は、情報処理科(代表:永瀬裕大さん)・国際経済科(代表:井上翼さん)・商業科(代表:野崎智世さん)の順で授与されました。

 

石下義久校長が、「予測不可能な時代にあっても、至誠剛健の精神を胸に「商業」で学んだ多くのことを伝え、自分だけでなく人を幸せにできる人となって地域の未来を創造していくという使命を果たしてほしい。」と式辞を述べました。

在校生代表の2年生小西君が、「先輩方からは厳しい状況の中でも努力を惜しまずに物事に取り組むことの尊さを教えてもらった。これからは自分たちが先輩方が築いてこられた倉商の伝統を受け継いで『至誠剛健』に恥じぬよう一生懸命に頑張っていきたい。」と送辞を述べました。

卒業生代表の小野さんが、「多くの我慢を強いられた3年間だったが、だからこそ気づけたこともあった。また、自分にしっかりと向かい合った時間にもなった。家族や先生方に支えられながら皆と一緒に私達史上最高の日々を過ごすことができた。感謝に尽きない。」と答辞を述べました。

 

式の最後に、3年間でほとんど声に出して歌うことがなかった校歌をマスクを着用したまま歌いました。

 

「希望の船に棹さして 自彊撓まず進むべし」

「至誠剛健砥となして 吾等が心磨くなる」

   

「軈ては出でん商海の 荒波分けて勇ましく 日来錬へし吾が力 いざや試さん諸共に」

新型コロナウイルス感染症拡大真っただ中での高校生活3年間でありながら大きく成長した312人の皆さん、卒業おめでとう!

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投稿日:2023/01/06

 年末から新型コロナウイルス感染は第8波のピークに向かって全国的に広がる中、本校は第3学期始業式を本日迎え、いつものように「リモート配信」により行われました。
 校長先生からの式辞では、「昨年末はサッカーワールドカップ、今年はラグビーのワールドカップが開催される年。選手だけでなく、世界中の人が感動を共有し、絆を深めることを可能にしている。最近ではスポーツを「する」、「見る」、「支える」ことによって生活が豊かになるとも言われている。日本代表チーム関係者によるロッカールームの清掃や折り鶴の設置に感銘を受けた。クロアチア戦後、その折り鶴は頭を上に向け、紙コップの上で未来へはばたいているように見えた。
 皆さんに一つ知っておいてもらいたい言葉、それは「インテグリティ」。「インテグリティ」とは、高潔さ(結果にかかわらず常に正しく良いことを行うこと)・品位・完全な状態を意味する。スポーツにおける「インテグリティ」とは、「スポーツが様々な脅威により欠けるところなく、価値ある高潔な状態」を指し、暴力・ハラスメント・ドーピング等の様々な脅威からSport Integrity(スポーツにおける誠実性・健全性・高潔性)を守る取り組みのこと。部活動をひたむきに一生懸命頑張ることで、周りの人に勇気や元気、感動をもたらすことができる。だからこそ校訓のように誠実でなくてはならないのである。
 商業は「信頼」が第一。信頼を築くためには誠実でなければならない。倉商で学ぶ以上、常に正しく誠実で周りの人のことを考えられる人間であって欲しい。しかし、信頼関係を築くということは決して一人ではできない。相手がいて初めて信頼関係は築かれる。まず自分が信頼し、信頼の連鎖をつくる。それが拡がって仲間になる。常に正しく誠実な人間ばかりならそれも可能です。倉敷商業がそうであって欲しいと思う。とはいっても、人間関係は難しい。人間の悩みの原因の大半は人間関係にある。人間関係で悩んでいる人のために次の2つを伝えたい。
 一つめ、『人間は悩む存在』であるということ。人間は必然的に悩む存在。悩むことは一番苦しいが、一番尊い部分でもある。人間の一番の尊厳は悩む存在であるということ。人間は悩んでもいい。それこそが人間であるということを知っておいてもらいたい。
 二つめ、『悩みの源泉は対人関係』である。他人から評価されることはつらい。しかし、自分自身の本当の価値は他人の評価とは違う。他人の評価と人としての価値は一緒ではないということ。
 でも、『本当の幸せは対人関係の中でつくられるもの』だということも知っておいて欲しい。家族や仲間、学校の存在意義はそこにあるのかも知れない。倉敷商業が『幸せが生まれる場所、悩んでいる人の温かい居場所』であればいいと思う。その中で、これからの厳しい検定への挑戦を仲間を感じながらチームの力で乗り越えて欲しいと思う。
 次に、私が今日の節目に思うこと。それは、『卒業式を最高の式にしたい』ということ。創立110周年の年を共に過ごし、倉敷商業に新たな歴史を残してくれた3年生を全校生徒、全教職員で心からの祝福を持って送り出すこと。難しいといわれる厳粛な卒業式をみんなの手で作り上げること。そのためにも、3年生はもちろん、1・2年生も含め、最後の最後まで、一人ひとりが決して力を緩めることなく、「We are KURASHO!」の自信と誇りを持って、頑張ってくれることを期待したい。
 最後に、今、私の心の中にある大切な2つのことを伝えて式辞を終わろうと思う。
(1)「言葉の力」
 言葉や文章は自分から出たもの。つまり、自分の人格や人間性がそのまま言葉や文章に現れる。だからこそ、言葉や文章は自分自身であり命である。使い方に気を付けて欲しい。できればプラスの言葉を使いたい。「ありがとう」は最高の言葉になる。
(2)玉島にゆかりのある良寛和尚の句
『いかなるが 苦しきものと 問ふならば 人を隔つる 心と答へよ』(どのようなことが、辛いものであるかと聞くならば、人を見下す心だと答えなさい)
 みんなに居場所があればいいなあと思う。少なくとも倉敷商業はみんなの居場所であって欲しいと思う。寒さも本格的になってくるので、体調には万全の注意を払って欲しい。倉商111周年の年が、皆さんにとって最高の年となりますように。」と述べられました。

