3年生商業科目「課題研究」の「倉商AAA(倉敷美観地区観光ガイド)」講座では、先週2学期の最初の授業がありました。今学期はいよいよガイド実践です。それに向けて先々月、大原美術館と新渓園を訪問しました。

 

生徒たちは、将来のガイド実践に向けて、魅力的な情報を適切に伝えるため、気に入った作品の特徴や気づいた点を丹念にメモしていました。

館内は作品に関する情報が充実しており、展示室内には詳細な解説パネルが用意されていました。これによって、作品の裏側に潜むストーリーや技術的側面について理解を深めることができました。

 

訪問中、海外からの来館者の方と交流する機会があり、楽しいひとときを過ごすことができました。生徒たちは緊張しながらも英語で会話を続け、来館者の方々も親切に耳を傾けてくださりました。

  

今回の交流の中で、「自分の英語がどうだったか不安でしたが、自分の意思が相手に伝わった瞬間は本当に嬉しかったです!」「英語で倉敷の案内ができるように頑張りたいです!」といった生徒の感想も聞かれました。このような声から、秋のガイド実践に向けて一層のやる気が感じられました。

今回の大原美術館の訪問は、美術作品の魅力に触れる貴重な機会となりました。静かな館内で芸術の世界に浸る時間は、心豊かなものでした。この貴重な経験を通じて、美術への興味が一層深まりました。来月から予定しているガイド実践でこの経験を大いに活かしていきたいと思います。