令和5625日(日)倉敷アイビースクエア(フローラルコート)にて、「令和5年度倉商定時同窓会総会」が4年ぶり開催されました。久しぶりの再会で、皆様はたいへん懐かしそうに挨拶を交わされていました。

  

  

 最初に「校歌」を全員で斉唱し、物故会員様への黙祷。最初に古市同窓会長様から「待ちに待った4年ぶりの定時総会。この間創立110周年記念式典を迎えることができた。今日は高3期の方から高73期でその差70年。ひ孫の年の差でご参加いただいている。遠方は北海道からのご参加。これからも先々まで続く倉商の歴史に対し、これまで以上に皆様からのご支援ご協力を得ながら在校生を支えたい。」とご祝辞を賜りました。つづいて石下校長先生から「倉商の近況について、1学年8クラス、情報処理科・国際経済科・商業科の3学科で320名が定員。4年制大学に約120名が進学し、昔と比べ増えている。今春の卒業生は、全国商業高学校協会主催3種目以上1級合格者が269名となり、全国の加盟校で1位となった。同時に卒業生全員が11種目以上取得。定期戦では、今年14年ぶりの勝利。競算部・簿記部・ワープロ部・情報処理部等で出場する県内商業実務競技大会では13期連続総合優勝の偉業を続けている。引き継がれている在校生の努力と卒業生皆様のご支援が成果に残っている。これからも引き続きご協力をお願いしたい。」とご祝辞を賜りました。最後に恩師代表として野田先生(高3期)より「卒業して約70年。時は経っても学校は終わらない。倉商在校生と同窓会のため、全ての面でご支援とご協力をお願いしたい。」ご祝辞を賜りました。

  

  

 その後、議事として令和4年度会計報告並びに監査報告、令和5年度予算案並びに活動計画等が審議されました。また、この4年間の間に同窓会役員のご退任があり、その「功労者表彰」として、宮﨑様(高15期)及び石本様(高20期)に「感謝状」が贈られました。宮﨑様からは、「創立110周年記念事業の一環として、校門東門の隣に「校歌碑」を高15期有志の方々と設置できた。校歌の書体は是非本校書道部にお願いすることで、今春卒業された書道部の鳥越さんが就職試験の忙しいさなかに執筆していただいた。私としても記念に残る取り組みとなった。来校の際は是非見ていただきたい。」石本様からは、「教員生活の最後を倉商で送ることができ、以来多くの先輩方に教わりながら同窓会役員として長年仕えることができた。3月末で退任することになったが、今後もできることがあればお手伝いしたい。」とお礼のご挨拶がありました。会食懇談の前に、恒例の「倉商吹奏楽部演奏」披露があり、現在の学校の雰囲気を少し身近に感じ取ることができました。

  

  

  

 乾杯のご発声は、当日参加者から最遠方(北海道)から来られた中村様にお願いし、会食懇談となりました。つい最近卒業された若手の代表幹事の皆さんから、幅広い年代の皆様と短時間ではありましたが交流をすることができました。来年もお元気でお会いできるよう誓い、散会となりました。皆様、各地よりご参加くださいまして誠にありがとうございました。