 続く校歌は「黙唱」とし、次のよう「表彰・壮行」式が行われました。

☆☆ 表彰伝達 ☆☆

【県大会】
《女子ハンドボール部》
 12/18-27 第54回岡山県高等学校ハンドボール選手権大会(中山運動公園体育館)
     優勝

《男子ハンドボール部》
 12/18-27 第54回岡山県高等学校ハンドボール選手権大会(中山運動公園体育館)
     第2位 

☆☆ 壮行式 ☆☆

【中国大会】
《女子ハンドボール部》
 2/3-5 第46回全国高等学校ハンドボール選抜大会中国地区予選会(山口県周南市)

《男子ハンドボール部》
 2/3-5 第46回全国高等学校ハンドボール選抜大会中国地区予選会(山口県周南市)

 生徒を代表して生徒会長の三宅さんから、「女子は優勝、男子は準優勝と素晴らしい成績となりおめでとうございます。中国大会では3位以内で中国大会を抜け全国大会へ進められるので、日々の努力を発揮できるよう頑張ってください」と激励の挨拶がありました。
 校長先生からは、「日々の成果が実り中国大会が決まった。先程の式辞でも伝えたように、スポーツには「する」「観る」「支える」3つの側面がある。皆さんは「する」立場、観る側の立場からは、皆さんの「ひたむきさ」「一生懸命さ」により感動を与えて欲しい。普段の練習から努力を惜しまず何が足らないかを求め過ごして欲しい。「支える」人も感謝の気持ちを忘れずに大会に臨んで欲しい。倉商はひたむきで一生懸命な皆さんを応援している」と激励の挨拶がありました。
 出場者を代表して女子ハンドボール部の井上さんから、「中国大会では岡山県代表として全力で戦い、全国大会への切符を勝ち取れるよう精一杯頑張りたい」と抱負が述べられました。

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投稿日:2022/10/04

 体育の部2日目も天候に恵まれ残暑の厳しい中での実施となりました。今年は試行的に「体育館」を会場に開催することで、残暑が長引く昨今の「熱中症対策」や「駐車場対策」のため、「水島緑地福田運動公園体育館」で希望される3年生保護者の皆様をお迎えして開催することになりました。もちろん、例年運動場で実施する大会プログラムとは内容や時間も大きく異なりますが、大きな問題もなく開催できたと思われます。

 開会式では体育委員長の藤森君からの開会宣言の後、校長先生から「今日、この体育館で体育の部が開催できることは、生徒の皆さんの準備、生徒会・先生方・保護者の皆様のおかげ。ここの施設は水島工業地帯と住宅街の緩衝地として設けられたと聞く。その場を訪れないと関連する歴史にも触れられることができない。自分だけではない。周りの方々も幸せにできる。これが『商業の教え(三方よし)』。倉商生ならそのことに気付いて欲しい。君たちの頑張りは私たちに元気を与える。今日は最高の仲間と最高の時を過ごし、最高の交流を築こう。倉商110祭だヨ!全員集合!We are 倉商!」とご挨拶いただきました。

 生徒会長の阿部君からは「今日は倉商祭最後の勝敗のかかる最終日。一致団結して頑張ろう!Do your best!」競技委員長の原君(陸上競技部)から競技場の注意が告げられました。最後に選手を代表して永瀬君(陸上競技部)から「創立110周年の最高の舞台で競技できることを誇りに思い、正々堂々競技することを誓います。」と選手宣誓が告げられました。以下、本日の内容もプログラム順にしたがって写真にてご紹介します。

 (1)ブロック対抗学年別雑巾がけリレー

(2)クラス対抗R<2年>

(3)長縄跳び

(4)クラス対抗R<3年>

(5)障害物競走

(6)綱引き

   

(7)部活動対抗R

(8)台風の目

(9)クラス対抗R<1年>

10)ブロック対抗R

11)ブロックパフォーマンス



12)閉会式

 宮原副校長先生より「今日は全ての競技に感動した。特にブロックパフォーマンスは各ブロックでハイレベルの内容で、観ていて鳥肌が立った。何よりもそれ以上に感動したのは、仲間を応援する姿、お互いを励まし合う姿、喜び合う姿に感動した。今後も、進路決定や検定試験の結果についても同様にこの姿を見せて欲しい。この後の片付け、無事に帰宅する、コロナの感染を広げない。明日からの学校生活を無事迎えるためにもしっかり意識して欲しい。」と閉会のご挨拶がありました。校歌斉唱の後、大会副委員長の品田君より閉会宣言がありました。

(表彰)
<ブロックパフォーマンス> 緑ブロック
<応援バック絵> 赤ブロック
<競技> 黄ブロック
<倉商祭総合> 赤ブロック 

<スマイルコレクション>

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投稿日:2022/10/03

 週末を挟んで、今日は「倉商祭」第3日目。「体育の部」の1日目になります。たいへん天候に恵まれている今年、新型コロナ感染対策はずっと取り組まれていますが、残暑が長引く昨今で「熱中症対策」が大きな課題となっています。今年は「体育の部」を体育館で実施することを計画してきました。本校ではフィールド競技に位置付けている「ハンドボール投げ」と「走り高跳び」の決勝と、「綱引き」の予選を本日行いました。3年生は最後の年につき体育館での観戦、2・1年生は各教室でのリモート配信で観戦し、出場者のみ体育館へ集合・参戦しました。

 開会行事では、生徒会より「クラショっジャンボ」の総額ポイントが発表され、赤ブロック:4,000ポイント、青ブロックと黄ブロック:6,000ポイント、緑ブロックはダントツの12,000ポイントが加算されました。文化の部では各学年毎の成績発表も行われました。

