「課題研究」は平成元年の学習指導要領改定に基づいて、主に専門高校に位置づけられた専門科目の一つです。現在では、その成果が大いに期待できることから、普通科で理数科等設置している一部の学校でも導入されるようになりました。

 1年前先輩達の発表を見聞し、将来の進路や各自探究したかった課題を考え、自分に合った「課題研究」の講座を選択しました。そして、今日は卒業考査を終えたばかりではありますが、今年一年間の集大成として発表します。

 今年、3年生の授業や有志グループの取り組みで研究した成果を校外の発表会等へ積極的にチャレンジしました。中でも12/14の内閣府で発表された「地方創生☆政策アイデアコンテスト2019」では、グランプリの「地方創生担当大臣賞」に輝きました。審査員から高いレベルの質疑・応答の模様等を本日のお手本に位置付け、オープニングとしてビデオ紹介されました。

 続いて発表順に、次の内容で発表がありました。

  ①「JAVA」講座 

  ②「Financial Planner」講座

  ③「上級会計人」講座

  ④「Independence」講座

  ⑤「Official Business」講座

  ⑥「倉敷観光ボランティアガイド(倉敷AAA)」講座

  ⑦「保育・児童福祉士」講座

  ⑧「地域経済探検隊」講座

  ⑨「Future Navi」講座

  ⑩「秘書実務」講座

  ⑪「企業演習」講座

 

 

 最後に副校長先生から次のように講評をいただきました。「将来を見つめ各自選択した講座。『課題研究』は調査・研究・実験、作品製作、産業現場等における実習、職業資格の取得の4分野に分かれている。3年生は自分たちの講座がどの分野に位置付けられているかよく認識し、目的を明確にして思考力・判断力・表現力を育成し、今日のような発表の場において言語活動の充実を図って欲しい。2年生は今日の発表から、どれだけの準備が必要だったか感じ得て欲しい。来年は自ら取り組み素晴らしい発表が出来るよう頑張って欲しい。」

 来年も倉商の伝統を引き継いだ素晴らしい発表を期待しています。