中国経済産業局 出前講座(3日連続)実施しました。

商業科1年生201名、情報処理科3年生40名が「マーケティング」の授業でRESAS(地域経済情報分析システム)の専門家による出前講座を受けました。中国経済産業局 企画調査課の崎長氏よりRESASでわかる岡山や倉敷の地域の現況を学びました。岡山県民の消費動向によると菓子類購入金額の割合が多く、中でもアイスクリームの購入金額や購入点数が多いこと。また、岡山県産アイスクリームの消費状況や県内で消費されるアイスクリームの産地など身近な商品をデータにより客観的に考えることができました。続いて、観光地倉敷として、倉敷市に自動車で来訪する場合のカーナビによる検索などからわかる目的地は、「倉敷美観地区」が最多であること。月別検索回数の推移、どの地域からの検索が多いのか。メッシュによる流動人口の様子、倉敷を訪れる人はどこから来ているか。また、倉敷市における生産高の内訳では「石油・石炭製品」「鉄鋼」などの割合が半分あり、水島コンビナートが市の基幹産業になっている様子も実感しました。マーケティング計画は、科学的な根拠に基づいて行うことが大切であり、地域の現状を知ることは、不可欠であり、こうした商業の見方・考え方を深める学習に取り組んでいます。

倉商スクール手帳 卒業生からのメッセージより
「楽しむ時は楽しめ! 頑張るときは頑張れ! 日々の生活にめりはりをつけて夢をつかめ! 情報処理科 男子」