令和5年7月20日、倉商ツムプロジェクトのメンバー7名が秋に行う倉敷の繊維製品PR活動の事前学習のために倉敷市児島地区に行きました。

最初に倉敷市児島産業振興センターで上田剛久センター長様から『児島の歴史・文化・産業』についてのお話を伺いました。なぜ倉敷が「繊維のまち」となったのか、「国産ジーンズ発祥の地」として知られる児島ではジーンズが生産される前には何が作られていたのか、どのようにして「ジーンズの聖地」となり得たのかなどを教えていただきました。

 

その後、畳縁のくるみボタン作りやデニムストラップ作り、糸繰り体験をさせていただきました。

特に、綿花から糸を紡ぐのは初めての体験でとても難しかったですが、コツを掴んで長い糸を紡げる者には尊敬の眼差しが向けられていました。

昼食休憩時には少し児島ジーンズストリートを散策した後、午後は、髙田織物株式会社さんを訪問し、工場見学、ミニ畳作りをさせていただきました。

 

様々なデザインの畳縁があることにまず驚き、畳縁の果たす役割や手芸の材料としても使用されていることを知り、大変勉強になりました。

最後にベティスミスジーンズミュージアムを訪問しました。

今回色々な体験をして昔の人々の偉大さやどれだけ伝統にかけてきたかがわかりました。髙田織物株式会社では初めて畳縁を作る現場を見学できすごく楽しかったです。」《2年生感想》

児島については最初あまり知らなかったんですが、児島の人々の繊維を大切に思う気持ちや歴史など様々なことに触れることができ、児島という町を知ることができました。」《2年生感想》

倉敷市児島産業振興センターの上田センター長様をはじめスタッフの皆様方、髙田織物株式会社の髙田社長様をはじめ皆様方、株式会社ベティスミスの皆様、この度は大変お世話になり、ありがとうございました。教えていただいたことや体験したことを今後の活動にいかして参ります。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。