1年生:ステージ発表 11-3~スーパーマリオ 3Dワールド~ 第2位:1-1 第3位1-5

2年生:EXPO 12-6すたじおじぶり 第2位:2-3 第3位2-8

3年生:縁日 1位3-3:はらぺこっけいの森 第2位:3-1 第3位:3-8

体育の部:第1日
ハンドボール投げ(女子)
1位:(2年)井上さん:40.0M 2位(3年)赤堀さん:37.5M 3位:(3年)加藤さん:33.1M


走り高跳び(男子)※印は陸上競技部に課せたハンディ
1位:(3年)長瀨くん:200cm-30cm ※ 2位:(2年)原くん:170cm-10cm ※ 3位:(2年)大島くん:155cm

 綱引き(予選)
1年生 赤ブロ×緑ブロ=緑ブロック  青ブロ×黄ブロ=黄ブロック

2年生 赤ブロ×青ブロ=赤ブロック  緑ブロ×黄ブロ=黄ブロック

3年生 赤ブロ×緑ブロ=赤ブロック  青ブロ×黄ブロ=黄ブロック

 明日は「倉商祭」最終日、一生懸命に取り組み楽しんでください。思い出に残る一日しましょう!

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投稿日:2022/09/30

 2日目も晴天で初秋を感じる清々しい一日となりました。

 今日も2・3年生は昨日に続き、アトラクション2日目となります。地元メディアの取材も入り、各クラスはとてもはりきっています。体育館では昨日の「歌うま選手権」の表彰が行われ、3年生の石井君の表彰伝達が行われました。続いて第2日目最初のプログラムとして、書道パフォーマンスが披露され、1年生のステージ発表がメインとして行事は行われました。昨日から未掲載の2年生アトラクション(EXPO)からクラス毎にご紹介します。

<開会行事>

<書道パフォーマンス>

2年生 アトラクション<EXPO>(エキスポ)
2-1「ジュラシックワールド」

2-2「はちゃめちゃ ミニオンランド」

2-3「Beauty and the Beast」

2-4「モンスターパニック IN 2-4」

2-5「Universal Spongebob Japan」

2-6「すたじおじぶり」

2-7「トイストーリー」

2-8「2-8 スーパーマリオ ワールド」

2年生 ステージ発表
1-1「妹尾組の下剋上」

1-2「ダンス レボリューション」

1-3「~スーパーマリオ 3Dワールド~」

1-4「Let’s Dancing」

1-5「コンフィデンズマン5組 ~1-5の世界へようこそ~」

1-6「Tik ROK メドレー」

1-7「ワンピース」

1-8「8組だましい!」

 閉会式前には、今秋に栃木県で開催される「いちご一会とちぎ国体・とちぎ大会」に出場する次の4名の壮行式が行われました。1人ひとり出場にあたり抱負が述べられました。

<壮行式>
いちご一会とちぎ国体・とちぎ大会 第77回国民体育大会・第22回全国障害者スポーツ大会
     剣道部 香井大和(2年)
 ハンドボール部 武本 駿(3年)
   陸上競技部 永瀨裕大(3年)
     〃   島田柚葉(3年)


<閉会式>
 生徒会副会長の宍戸君から倉商祭「文化の部」(2日間)の労いと後半戦の「体育の部」も頑張ろうと皆さんに呼びかけの挨拶がありました。続いて生徒会の特別企画で各ブロックに加点ポイントが付く「クラショっジャンボ」の公開抽選会を行いました。結果は「1250」と「6916」でした。最後に教頭先生より各団体の要約紹介を簡潔に分かりやすくまとめられご紹介がありました。教頭先生自ら全体評価を「○」をいただきました。

 11/10の創立110周年記念式典等で配付予定のクリアファイルやドリップコーヒー等のパッケージデザインを本校の商業研究部の皆さんが担当され、個々の担当者の紹介で文化の部の幕を閉じました。コロナ禍で昨年よりも深化された工夫で練り上げられた企画を生徒会の皆さんありがとうございました。

<スマイルコレクション>




投稿日:2022/09/29

 創立110周年記念行事の最初の行事として『倉商祭』が晴天のもと今年もリモート配信等で工夫を凝らしながら開催されました。

 開会行事にて校長先生からは「創立110周年記念の特別な倉商祭の開幕にあたって、新型コロナ感染対策を施しながら生徒会の皆さん、保護者・教員等のご協力のもと何とか開催できることになった。個々の準備過程でなかなか意見がまとまらず多くの難局があったかも知れないが、「ありがとう」というキーワードで何度その難局を乗り越えてきたであろうか。皆さんはいっそう強く・優しくなったと思う。テーマ『倉商110祭だヨ!全員集合』にそって皆さんと一緒にお祝いしたい。文化とは何か。皆さんが少しずつでもよいと思ったことを積み重ねて欲しい。」とご挨拶が述べられました。

 生徒会長の阿部君より「待ちに待った倉商祭(文化の部)の始まりです。コロナ禍の開催で多くの制限がありながら、各クラス・委員会・部活動等でお互いに協力して、よりよい内容に仕上げられたと思う。多くの皆さんを迎えてお互いに高められたらよいと思う。各ブロック総合優勝を目指して頑張ろう!」と挨拶がありました。

 続いて文化委員長の下宮さんより「感染症対策の具体とリモート配信に対応したスマホの特別ルールについて確認し、最高の思い出づくりにしよう。」と挨拶がありました。

 開会式の後の体育館行事を各教室・会場でリモート配信され、各催し物に移りました。内容については写真でご紹介します。なお、本日の2年生の内容は掲載写真数の都合により、明日の1年生のステージ演奏と一緒にご紹介します。

