3年生課題研究「倉商AAA」講座の生徒がガイド実践を前に行ったフィールドワークの様子をお伝えします。

昨年10月NPO法人 倉敷町家トラスト 代表理事の 中村泰典様をお迎えして、これまでとは違った視点で地元地域について考えました。
写真や地図を見てつい数十年の間に変化してしまったまちの姿に驚き、「倉敷にとってのあるべき姿とは?」「倉敷は他の町とどう違う?なぜ違う?」などについて考えました。

その後、倉敷美観地区内を歩いて回りました。

「倉敷が“残す”という選択をした(※)ことにとても感動しました。その選択に拍手したくなりました。また、その残された文化を今度は自分たちが守って伝えていくことが大切だなと思いました。」《国際経済科女子感想》

「中村さんから詳しく“倉敷らしさ”について教えていただいて、いろんな視点で倉敷のまちを見られるようになった気がした。美観地区を歩いたときも、行ったこと、通ったことのない場所があって沢山新しい発見があった。」《国際経済科女子感想》


中村様、貴重なお話、そして、まち歩きをありがとうございました。

※について:「全国でも早い時期から町並み保存の意識が芽生えていた倉敷では、昭和43年に倉敷市伝統美観保存条例、昭和53年に倉敷市伝統的建造物群保存地区保存条例、さらに平成12年には倉敷市美観地区景観条例を制定するなどし、住民の方々などと共に歴史的景観の保全を図ってきました。」(https://www.city.kurashiki.okayama.jp/6219.htm)