本校には小田川水系に居住される生徒が多くいます。その内、最も被害が大きかった真備町在住の生徒も在籍しています。

   

 倉敷市内の親戚の家に避難し、今朝、学校へ登校した生徒の家は、2階まで浸水したそうです。堤防の決壊時に着の身着のままで逃げたため、かろうじて助かりましたが、自分の荷物は何一つ持ち出せませんでした。

 被災地の人やJRの運休のため、全員揃って登校できているクラスはない状態です。今朝の1校時目は、各クラスで被災した倉商生徒に、また、被災した地域の皆様に何が出来るか話し合い、午後にホームルーム委員が集まり、協議しています。

 また、Twitter等で本校卒業生の方々が呼びかけ、不要になった本校の制服や倉商バッグ、教科書・問題集等を学校へぞくぞくと届けられました。早朝から、平成26年度の男女4人の卒業生の方々が、その受付に手伝っていただいています。大変ありがとうございました。