商業研究部の1、2年 と経済系大学進学者の3年生30名が参加し、 繊維産業の実際を学ぶために、 ジーンズ加工業 のベティスミスさん、 制服メーカーの明石被服興業さん、畳縁製造の髙田織物さんを訪問しました。
 繊維産業のなかでも、太巾、細巾と様々です。ベティスミスさんでは、ジーンズミュージアムにて、ジーンズ産業に至る歴史やその世界観の展示を理解しました。その後、ストラップ制作の体験やアウトレットショップなどで買い物や見学をしました。

明石被服興業さんでは、制服ミュージアムの見学で、本校の女子制服をはじめ、全国各地の制服の展示など幅広い展開をされていることを実感できました。
また、縫製工場・裁断工場の見学をさせていただき、制服製造の工程を理解しました。昼はジーンズストリートなど町の産業を個性としたまちづくりの様子も観察し、地域活性化の課題を感じ取り時間となりました。

最後は、髙田織物さんにて、畳表製造業の成り立ちや製造過程を理解し、生活の中の身近な「畳」への関心が高くなりました。それぞれの事業所でマーケットの動向やそれに伴う事業努力などの説明、体験、工場見学などをとおして、地域産業を理解しました。また、縫製作業でのミシンや寸分違わず布を切る職人技などを間近で見て、働くことは、プロであることだと実感した1日でした。
倉敷の高校生が、倉敷のことを学ぶ。
 商業高校生が、地域の産業を学ぶ。
 見たもの、聞いたもの、感じたもので、「なんでたろう?」「どうなっているのだろう?」と問いを立てるきっかけになればと思います。

この度のスタディ・ツアーは、児島商工会議所さんに企画のご支援をしていただきました。
大変ありがとうございました。

倉商スクール手帳 卒業生からのメッセージより
「努力の天才になれ!  商業科 M.T」