先に吹奏楽部が受賞したマーチングバンド全国大会小編成の部「金賞」について、12/27(水)13:30より倉敷市役所10階の大会議室にて表敬訪問が行われました。

 最初に本校の石下校長先生から「本校吹奏楽部は、12/10(日)さいたまスーパーアリーナにて開催された第51回マーチングバンド全国大会小編成の部に出場。7回目の出場ではじめて『金賞』を受賞できました。吹奏楽部創立以来、地元の『スーパーローカルバンド』を目指し、さまざまな場所で演奏活動に取り組んでいます。コロナ禍による自粛活動が緩み以前の活動に戻りつつあり、先日も倉敷市立西小学校様での『音楽鑑賞会』も4年ぶり再開されました。吹奏楽コンクールとマーチングバンドの『二刀流』を目指す学校は少なく、本校では伝統として双方の金賞を目指し、ひたむきに日々努力しています。これからも地元をはじめ県民の皆さまから吹奏楽をつうじて夢や希望を届けられるよう頑張りたいと思います。」と訪問のご挨拶がありました。

  

 続いて顧問の中西先生より「『愛される吹奏楽部になろう』と地域の皆さまや保護者・外部講師の方々から支えられ、部員53名がこの1年間取り組んだ結果得られた成果ではないかと思います。この後は、金賞受賞のできた当日のDVDを鑑賞・解説を交えてお話ししたい。」と挨拶があり、テーマタイトル「日ノ本風情絵巻」の演奏演技について解説がありました。再生途中で伊東市長様よりご質問を受けながら大会当日の様子を振り返りました。

 生徒を代表してマーチングリーダーの豊増さんから「私たちは座奏とマーチングの両立を目指し日々練習に励んでいます。苦しい練習や辛いこともたくさんありましたが、それを乗り越え『金賞』を受賞することができました。私たち3年生は、明日(12/28)開催される『定期演奏会』を最後に吹奏楽部を引退しますが、これからも後輩たちが更に活躍してくれることと思っています。今回、表敬訪問の貴重な体験もできて、たいへん思い出に残る一日となりました。誠にありがとうございました。」とお礼の挨拶がありました。

  

 最後に、伊東市長様より「倉敷商業高校吹奏楽部のみなさん、素晴らしい『金賞』受賞おめでとうございました。他の学校の様子を見ていませんが、カラーガードを除いて全員が上下(かみしも)姿で演奏演技するアイデアはおそらく他校には無く、当初から考えられていた予想どおりのビジュアルで圧倒的な金賞を得られたのではないでしょうか。国内での新型コロナや自然災害による困難を国民で一致結束して『和の心』をもって取り組まなければならないみなさんのパフォーマンスがよく伝わってきました。初の金賞が皆さんにとって非常に充実した取り組みであったと思います。皆さんの演奏が、地元『倉敷音楽祭』をはじめ、明日の『定期演奏会』など市民・県民の皆さまに喜びを与えてくれるものと思います。今回の『金賞』受賞は、倉敷市民の誇りでもあり、後輩たちにも大きな目標となると思います。皆さまの素晴らしい『金賞』を心から讃え、市長としての挨拶とさせていただきます。」とお祝いのご挨拶がありました。

  

 地元のKCT倉敷ケーブルテレビ様・山陽新聞社様の取材をはじめ保護者の皆さまもお集まりいただき、最後に集合写真を撮影いたしました。次回、広報「くらしき」にも掲載されることと思います。お楽しみに…。