例年になく「酷暑」の夏休みが終わり、久しぶりに再会できたクラスメイト。どのクラスでも課題考査を控えた直前の時間とは思えない賑わいの声で満ちていました。 

  

 第2学期始業式では、石下校長先生から「3年生はラスト6ヶ月。倉商卒業後のステージを決める大切な時期でもある。それぞれの「目標」を見据えた進路を歩むためにも、卒業までの「時間」を大切に過ごしてもらいたい。支えてくれた仲間や家族に輝く姿を見せるためにやりきるしかない。いつでも今を誇れる人間になって欲しい。その姿勢が1・2年生の後輩への模範となり、先輩の頼りになる大きな背中を後輩たちに見せて欲しい。
 2年生は、いろいろな行事や検定、課題に追われ、大変忙しい時期でもある。でも、くじけず、周りの仲間と一緒に壁を乗り越えて欲しい。人間は忙しいときにこそ成長する。「中だるみの学年とは言わせない」これこそが倉商2年生である。
  1年生は、やっと倉敷商業に慣れてきた頃だと思う。慣れることは悪いことではない。しかし、慣れることによる油断。入学したときの気持ちや目標を思い出して欲しい。「初心忘れるべからず。」
 2学期はいよいよ倉商祭。これから色々と準備等で忙しくなる。生徒会ならびに3年生のリーダーシップのもと、全校生徒一丸となって盛り上げよう。テーマは「ただいま日常!おかえり青春!」。感染症や熱中症への対策も確実に。学校行事を創り上げていく中で、難しいことは次々に起こる。チームにはいろんな人がいていろんな意見があり、それをまとめるのはとても難しい。悩んで当然。大事なのはみんながより良くなるためにはどうすればよいかを考えること。自分だけのことを考えていたらダメ。人間関係は特に難しい。その時のために一つだけ覚えておいて欲しいこと。「ありがとう」は人と人をつなぐ接着剤、「我慢」は潤滑油。どんな困難に出会ったとしても、もっとも大切な「仲間」や「支えてくれる人たち」は必ずそばにいる。今までどおり、「倉商」が皆さんのよりどころであり、居場所であることを忘れないで欲しい。」と式辞がありました。

 続いて表彰伝達では全国大会での表彰から順に披露されました。9月中旬に予定されている「英語スピーチコンテスト」出場の壮行式も行われました。

 【表彰伝達式】

  

  

(全国大会)
<ウエイトリフティング部>
 8/10-15 令和5年度全国高等学校体育大会第25回全国高校ウエイトリフティング女子選手権大会(士別市総合体育館)
 5位 楢本琉花(3年)

<簿記部>
 7/16 39回全国高等学校簿記競技大会(日本大学)
 団体の部 第6
 個人の部
 佳良賞 若林芙帆(3年), 平松将幸(3年)

<情報処理部>
 7/23 35回全国高等学校情報処理競技大会(日本大学)
 個人の部
 佳良賞 河野凌斗(3年)

<競算部>
 7/27 70回全国高等学校ビジネス計算競技大会(横浜武道館)
 個人総合競技
 珠算競技 佳良賞 福田真洸(3年)
 電卓競技 佳良賞 田上雄星(3年)
 種目別競技(読上算)
 電卓競技 優良賞 吉本あい(3年)

 (中国大会)
<水泳部>
 7/22-24 71回中国高等学校選手権水泳競技大会 令和5年度全国高等学校体育大会 兼 第91回日本高等学校選手権水泳競技大会中国予選会(児島地区水泳場)
 自由形200m  7位 岡田来幸(1年)
 自由形400m  8位 岡田来幸(1年)

(県大会)

  

  
<個人参加>
 7/15 令和5年度第40回全国商業高等学校英語スピーチコンテスト岡山県予選会(くらしき健康福祉プラザ)
 スピーチの部
 優勝 難波千晴(3年)
 レシテーションの部
 努力賞 松島拳慎(3年)

<陸上競技部>
 8/26-27 56回岡山県陸上競技選手権大会(岡山県総合グラウンド)
 女子走高跳 優勝 小川優生(3年)
 女子三段跳 優勝 笠原りを(3年)
 女子やり投げ 3位 田中沙弥(3年)

<応援部>
 7/8-25 105回全国高等学校野球選手権記念岡山大会(倉敷マスカットスタジアム他)
 優秀応援団賞

<剣道部>
 8/16 令和5年度岡山県高等学校剣道勝抜優勝大会(岡山武道館)
 第3

<男子ハンドボール部>
 7/17 29回岡山県高等学校ハンドボール夏季大会(倉敷体育館)
 第3

<女子ハンドボール部>
 7/17 29回岡山県高等学校ハンドボール夏季大会(倉敷体育館)
 第2

<ソフトボール部>
 8/26-27 令和5年度岡山県高等学校夏季ソフトボール選手権大会(津山西部グラウンド)
 第3

 【壮行式】

  

  
(全国大会)
<個人参加>
 9/17 令和5年度第40回全国商業高等学校英語スピーチコンテスト(東京都渋谷区)
 スピーチの部 難波千晴(3年)

 校長先生から、「昨年、レシテーション部門で準優勝。実は廊下で悔し涙を流していた姿が忘れられない。『悔しさ』には大切な部分があり、次は絶対に…とかの気持ちが、先に人を動かす力に成長することがある。今年成し遂げ、全国でしっかり活躍して欲しい。」と激励がありました。生徒会を代表して副会長から、「日々の練習の成果を発揮して頑張って欲しい。」と激励がありました。「大会では優勝できるよう、残された時間をしっかり頑張りたい。」と抱負が述べられました。難波さん、しっかり頑張ってきてください。