7月10日(水)から3日間の予定で授業改善の取組の一環として文化庁芸術家派遣事業の協力をいただき、演劇的手法を用いたコミュニケーション能力の育成を目的とした、公開授業を実施しました。対象生徒は3年生の国語表現選択者です。

   
 ミッションは、「椅子に座って本を読んでいるこーちゃん、きたむーを立たせよ」というもの。演劇のプロである「こーちゃん」と「きたむー」を相手に、何とか彼らを立たせようと生徒達は奮闘しました。

   
 残念ながら、今年度も「こーちゃん」「きたむー」は立ってくれませんでしたが、「相手に自分の思いが通じるとは限らない」「人にはその人の事情があり、他人を自分の思い通りに動かすことはできない」というコミュニケーションの基本を生徒達は学ぶことができました。