2021夏、全国高等学校野球選手権岡山県大会第14日目、7/25(日)倉敷マスカットスタジアムの決勝戦、倉敷商業高校はおかやま山陽高校と対戦しました。始球式の後、連日強豪校との対戦で今日も「後攻」です。

 1回表、チャンスが山陽高校に訪れます。1番に右2を打たれます。2番犠打は失敗し1死二塁、3番にも右越2を浴び先制されます。4番一内安打で1死三一塁、5番三強襲を前にはじきバックホームも間に合わず2点目が追加されます。準決勝と同様不安な立ち上がりとなります。

 1回裏、2番池上が遊失で出塁、3番山下・4番に連続四球、5番弓取は見逃三振も6番西川にも四球を与え押出しの1点。チャンスが倉商へ向いてきたところで7番加藤が遊失策を誘い、二者生還逆転して計3点となります。

 3回裏、先頭3番山下が中1で出塁も返球エラーで無死二塁、4番藤森は三振しますが、5番弓取が左1で1死三一塁。6番西川左犠飛で1点追加になります。しかし、4回表、7番四球で出塁を足掛かりに8番が犠打で送り1死二塁、9番が左1で1死三一塁、1番は左犠飛で三塁がタッチアップして1点返され4対3。5回裏、1死から2番池上の左1で出塁、3番山下の右1で1死三一塁、4番藤森が中犠飛で三塁池上が生還し5対3としてリードを拡げます。

 6回表、1死より7番が右1で出塁、8番は中1、9番は遊ゴロで2死三二塁、1番に左中間を破る二塁打で2点返され5対5の振り出しに戻ります。7回表にも同じような展開で1点返され6対5に再逆転されます。しかし7回裏、先頭9番小田、1番雄龍の連続安打で無死二一塁、2番池上の犠打は失敗したものの3番山下の右適宜打で6対6の同点。

 そして終盤、攻撃の粘りが今大会の特徴となった最終回、9番小田が先頭の左へ無死一塁、1番雄龍も左へ無死二一塁、2番池上に四球で無死満塁、完全に流れが倉商ムードの中、3番山下が中前へはじき返しサヨナラの7対6となりました。

 

 グラウンド選手の健闘は勿論、応援席側でも応援部の皆さん・保護者等多くの応援の方々に見守られ閉会式がありました。昨夏はコロナ過での岡山県独自大会での優勝に続き2年連続の優勝ですが、本大会へは9年ぶり11回目の出場となります。第103回全国高等学校野球選手権大会は8/9(月)開幕です。野球部の皆さん、更なる飛躍をお祈りします。頑張ってきてください。