<開会行事>

<フォークソング同好会>
 

<吹奏楽部> マーチング テーマタイトル「TIME」

<演劇部> 

3年生 アトラクション【縁日】
3-1「それいけ!スナイパーマン!」

3-2「てつやとみやこ LOVEキューピット」

3-3「はらぺこっけいの森」

3-4「長谷宏樹 降臨ゲーム」

3-5「うーたんと一緒にぐるぐるどっか~ん!」

3-6「ミニオンに好物を! Let’s go fishing!」

3-7「蹴って良し!作って良し!長瀬崇良!」

3-8「さんぱち with ジョージ」

<茶道部>

<写真部>

<美術選択者>
 

<書道選択者・書道部>

<生花部>

<図書委員会>

<有志:ダンス>

<有志:倉商歌うま選手権>

<今日のスマイルコレクション>


 

 

 

投稿日:2022/08/31

 2学期がスタートしました。校長先生の式辞では次のように、生徒の皆さんへ伝えられました。

「これまでのコロナ禍で、部活動の発表の機会や行事の多くを失ってきた。この経験から、当たり前が当たり前でなくなり、発表や行事の本質は『学び』で、大切な『成長』の機会であったということや、この期間に『学び』や『成長』の機会は、工夫して別の場面や方法に置き換えることができた。失ったものに対する『苦しみ』や『我慢』は、私たち自身の成長へもつながることを学んだ。『厳しさ』は私たちを育ててくれるものだとも思う。
 1学期に工夫して実現できた『定期戦』。とても感動的な行事で、仲間が一つになった瞬間でもある。こういう時間をこれからも増やし大切にしたい。2学期には110周年記念式典や倉商祭という大切な行事を迎える。現在の感染状況を考えると、これからも厳しい決断をすることになるかもしれない。しかし、どんな困難に出会ったとしても、今まで通り倉商がみなさんのよりどころであり、居場所であることを決して忘れてはならない。
 3年生の皆さんには、仲間のために雰囲気をつくって欲しい。何か大きなことを残すのではなく、残された日々を大切に、精一杯、心を込めて過ごしていくことが重要。後輩への模範となり、倉商のよりよい校風、伝統として引き継がれていくことになる。先輩として頼りになる大きな背中を後輩たちに見せ、自分に負けず、学年目標『有終の美 ~鼓舞・飛躍・巣立~』を達成して欲しい。
 2年生の皆さんには、残念ながらよく『中だるみの学年』と言われる。特に2学期の中間考査は成績が下降する傾向にあり、行事や検定、課題に追われ大変忙しい時期となる。人間は忙しいときにこそ成長できる。『中だるみの学年とは言わせない』『もっとも充実した学年にする』、これこそが倉商2年生。学年目標の『基礎を大切にし、進路実現に向けて行動する』を目指して欲しい。
 1年生の皆さんには、スタートは学級閉鎖等が多く、やっと倉敷商業に慣れてきた頃。慣れることは悪いことではない。良くないのは慣れることによる油断。入学したときの気持ちや目標を思い出すこと。『初心忘るべからず』そして、学年目標『新生 ①時間厳守 ②整理整頓 ③挨拶励行』を確認して欲しい。
2学期、特別な倉商祭に向け忙しくなってきる。生徒会ならびに3年生のリーダーシップのもと、全校生徒一丸となって盛り上げていこう。大切なのは『自分そして仲間としっかりと考え、判断し、行動すること』。しかし、しっかり考えて判断し行動しても難しいことは次々に起こります。人間関係は特に難しい。その時のために『ありがとう』は人と人をつなぐ接着剤、『我慢』は潤滑油。これからも感染症対策、そして熱中症対策を徹底しながら共に前に進もう。全校生徒一人ひとりがそれぞれの目標に対し、粘り強く、最後まであきらめず、悔いを残さない2学期となるようお互いに頑張ろう。」と述べられました。

☆☆ 表彰伝達 ☆☆
【全国大会】
《簿記部》
 7/25 第38回全国高等学校簿記競技大会(東京・日本工学院専門学校)
 <団 体> 第9位
 <個 人> 佳良賞 若林芙帆(2年)

《書道部》
 8/3 第46回全国高等学校総合文化祭 書道部門(東京都美術館)
  奨励賞 大成舞音(3年)

 【中国大会】

《簿記部》
 7/18 令和4年度全国簿記競技大会中国地区予選(岡山・倉敷商業高校)
 <団 体> 優 勝
 <個 人> 優 勝 德地勝仁(2年)
       第2位 中田里菜子(2年)
       第3位 荻野 舞(3年)

《競算部》
 7/18 令和4年度全国電卓競技大会中国地区予選(岡山・倉敷商業高校)
 <団 体> 優 勝
 <個 人> 優 勝 木村宇陽(3年)
       準優勝 原田琉亜(1年)

【県大会】

《ESS同好会》
 7/16 第39回全国商業高等学校英語スピーチコンテスト岡山県予選会(県立岡山東商業高等学校)
 <スピーチの部>
  優 勝 田中菜々子(3年)
 <レシテーションの部>
  準優勝 難波千晴(2年)

《女子ハンドボール部》
 7/16-18 第28回岡山県高等学校ハンドボール夏季大会(倉敷体育館他)
  優 勝

《吹奏楽部》
 8/8 第63回岡山県吹奏楽コンクール高等学校A部門(倉敷市民会館)
  銀 賞

《ソフトボール部》
 8/27-28 令和4年度岡山県高等学校夏季ソフトボール選手権大会(笠岡スポーツ公園)
  第3位

《書道部》
 8/28 第68回岡山県児童生徒書道展(天満屋岡山店6階葦川会館)
  山陽新聞社長賞 川田幸茉(3年)
  岡山県知事賞 大成舞音(3年)
  岡山市長賞 田中彩月(2年)
  審査委員長賞 野崎智世(3年)

☆☆ 壮行式 ☆☆
【全国大会】
《簿記部》
 9/4 令和4年度全国簿記競技大会全国大会(東京都)
  荻野 舞(3年),德地勝仁(2年),中田里菜子(2年)

《競算部》
 9/4 令和4年度全国電卓競技大会全国大会(東京都)
  芝 仙太郎(3年),木村宇陽(3年),原田琉亜(1年)

