第103回全国高等学校野球選手権大会第2日目、台風9号接近で大会日程が1日延期されての開催です。深夜2:30集合、生徒約400人、一般約400人の800人の応援団で計20台のバスで出発しました。途中三木サービスエリアへ4:30頃到着し、大会本部の出発許可を待ちます。5:00頃同サービスエリアを出発。7:00の甲子園球場の開門を待って三塁側内野スタンドおよびアルプススタンドに陣取ります。

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 対戦相手は奈良県代表の伝統ある智辯学園高校で、本校は後攻です。倉敷商業の先発は三宅貫、両校共に序盤3回まで小康状態のまま進みます。

 4回表、ゲームが動きます。先頭の智辯3番が二安で出塁。続く4番が左越しの三塁打で先制されます。ここでピッチャーを永野に継投し5番は三振としますが、6番に四球を与え三一塁、7番にスクイズを決められ2点目が入ります。その後は一四三の併殺でしのぎます。

 続く5回表、下位打線9番に右前安、1番に左二塁打、2番に四球を与え無死満塁。3番には死球を与え痛恨の押出し。4番を三ゴロで1死満塁にしたもののその後長打2本、スクイズ等で打者一巡し5点が追加され計7点とされます。7回にも7番の2点適宜打やスクイズで3点を追加され10点の大差となります。

 今年の倉敷商業は終盤の粘りが特徴。最終回、先頭3番山下が中前安打で出塁。4番藤森がピッチャー前の内安打で無死二一塁。5番代打品田の時にワイルドピッチで無死三二塁進塁。その後品田は左前、西川は中前の連続適宜打でようやく2点返します。相手遊手併殺狙いの失策で3点目を追加しますがここまで。強豪校の力の差を見せつけられた一戦となりましたが、次に向けて多くの経験を積むことができました。選手の皆さんお疲れ様でした。現地で応援していただいた生徒・保護者等の皆様、地元・全国各地からのご支援とご声援を誠にありがとうございました。