スタディ・ツアー 1日目   8月25日(土) 3年生12名参加。

高梁川流域未来人材育成事業として,本校が応募した企画です。

倉敷の高校生が,倉敷の歴史・文化を学び繊維産業の実際を知る「スタディ・ツアー」です。

将来,地域の産業を支える商業高校生にとって,「これまで」と「これから」の理解は不可欠です。昨年,日本遺産にも認定された「一輪の綿花から始まる倉敷物語」をテーマにしたフィールドワークを行いました。

この日,3年生12名が参加。 4月に開邸した大原本邸「語らい座」にて,山下陽子館長(前倉敷南高校校長)より大原家と倉敷の関わりや大原本邸の役割,問いを“解く”学びから,問いを“立てる”学びが大切になり,その学びと実践の往還が商業高校にはたくさんあるというお話をいただきました。

 その後,倉敷美観地区にて昼食をかねて,散策。学校と駅の往復しかしたことがなかった生徒も初めて美観地区に行き,観光地としての倉敷を実感しました。 午後はアイビースクエア内「倉紡記念館」の見学です。クラボウの歩みを通して,繊維産業の経営と革新を学びました。

「知ることから始まる」倉敷の高校生が,倉敷の歴史・文化を学ぶ。シンプルだけど,奥の深い1日でした。 2日目となる28日(火)は,倉敷市児島地区のベティ・スミス,明石被服興業,ジーンズストリート,髙田織物に見学・体験に行きます。

 

 

                       大学生による大原本邸 説明

 

        館長講話         倉紡記念館 英国フィリップ社製機械

 

    倉紡記念館 棟方志功の書       倉紡記念館 創業初期の帳簿