【表彰伝達式】

<県大会>
☆男子バレーボール部
 1/15-22 令和3年度岡山県高等学校バレーボール新人大会(瀬戸町体育館他)
 男子の部 第4

☆剣道部(女子)
 3/6 31回全国高等学校剣道選抜大会岡山県予選会(ジップアリーナ)
 女子の部 第3

☆作文
 第67回青少年読書感想文岡山県コンクール
 入選 市川優花(2年) 佳作 岡 椿(1年)

 第41回全国高校生読書体験記コンクール
 優良賞 松本奈々(2年) 
※松本さんの受賞に伴い、学校賞として「集英社文庫50冊セット」が学校に贈呈されています。図書館にありますので倉商生の皆さんは利用してください。

☆英語スピーチ
 第5回上代(かじろ)杯高校生英語プレゼンテーションコンテスト(山陽学園大学)
 審査員特別賞 市川優花(2年) 

☆個人(スキー競技)
 第60回岡山県高等学校総合体育大会スキー競技(鳥取:大山ホワイトリゾート)
 男子スラローム 第3位 鶴旨諒大 (2年) 

【壮行式】

<全国大会>
 3/24 45回全国高等学校ハンドボール選抜大会(愛知県豊田市他)
 女子ハンドボール部(16名)

 校長先生からは「3学期当初予定されていた中国大会が新型コロナ感染予防のため中止となり、各都道府県優勝校が出場することになった。この間まん延防止等特別措置により練習することさえ制限され、いよいよ大会本番の一週間前になった。倉敷商業の持ち前の粘り強さで、一戦一戦しっかりと戦い抜いて欲しい。」と激励がありました。

 生徒を代表して生徒会副会長の宍戸君から「連日一生懸命練習を重ねてきた成果が全国大会出場に繋がった。全国大会は内容のレベルが上がり難しくなると思うが、チームワークや練習成果で勝ち進める。生徒皆で応援しているので頑張って欲しい。」と激励がありました。

 全校で応援歌を黙唱の後、選手を代表して加藤さんから「ひとり一人が確実に力を付け、一回りも二回りも成長していると思う。応援してくれる皆さんの期待に応えられるよう全力で頑張りたい。」と抱負が述べられました。

【3学期終業式】
 校長先生からは「一昨日自然災害の福島・宮城県沖大地震、世界情勢ではウクライナへの。ロシア軍事侵攻など予想できないことが次々起こっている。ウクライナ支援のために鳥取県の高校生が始めた募金活動など自分たちには何が出来るだろうか。困っている方々の痛みを理解し自分たちには何が出来るか、他人事でなく自分事で捉え考える人であって欲しい。

 4年前本校へ赴任した年に西日本豪雨災害に遭った。その時、本校の卒業生が自発的に呼び掛け、卒業後も残していた制服や教材教具を学校へ届けてくれた。被災された方々のためすぐ行動に起こせる卒業生を誇りに思った。皆さんにも今後同様の思いや行動がとれる伝統を継承して欲しい。

 商業の授業や講演会等でも耳にする近江商人『三方よし』について話したい。もともと江戸時代、近江地方(琵琶湖周辺)の商(あきな)いの教えで、商業・商人だけでなく全ての事に当てはまる話なのでよく理解しておいて欲しい。当時は近江地方から東北や北関東など遠方まで行商に回っていた。全国の困窮地域から裕福な地域まで行商する中、自分だけ利益が得るのでなく今後も同じ地域で行商が続けられるためにも、持続的に地域の方々の暮らし場が存続できることが大切。『売り手よし、買い手よし、世間よし』売り手、買い手の双方が満足するだけでなく、その地域がよりよい社会で持続しないと商いも続かないということ。『世間よし』とは簡単に社会貢献をすること。CSR(企業の社会的責任)において大半企業の経営理念には社会貢献を含んでいる。口先だけで社会貢献を唱え、儲け主義に偏る企業はやがて経営が傾き倒産することを歴史が物語っている。皆さんが将来目指す企業の経営理念にどのような社会貢献が謳われているか探して欲しい。心の底から共感できる経営理念の企業を選ぶべき。近江地方に所縁(ゆかり)のある企業に東証一部上場の大手企業が多い。自然災害時に衣料品や食料品スーパー等がいち早く営業再開するのも、利益を度外視して生活に必要なものを地域に提供して復興に貢献するためである。この活動は『買い手よし、世間よし』を最優先していることになる。2年生は近江商人の『三方よし』の理念をしっかり理解して、よりよい進路選択をして欲しい。

 半月前の卒業式の送辞では『倉商祭等で下級生をリードする先輩の存在の大きさを立派に引き継ぎたい。』答辞では『我らを支えてくれた周囲への感謝、後輩へ常識にとらわれず新しい歴史を作って欲しい。』式辞では『至誠剛健の至誠を貫く、何よりも誠実に生きて欲しい。』と伝え校歌を贈った。一つの学校で創立以来一つの校訓・校歌が継承されている学校は少ない。だからこそ卒業生の愛着や地域からの信頼も高く素晴らしい学校であることを自負して欲しい。学年末の終業式を機にこの一年かどれだけ成長できたか、新しい人に出会えたことに感謝し、心を尽くしてこれからの出会いを大切にして欲しい。」と式辞が述べられました。

 校歌を全員で黙唱した後、今年度で定年退職される校長先生に代表して生徒会長の阿部君から最後の授業(式辞)について「本校の校長先生として、私たち生徒ひとり一人に向き合い多くの行事等で熱意の高いメッセージをいただいた。卒業式では全体で校歌が歌えない中、代表して独唱していただきその想いが伝わった。校長先生が、川井校長先生でよかったと改めて思いました。」と謝辞が贈られました。続いて副会長の小野さんから花束が贈られました。校長先生、長い教員生活お疲れ様でした。そして心を尽くされた倉商での4年間をありがとうございました。

 校内『サクラだより』今日は気温が下がり生憎の雨天となりました。開花直前で、倉敷商業高校中庭のサクラ(ソメイヨシノ)は明日にも開花しそうです。お楽しみに… 。