《ESS同好会》
 9/18 第39回全国商業高等学校英語スピーチコンテスト(東京都)
  田中菜々子(3年)

 校長先生から「商業の学びを中心とする部活動が全国大会出場できることを大変うれしく思う。各競技に当たり緊張されると思うがリラックスして臨んで欲しい。練習は本番のように、本番は練習のように。頑張ってきて欲しい。」と激励の挨拶がありました。選手を代表して簿記部の德地君より「全国大会では練習した成果が存分に果たせるよう頑張りたい。」と抱負が述べられました。

投稿日:2022/06/09

 今年の生徒総会、新型コロナウイルスの感染者も減少しつつありますが、まだ終息の兆しが見通せないまま、昨年度と同様、今年もGoogle Meetでリモート開催されることになりました。生徒会長の阿部君の挨拶のあと議長が選任され、生徒会執行部から7つの議案が提示され審議されました。まずは、昨年度全体の活動報告。続いて会計報告とその監査報告。そして、今年度の基調提案、生徒会・各種委員会による活動計画とその予算案が説明されました。

 第5号議案「フォークソング同好会の改名について」は時代の変化に対応して、当該の同好会より要望が有り、令和5年度より「軽音楽同好会」に変更されることになりました。 

 第6号議案「倉商祭について」は、ブロック編成やブロックカラーの抽選。抽選の模様をリアルタイムで伝えられ、見守る各教室から歓声や悲鳴など校内に響き渡りました。

 第7号議案「令和4年度クラス目標」では、各クラスの年間目標の発表とその説明が発表の都度、各教室からホームルーム委員等が発表しました。大切な目標なので、例年通りこのページに示し残しておきます。年度末にはこの目標に対して、成果発表が行われる予定です。クラスみんなで取り組み達成できるよう頑張りましょう。

 なお、これまでのコロナ禍で延期されていた「対岡山東商業定期戦」の開催に向け、生徒会が主催し総決起集会が行われました。過去2年間中止となり、在校生でその内容を経験する者がなく、現在教育実習で来られている4名の先輩方から在学時代の定期戦の様子をお聞きすることができました。

 明日から、いよいよ定期戦開会式での応援練習が始まります。伝統の定期戦を復活させ、しっかり継承させましょう!

投稿日:2022/04/11

 春爛漫の陽気に煽(あお)られ、大樹サクラは一足早く「葉桜」に変わり、上方へ少々の花を残すばかりとなりました。晴天のもと真新しい制服に袖をとおし、新入生の皆さんはまぶしいほどに輝いていました。在校生の皆さんは新型コロナ感染症対策のため家庭学習日となり、自宅にてリモート配信を閲覧しての入学式となりました。

 石下校長先生から「明治45年に地元の期待を担って創立され今年百十周年。『至誠剛健』は私たちから最も大切されている言葉。『至誠』とは「極めて誠実なことでこの上なく純粋であること」を表す。『剛健』とは「心身共に健やかに強くどんな困難にも決してくじけないこと」をいう。学習・学校行事・部活動に取り組む姿勢や人との付き合い方が大切なのが『至誠剛健』の精神である。この言葉の意味をしっかり心に刻み様々な活動に積極的に取り組み充実した高校生活を送って欲しい。倉商入学は決してゴールではない。皆さんの『夢』に向かって走り出すスタート地点に今立っている。この高校時代をどう過ごすか、つまり自己の確立ができるかどうかが、その後の人生を大きく左右することになる。賢い決意と覚悟をもって次の二つのことを大切に高校生活に励んで欲しい。

 第一に自分の心の中に『誇りを育てる』こと。倉商生として、地域・家族に対する誇り。誇りが育つことで、将来自分を育ててくれた方々にどのように恩返しするか想いが湧くようになる。その想いを大切に、将来よりよい社会づくりに貢献する人になって欲しい。

 第二に『信頼を育む』こと。授業・部活動・学校行事・ボランティア活動に仲間と共に主体的に参加すること。積極的に参加することで豊かな人間性を養い、先輩後輩との関わりの中で健康な心身の成長を図ることができる。

 今まで支えてくれた方々への感謝を忘れず、これから迎えるかもしれない試練を乗り越えるためにも「チーム倉商」の一人として仲間同士が助け合い、信頼や思いやりの心を育み、共に頑張ってくれることを期待したい。」と式辞が述べられました。

 来賓を代表して濵砂PTA会長様より「コロナ禍で制約された生活を送っている。本来なら在校生の23年生の先輩たちが肩を組み、体育館の床を揺らす校歌斉唱で新入生たちはたいへん驚いているところである。校訓の『至誠剛健』のもと、地域のビジネスリーダーの育成を目指し、生徒ひとり一人が倉商の誇りと自覚を持ち、夢への実現に向け日々の学習や課外活動に取り組んでいる。学校目標の一つに「全商三種目1級取得」があり、近年は連続して200名を超えて全国の商業高校の中でも高い実績を残している。また全国レベルの結果を残す部活動も多くなり、部活動を通じ心身を鍛え挨拶・礼儀・マナー等の社会的基礎力が養われている。100年を超える歴史と伝統で築きあげられた信頼により多くの企業から高い評価を得られている。先輩や仲間との絆を深め、今日からの高校生活を有意義なものにして欲しい。」とご祝辞をいただきました。

 新入生を代表して原田さんから「憧れの倉商生として第一歩を踏み出し、9年間の義務教育を終え、初めて自分自身で切り開いた環境に不安はありつつも、それ以上の期待と希望で胸が一杯です。これから始まる長いようで短い三年間の中で一日一日を大切に、ひとり一人の目標や夢に向かって全力で挑みたいが、一人では乗り越えられない時には先生方先輩方そして保護者の皆様の力強い後押しをお願いしたい。新入生一同は『至誠剛健』の校訓のもと倉商生としての責任と誇りを持ち、先輩方が築いた伝統を大切にし、新制服第一期生として倉商の新たな歴史を刻み、有意義な学校生活を送りたい。」と誓詩がありました。その後担任紹介が行われ、各クラスでのクラス開きがありました。

