1123日(月)勤労感謝の日の午後、岡山東商業高校と倉敷商業高校の両校吹奏楽部による「スペシャルコンサート」が、家族等関係者のみを入館限定して倉敷市民会館で実現しました。

 コロナ禍で5月に中止となった伝統の「定期戦」。多くの学校の吹奏楽部では今年の「吹奏楽コンクール」や各校での学校行事が中止となり、発表する場もなく今年度の3年生の引退時期を迎えています。

 第1部は約30分程度で両校のコンサートで演奏が始まりました。岡山東商業高校は吹奏楽コンクールの課題曲としていた「吹奏楽のための『エール・マーチ』」やミュージカル「ミス・サイゴン」、その他メドレー等5曲が披露されました。続いて倉敷商業高校も吹奏楽コンクールの課題曲「吹奏楽のための『エール・マーチ』」、マードックからの最後の手紙、Make Her Mineなど7曲を披露し、両校とも参加者を魅了する演奏となりました。

 第2部は両校によるステージマーチング。マーチングはもともとステージの狭いところでできないため、特別にアレンジされたコンテで披露されました。

 最後に両校3年生による合同演奏。コロナ禍でステージ上で演奏できる人数の制限があるため、第67回定期戦開会式で演奏する予定だった「桃太郎行進曲」、閉会式の「栄光の架け橋」で締めくくりました。県吹奏楽コンクールの会場となる聖地で、記録にも記憶に残る演奏ができたと思います。両校吹奏楽部の皆さんのために、思い出に残るスペシャルコンサートの機会を与えてくださり誠にありがとうございました。

倉商スクール手帳 卒業生からのメッセージより
「「大変」とは大きく変わると書きます。つらい時こそ一歩前へ!   国際経済科 平松 寧」