2021夏、第103回全国高等学校野球選手権大会出場のための「壮行式」が本日の登校日、多くのメディアの取材に囲まれて行われました。本校体育館では同級生の多い3年生が同席し、1・2年生は各教室へのリモート配信を見守りました。登録選手18名が3年生の中央花道を通り、吹奏楽部の行進演奏に合わせステージ上へ上がります。司会より部顧問の先生方の紹介、続いて伊丹部長より選手ひとり一人の名前とポジション、野球長所が紹介されました。

 校長先生から「倉商魂が感じられ、試合ごとに成長が感じられた。3年生の練習シャツには「剋」(下剋上から引用したチーム目標)が掲げられている。昨秋・今春の悔しい敗戦、一から取り組む気持ちの表れ、3年生が中心になってよく引っ張り全員で勝ち取った結果である。甲子園では94名全員で戦い、至誠剛健を全国に轟かせてほしい。全国出場を決めたことも“成果”であるが、それまでに厳しい練習や自分自身との戦いで得られたことが“真の成果”である。甲子園では更に一戦毎に成長すると言われている。甲子園で頂点を極めるチームは一戦毎に成長を成し遂げている。倉商代表選手として、自信と誇りを持って戦い、試合でもマナーでも“さすが倉商”と言われる試合を期待したい。」と激励の言葉がありました。

 生徒会副会長の坂本さんからは「この大会出場のため多くの努力と時間を費やし取り組み、きっと素晴らしい結果に結びつくと信じている。我ら全員が現地には行けないが、岡山から熱い声援を届けたい。」と激励の言葉がありました。このあと吹奏楽部による演奏で「校歌」は歌えませんが、全員でいつも通り心で熱唱しました。

 山下主将からは「県大会では皆さんからの応援が勝利の糧となっていた。甲子園では一戦必勝で、多くの方々に感動していただける試合に努めたい。一層の応援をお願いしたい。」と謝辞がありました。

 壮行式の後、会場の3年生が見守る花道を見送られ体育館を退場しました。抽選会は8/3(火)にリモートによる抽選が行われます。まだまだ日常の大会開催ではありませんが、昨夏のセンバツ交流試合よりも夏の大会らしい参加・応援が期待できそうです。野球部の皆さん、昨夏に続きしっかり「甲子園」を楽しんで来てください。