 入学式の後、中庭では新制服をまとった姿でクラス写真をとりました。お天気もよく新制服がたいへん輝いていました。新入生の皆さん、ご入学おめでとうございました。

 新制服(女子)は次のように新調されました。男子も同様に紺のブレザーとスラックスになっています。

 

 

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投稿日:2022/04/08

 久しぶりの登校で迎えた新学期。諸行事はリモート配信で各教室にて参加することになりました。

 最初の新任式では12名の先生方をお迎えして教頭先生からご紹介がありました。新任者を代表して石下校長先生から「創立110周年の記念すべき年に赴任できて大変うれしく思う。皆さんと共に至誠剛健を目指したい。」と赴任のご挨拶がありました。

 続いて始業式に移り「来週には新入生を迎え全校が揃い名実ともに新年度がスタートする。コロナ禍でこの2年間は日常に戻れず、学校や部活動の『本質』は何か考えたのではないか。大切な周りの方々を守るため、徹底した対策でこれからも対応して欲しい。高校生活3年間は長い人生の通過点に過ぎないが、大切なことを学ぶ場でもある。感染症による不安は拭えないが、そんな時だからこそ正しい情報を見定め今できることを着実にこなす事が大切。今日から新しい環境の中で目先の目的だけで無く、背伸びしてもう少し先の目標も見つめて欲しい。卒業時の進路決定はゴールでなく通過点である。その先に自分にとって必要なことを考え準備して欲しい。社会人として認められることは何なのか。この3年間で学ぶべき事をしっかり見つけて欲しい。本校のミッションの1つ『地域に信頼される学校作りの実現』をするためには、自分一人の幸せを追求するだけでなく、他人の幸せを願い他人の不幸を悲しむ人間でなければならない。我々が学ぶ『商業』は信頼がないと成り立たない。校訓の『至誠』とはこのことを意味している。110周年の色々な行事をとおして地域の人とふれあい、地域生活の息吹を感じ取って欲しい。その中で人を幸せにする仕組みやヒントがあるかも知れない。これこそが商業を学ぶ意味なのかも知れない。そのために必要な力を身に付けて欲しい。常に仲間を意識し仲間のために行動できることで『倉商が皆の居場所』となれるよう今年度をスタートして欲しい。」と式辞が述べられました。

 続いて表彰伝達として昨年度『多読賞』が次のように披露されました。

【表彰伝達】

 ☆多読賞
  安東志真,原 孝輔,板鼻優希,河田陽菜,木村宇陽(3年)
  稲田葉月,岩井香穗,髙巣さくら,大塚理久,仁科陽菜(2年)

 諸連絡では、進路指導部・教務部・生徒指導部・厚生保健部の順で「至誠剛健」の四文字のテーマで目指すべく目標が教示されました。

 ここまで旧担任が各教室に入っていましたが、新担任紹介がライブ配信で伝えられ、遠く離れた教室からは拍手や歓声が届き、楽しいクラス開きとなりました。

  台風の北上と接近に伴い気温が上昇しサクラの花もかなり散ってしまいましたが、新入生の入学式を心待ちにしています。入学式は新1年生と保護者の方々のみ出席で在校生は家庭学習日となります。Google Classroom「R04_リモート配信用」にて「YouTube 限定公開」のリンクが紹介されます。新入生の皆さんにより110周年の『新風』を是非巻き起こしてください。

 新入生保護者の方々の皆様、ご来校の際は駐車スペースが非常に狭いため、なるべく公共交通機関をご利用ください。先日お越しの際にご覧いただいた「中学生の方へ」の「入学予定者説明会」同様に自家用車による登下校の方法についてご協力ください


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投稿日:2022/03/18

【表彰伝達式】

<県大会>
☆男子バレーボール部
 1/15-22 令和3年度岡山県高等学校バレーボール新人大会(瀬戸町体育館他)
 男子の部 第4

☆剣道部(女子)
 3/6 31回全国高等学校剣道選抜大会岡山県予選会(ジップアリーナ)
 女子の部 第3

☆作文
 第67回青少年読書感想文岡山県コンクール
 入選 市川優花(2年) 佳作 岡 椿(1年)

 第41回全国高校生読書体験記コンクール
 優良賞 松本奈々(2年) 
※松本さんの受賞に伴い、学校賞として「集英社文庫50冊セット」が学校に贈呈されています。図書館にありますので倉商生の皆さんは利用してください。

☆英語スピーチ
 第5回上代(かじろ)杯高校生英語プレゼンテーションコンテスト(山陽学園大学)
 審査員特別賞 市川優花(2年) 

☆個人(スキー競技)
 第60回岡山県高等学校総合体育大会スキー競技(鳥取:大山ホワイトリゾート)
 男子スラローム 第3位 鶴旨諒大 (2年) 

【壮行式】

<全国大会>
 3/24 45回全国高等学校ハンドボール選抜大会(愛知県豊田市他)
 女子ハンドボール部(16名)

 校長先生からは「3学期当初予定されていた中国大会が新型コロナ感染予防のため中止となり、各都道府県優勝校が出場することになった。この間まん延防止等特別措置により練習することさえ制限され、いよいよ大会本番の一週間前になった。倉敷商業の持ち前の粘り強さで、一戦一戦しっかりと戦い抜いて欲しい。」と激励がありました。

 生徒を代表して生徒会副会長の宍戸君から「連日一生懸命練習を重ねてきた成果が全国大会出場に繋がった。全国大会は内容のレベルが上がり難しくなると思うが、チームワークや練習成果で勝ち進める。生徒皆で応援しているので頑張って欲しい。」と激励がありました。

