3年生商業科目「課題研究」の「倉商AAA(倉敷美観地区観光ガイド)」講座では、先々月、大原美術館訪問に向けて一層その知識を深めるべく、事前学習を行いました。

秋に行うガイド実践に備えて、来館者に美術館の魅力を的確に伝えるためには、私たちガイド自身が展示作品の背景や知識をしっかりと理解しておくことが不可欠です。

そのために、まず初めに大原美術館の設立経緯を、大原孫三郎氏と児島虎次郎氏の関係性に焦点を当てて学習しました。さらに、大原美術館の公式ホームページに掲載されている展示作品一覧から一点の作品を選び、その作品や作者に関する情報を集めました。

「エル・グレコが描いた『受胎告知』は、具体的にどのような場面なんだろう?」「『睡蓮』を描いたモネは、生前はどのような画家だったんだろう?」といった、ふとした疑問を調べることで、作品への理解を深めていきました。

今回の活動を通じて、来週美術館で作品を鑑賞することへのモチベーションが高まったことと思います。観光客の方々に、大原美術館の魅力を十分に伝えられるよう、秋のガイド実践に向けて学習を深めていきます。