年末寒波も例年よりやや冷え込んだ冬休みも終わり、本日より3学期が始動。各教室にてリモートにより始業式と表彰伝達式・壮行式、校歌黙唱が行われました。校長先生からの式辞は次のとおり。「大事なく穏やかな新年を迎えられた。3学期は1年間の総まとめのとき。今日は『学び』について本校の活動を紹介したい。年末12/27に『高校生探究フォーラム』というイベントが開催された。県内高校生が各校探究活動について発表され、本校からは『課題研究AAA(トリプルA)」』による観光ボランティアガイドの実践発表、有志活動で取り組まれている『つむぐプロジェクト』、書道部による『復興支援』『観光振興』等で、観光都市『くらしき』における課題発見・課題解決のための探究活動をベースに、地域の方々と共に実践していく内容である。

 これらの発表機会は全国的にも増している。教科書等で知識の蓄積だけでは課題解決には繋がりにくい。地域や身近な社会におけるフィールドワーク等で情報を収集・分析して解決策を探り、思考力や判断力を鍛え発表等を通じて表現力を高めることができる。本校でも全員履修で1年時『総合的な探究の時間』『ビジネス基礎』等でその基本を修得している。

 検定試験等で満点や合格点をとることだけで満足せず、提示された問題や求められている課題本質の理解、その説明等がきちんとできるかどうか。検定試験合格は『目的』ではなく『目標』、課題解決等の活用が出来てこそ本物の知識となる。実際の社会では絶対的な正解はほとんどない。地域と繋がる活動のフィールドワークを通じて色々な立場の方の意見を聞き、テーマをもって考えることは、課題解決のアイディアが鍛えられることになる。機会があれば自ら考え自ら行動を起こして欲しい。

 新型コロナウイルスについては海外では勿論、国内でも第六波到来が否定できない勢いで感染が広まっている。自分は勿論周りの大切な人たちを守るためにも、引き続き密を避けマスクの着用、手洗い換気等、基本的な感染対策を徹底して欲しい。」と伝えられました。

 続いて表彰伝達式について、担当係の先生から紹介披露されました。内容は次のとおり…。

【表彰伝達式】

<県大会>
ボーリング(個人参加)
 11/7 第22回岡山県高等学校新人ボーリング選手権大会(サンフラワーボール)
 能勢啓喜(1年)

ハンドボール部(男子)
 12/18-26 第53回岡山県高等学校ハンドボール選手権大会兼第45回全国高等学校選抜大会岡山県地区予選会(きびじアリーナ)
 男子の部 第4位

ハンドボール部(女子)
 12/18-28 第53回岡山県高等学校ハンドボール選手権大会兼第45回全国高等学校選抜大会岡山県地区予選会(きびじアリーナ)
 女子の部 優勝

【壮行式】

<中国大会>
 2/5-6 第45回全国高等学校選抜大会中国予選会(山口県周南市)
 ハンドボール部(男子)
 ハンドボール部(女子)

<全国大会>
 3/16-17 第25回全国高等学校ボーリング選手権大会(岡山県倉敷市)
 能勢啓喜(1年)

 校長先生からは「ハンドボール部女子は秋の新人戦で惜しくも準優勝、その悔しさをバネにこの選抜大会に臨み女子は優勝、男子は第4位の素晴らしい成績で次の中国大会へコマを進められた。女子は次の全国大会へ向け更なる飛躍を成し遂げて欲しい。全国出場を遂げたボーリング競技もそれぞれの環境にて集中を切らさずベストな成績成果を目指して欲しい。この厳寒時期ではあるが体調コンディションを保ち臨んで欲しい。」と激励されました。

 選手を代表してハンドボール部女子主将の加藤さんから「次の中国大会を突破し、全国大会へ出られるよう頑張りたい。」と抱負が述べられました。
 各選手の皆さん、しっかり頑張ってきてください。