2020夏季岡山県高等学校野球大会第10日目、8/10(月)倉敷マスカットスタジアムの決勝、倉敷商業は創志学園高校と対戦しました。

 

 先攻の倉敷商業、13回表までヒット無く回が進みます。3回裏2死まで投手福家は安定して抑えていましたが、2巡目12番に連続中前で213塁、3番に右前安打を浴び先制点を挙げられます。ここでいつもより早く2番手の永野に継投し二飛に抑えます。

 4回表に1死から3番淺野が左前に初安打で出塁しますが後が続きません。5回表に6番福家が左前で出塁、7番代打高徳・8番永野が凡退、9番山本は中前に返し進塁させますが、1番石川は中飛に抑えられ攻撃が今ひとつ続きません。

 6回表に大きく展開が変わります。先頭2番原田が中前で出塁、3番淺野の三振の後、4番福島の遊ゴロが内安打で1死2・1塁、5番田村が左前へ返し2塁原田の好走で同点としなお1死2・1塁。ここで創志2番手投手に継投しますが6番福家に四球で1死満塁、交替の7番西村は二飛に抑えられ2死満塁となりますが、8番永野に2ボールのところで創志3人目投手に交替し四球の押出し、9番山本にも四球の連続押出しで3点目。1番石川のところで創志4人目投手に継投しますが死球の連続押出しで4点目、この回打者一巡して2番原田が右前へ打ち返し2者生還し6点目となります。3番淺野は遊ゴロに倒れこの回6点の大量得点となりました。

 

 7回表も1死から5番田村左前で出塁し、2死で7番西村から左前に返し1点追加。8回表は先頭9番山本、1番石川が連続の右前で無死2・1塁、2番原田が犠打で送り132塁、3番淺野が左中間を破る3塁打で2者が生還1死3塁、4番福島が特大の左飛で3塁淺野がタッチアップしてこの回3点が追加されます。

 9回表も先頭の6番福家が左線を破る2塁打、7番西村が犠打で手堅く送り13塁、8番永野の一ゴロの間に3塁福家が生還し1点追加とします。3回から途中継投の永野は安定した配球で6回1/3を無失点で決勝の大舞台を乗り切りました。

 夏季大会では平成24年の8年振りの優勝となりました。原田主将が「夏季大会を勝ち上がって、甲子園交流大会に繋げたい…」と言ったとおりの結果となりました。野球部の皆さん大変おめでとうございます。8/15(土)の『2020年甲子園交流試合』の仙台育英戦でも悔いの無い最後の戦いを期待しています。頑張ってください。応援してくださった皆様、大変ありがとうございました。

倉商スクール手帳 卒業生からのメッセージより
「「一瞬一瞬を大切に」というメッセージを後輩に送りたいと思う。高校生活は、本当にあっという間で、学校で生活する時間は限られている。その中で自分たちがどのように時間を使っていくかで無駄な時間を作らないようにできると思う。楽しむ時は楽しむ! 勉強するときはする! 頑張れ!  商業科 M.K」