 全校で応援歌を黙唱の後、選手を代表して加藤さんから「ひとり一人が確実に力を付け、一回りも二回りも成長していると思う。応援してくれる皆さんの期待に応えられるよう全力で頑張りたい。」と抱負が述べられました。

【3学期終業式】
 校長先生からは「一昨日自然災害の福島・宮城県沖大地震、世界情勢ではウクライナへの。ロシア軍事侵攻など予想できないことが次々起こっている。ウクライナ支援のために鳥取県の高校生が始めた募金活動など自分たちには何が出来るだろうか。困っている方々の痛みを理解し自分たちには何が出来るか、他人事でなく自分事で捉え考える人であって欲しい。

 4年前本校へ赴任した年に西日本豪雨災害に遭った。その時、本校の卒業生が自発的に呼び掛け、卒業後も残していた制服や教材教具を学校へ届けてくれた。被災された方々のためすぐ行動に起こせる卒業生を誇りに思った。皆さんにも今後同様の思いや行動がとれる伝統を継承して欲しい。

 商業の授業や講演会等でも耳にする近江商人『三方よし』について話したい。もともと江戸時代、近江地方(琵琶湖周辺)の商(あきな)いの教えで、商業・商人だけでなく全ての事に当てはまる話なのでよく理解しておいて欲しい。当時は近江地方から東北や北関東など遠方まで行商に回っていた。全国の困窮地域から裕福な地域まで行商する中、自分だけ利益が得るのでなく今後も同じ地域で行商が続けられるためにも、持続的に地域の方々の暮らし場が存続できることが大切。『売り手よし、買い手よし、世間よし』売り手、買い手の双方が満足するだけでなく、その地域がよりよい社会で持続しないと商いも続かないということ。『世間よし』とは簡単に社会貢献をすること。CSR(企業の社会的責任)において大半企業の経営理念には社会貢献を含んでいる。口先だけで社会貢献を唱え、儲け主義に偏る企業はやがて経営が傾き倒産することを歴史が物語っている。皆さんが将来目指す企業の経営理念にどのような社会貢献が謳われているか探して欲しい。心の底から共感できる経営理念の企業を選ぶべき。近江地方に所縁(ゆかり)のある企業に東証一部上場の大手企業が多い。自然災害時に衣料品や食料品スーパー等がいち早く営業再開するのも、利益を度外視して生活に必要なものを地域に提供して復興に貢献するためである。この活動は『買い手よし、世間よし』を最優先していることになる。2年生は近江商人の『三方よし』の理念をしっかり理解して、よりよい進路選択をして欲しい。

 半月前の卒業式の送辞では『倉商祭等で下級生をリードする先輩の存在の大きさを立派に引き継ぎたい。』答辞では『我らを支えてくれた周囲への感謝、後輩へ常識にとらわれず新しい歴史を作って欲しい。』式辞では『至誠剛健の至誠を貫く、何よりも誠実に生きて欲しい。』と伝え校歌を贈った。一つの学校で創立以来一つの校訓・校歌が継承されている学校は少ない。だからこそ卒業生の愛着や地域からの信頼も高く素晴らしい学校であることを自負して欲しい。学年末の終業式を機にこの一年かどれだけ成長できたか、新しい人に出会えたことに感謝し、心を尽くしてこれからの出会いを大切にして欲しい。」と式辞が述べられました。

 校歌を全員で黙唱した後、今年度で定年退職される校長先生に代表して生徒会長の阿部君から最後の授業(式辞)について「本校の校長先生として、私たち生徒ひとり一人に向き合い多くの行事等で熱意の高いメッセージをいただいた。卒業式では全体で校歌が歌えない中、代表して独唱していただきその想いが伝わった。校長先生が、川井校長先生でよかったと改めて思いました。」と謝辞が贈られました。続いて副会長の小野さんから花束が贈られました。校長先生、長い教員生活お疲れ様でした。そして心を尽くされた倉商での4年間をありがとうございました。

 校内『サクラだより』今日は気温が下がり生憎の雨天となりました。開花直前で、倉敷商業高校中庭のサクラ(ソメイヨシノ)は明日にも開花しそうです。お楽しみに… 。

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投稿日:2022/03/01

 卒業生の多くは昨夜なかなか寝付けなかったのでは…。コロナ禍で昨年に引き続き、会場となる体育館には在校生不在の第73回卒業証書授与式です。卒業証書は、情報処理科(代表:三野優人君)・国際経済科(代表:浅原杏奈さん)・商業科(代表:池上羽雪さん)の順で授与されました。

 校長先生からは「卒業生の皆さんは、『令和』の元号に切り替わる直前に入学。コロナ禍の厳しい日々ではあったが、定期戦代替行事や倉商祭など強力なリーダシップを発揮し、アイデアと工夫で新しい歴史を作り出して後輩たちを導いてくれた。今日を迎えられたことは、個々の努力は勿論、皆さんを見守り支え導いてくれた家族や先生方、一緒に喜び悩んでくれた友人など多くの存在があったことを忘れてはならない。校歌や校訓に示されている「至誠」の精神は高校時代だけの教えでなく、これから世の中を渡っていく皆さんのヒントになる。「至誠剛健」を胸に刻み、心豊かな人生を送って欲しい。」と式辞を述べられ、今年度でご定年を迎えられる想いを「校歌」に寄せて最後に独唱してくださいました。

  在校生を代表して2年生の小野さんからは「いつも明るく笑顔が絶えない先輩方に少しでも近づけるように背中を追いかけてきた。そんな日々が今日で終わることが寂しい。二年連続で開催できなかった定期戦の代替行事『Toshiyuki Cup』、各競技にて取り組み仲間同士で称え合う姿は大変格好良く先輩方の存在の大きさを感じられた。進学や就職の進路準備と重なって忙しい『倉商祭』、様々な場面で学校全体を引っ張り盛り上げ、思い出に残る充実した4日間を送ることができた。大先輩、星野仙一さんのお言葉『大変という意味は大きく変わること。ピンチはチャンスの前触れ。大難を忍ぶものは大善を引き起こす。』自分を信じて前を向いて歩むことで必ず乗り越えられる。その先には一回りも二回りも成長した自分がいるはず。自身の可能性を信じて一歩ずつ歩んで欲しい。」と送辞が述べられました。

