「生徒会が訊く」第一回は、
「第51回マーチングバンド全国大会」で見事金賞を受賞した吹奏楽部から
部長とマーチングリーダー(以下リーダー)にお越しただきインタビューを行いました。

昨年までマーチング全国大会へ出場できても
銅賞が続いていた吹奏楽部がどのようにして金賞を勝ち取ったのか。
代表者である2人をお招きし全国大会への歩みを聞いてみましょう。

(生徒会)
本日はよろしくお願いします。
まず始めに金賞受賞おめでとうございます。

 

(二 人)
ありがとうございます。

 

(生徒会)
今の率直な感想を教えてください。

 

(部 長)
ほんとうに金賞というのはなかなか取れるようなものではなくて倉商はずっと銅賞だったので
まさか金賞を取れるとはって感じで驚きもあったんですけど今まで努力してきて良かったなと思いました。

 

 

 

(リーダー)
倉商は歴代ずっと銅賞しか取ったことがなくて
今年の目標は全国大会で金賞を受賞することだったのですごい高い壁だったんですけど
これまで全員で協力したからこそ取れた金賞だと思うしすごく感動した最高の一瞬だったなと思います。

 

(生徒会)
全国大会へ向けての練習の中で部をまとめる時に大変だったことはありましたか。

 

(部 長)
倉商はマーチングだけでなく座奏もしていて
みんながマーチングがしたくて入っているわけではないため
モチベーションを同じレベルに保つのにとても苦労しました。

 

(リーダー)
部員が53人と多いので意見をまとめるのがすごく大変だったんですけど
しっかり部員の意見を聞いて取り入れることで部をまとめられるように工夫しました。

 

 

(生徒会)
最初から目標は金賞だったんですか。

 

(部 長)
最初は銀賞以上を目標に中国大会を突破して
いやでも金を取りたいってなって指導者の方にも後押しというか、毎年銅賞だから今年は金賞を取ろうと言われて。
金賞に目標を上げたので正直そこまで自信はなくて、他の団体の演奏をみたら銀賞かな…と思ってました。

 

(生徒会)
なぜ今まで銅賞だったのに今年は金賞を取れたと思いますか。

 

(部 長)
コンセプトが今までとは違い和の感じだったので
それが観客の方に楽しんでもらえたっていうのもあるし銅から抜け出したいっていう思いも
3年生を中心にとても強かったのでそういった面では昨年までとは違ったのかなと思います。

 

(生徒会)
これから新体制になると思いますが、
後輩たちにメッセージをお願いします。

 

(部 長)
この1年間、2年生は2年間一緒にやってきたんですけどやる気はみんなあるし努力すればもっといい順位を狙えると思うので
ちょっとでも妥協せずに常に上を目指して、本当は私達の代を越えられるのはちょっと悔しいんですけども
越えてもらって記録を更新してほしいと思ってます。

 

(リーダー)
2年生とは2年間、1年生とは1年間、一緒に部活ができて本当に楽しかったですし、思い出もとてもたくさんあります。
どんどん成長していく姿を見られてすごく嬉しかったし、今までしっかりついてきてくれて本当に感謝の気持がたくさんあって
これから私達が引退したあともどんどん成長していってくれたら嬉しいですし、来年はもっといい賞が取れることを願っています。

 

 

(生徒会)
それでは最後に12月28日に倉敷市民会館で開催される定期演奏会について教えてください。

 

(部 長)
三部で構成されていて一部・二部は座奏をメインに楽しい曲だったりちょっと真面目な曲だったりと、誰もが楽しめるような曲を用意しています。三部ではマーチングを中心に披露させていただこうと思っていて、金賞を取った「日ノ本風情絵巻」に加えて各セクションのショーも披露するのでお楽しみいただけたらと思います。

 

(リーダー)
今年の集大成である定期演奏会なのでたくさんの方が観に来てくださったらとてもうれしいです。
私達も全国大会が終わってからの短期間で頑張りましたので楽しみにしていただければ嬉しいです。

 

(生徒会)
ありがとうございます。それでは以上で金賞受賞を記念したインタビューを終わります。
吹奏楽部の皆さんの益々の活躍を期待しています。
この度は本当におめでとうございました。