 卒業生を代表して片山君から「3年前不安と期待、そして大きな希望を抱いて倉商の校門を叩いた。先輩方が入学式で全員肩を組んで校歌を熱唱する姿に圧倒された。その雰囲気が忘れられず、笠岡での一日LHR。往路のバス移動から校歌の練習は始まり、一日の最後にクラス毎に大声で歌う恥じらいは一つもなかった。伝統の定期戦や倉商祭もしっかり味わえた。しかし、2年生で大流行となった新型コロナウイルス。伝統の定期戦や倉商祭も日常として出来なくなり、思い出の『修学旅行』も中止となった。新チームで取り組んだ部活動。『夢を諦めるな!』と励まされ目標の夏の選手権大会となる『甲子園』を体験することができた。この先のコロナ禍でも諦めず、『思考は現実化する』という言葉を信じ、常識にとらわれず新しい時代を築いて欲しい。家族には思春期で大変迷惑を掛けた時期もあり、今やっとその有り難さに気付く。コロナ禍で不平不満が積もる中、同級生の皆がいたからこそ乗り越えられた。クラスに溢れる笑顔に助けられた。『人は一生のうちに逢うべき人に必ず逢える。しかも、一瞬早すぎず、一瞬遅すぎない時に。』3年生の皆がそうでした。本当にありがとう。」と答辞が述べられました。

 卒業式後、保護者を代表して三宅様より謝辞を拝聴し、岡村学年主任よりお礼の言葉がありました。コロナ禍で来賓等のご祝辞は省略、保護者の皆様を交えた最後のLHRも2年連続で出来ませんでしたが、各クラスでは担任と最後のひと時を思い出深く残すことが出来ました。

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投稿日:2022/02/28

 明日は第73回卒業証書授与式。予行に先立って「同窓会入会式」が古市同窓会長様のご臨席のもと行われました。古市様より「創立110周年、卒業生を2万8千有余名輩出する本校で、今後は『同窓会』に参加し、恩返しすることが大切。明治35年、大原孫三郎氏により私立倉敷商業補習学校を開設。当時の様子を倉敷市民創作オリジナルミュージカル「サキガケ~真友と描いた夢〜」を倉敷芸文館から3/20(日)16:30 KCT(倉敷ケーブルテレビ)で生中継(YouTube同時配信)される予定なので是非見て欲しい。私は高校3年のとき、『ぶっかけ』を日本一にすること、プロ歌手になることを目標としていた。倉商の卒業生として誇り高く過ごして欲しい。成人式にはお祝いに是非駆けつけたい。」とご祝辞をいただきました。祝福に東日本震災エールソングとして自費制作しているCD神様は見ているよ』(←YouTube PVリンク)をステージ上で熱唱してくださいました。

 続いて濵砂PTA会長様から生徒代表の磯山君に卒業記念品を贈呈。「倉敷商業高校で3年間培ったことを卒業後も活かして欲しい。」とご祝辞を賜りました。本来なら12年生と共に全学年が揃って「卒業式予行」を行うはずですが、新型コロナウイルスの感染防止のため、限定公開での「YouTube」ライブ配信となりました。各学期の始業式・終業式同様に各教室でリモート中継によって3年間の功績を讃える「伝達贈呈式」が配信され、今年も次のとおり多数の受賞となりました。(以下、敬称略)

○ 財団法人産業教育振興会中央会長賞 千神 葵 

○ 全国商業高等学校協会卒業生成績優秀者表彰 山川達也

○ 岡山県産業教育振興会特別表彰 石井奈那

○ 岡山県産業教育振興会会長表彰 室山あこ,坪井里桜,小野すみれ

○ 全国商業高等学校協会主催検定表彰(該当者218名)代表 森  昇太

 3種目1級合格 94名 4種目1級合格 95名 5種目1級合格 21名 6種目1級合格 4名 7種目1級合格 3名 8種目1級合格 1名

○ 会計実務検定試験全科目合格 3名 小泉智佳子,石井奈那,加納琴実

○ 岡山県高等学校等職業教育技術顕彰 (該当者217名)代表 江本七海

○ 運動部活動優秀者表彰
 日本学生野球協会 優秀選手 山下周太
 岡山県高等学校体育連盟表彰 山村麗華
 岡山県高等学校体育連盟専門部表彰
 ソフトボール部 優秀選手 井上優美,小林百詠
 ハンドボール部 優秀選手 時光優輔,角南 花
 バスケットボール部 優秀選手 植田惠美
 岡山県ウエイトリフティング協会 優秀選手 中岡佑香

○高文連連盟表彰(優秀文化賞) 山内結夢(書道部)

○ 善行生徒表彰 森山莉玖,名城 大,那須綺成

○ おかやま新聞コンクール最優秀賞 選挙管理委員会(代表:船  颯汰)

○ 多読賞 5名 栗坂北斗,藤原大也,坪井里桜,髙林桃花,三宅杏咲

 最後は3学年主任の岡村先生に生徒から感謝の意と花束贈呈送られ、生徒会主催行事として作成された3年間のスライド動画を生徒会長の阿部君から紹介されました。内容はGoogle ClassroomR033年団(有終の美)」にアップされています。3年生の人は是非お楽しみください。

 3/1(火)第73回卒業証書授与式の様子は、YouTubeで9:55~「限定公開」でライブ配信されます。URLは各生徒からアクセスできるGoogle Classroom「R03-学年団」にアドレスを掲載しています。

 

 

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