校長先生は、最初に能登半島地震の被災者の皆さんへのお見舞いを申し上げられました。「元旦から予測もできない被災や事故等、これまでの経験では回避できない時代になっている。自分でしっかり考え、判断し、行動することが重要。今日の日常を普通に迎えられていることに感謝してほしい。

 3学期は『手段と目標』について考えて欲しい。『検定試験』は合格することが目標で、そのために勉強することが手段となる。全力で挑戦をして欲しい。先代の校長先生が言われていたことで、イソップ物語の『うさぎとカメ』の話。なぜうさぎはカメに負けたのか。うさぎ側から見れば、己を過信しないこと。何事も油断大敵。カメ側からすれば、一生懸命で実直に地道な努力が結果的に大きな努力を生むということ。両者の目標設定には決定的な差があった。皆さんの様々な目標について、今一度自問自答をすること。ライバルは自分自身。堅実なカメとなってゴールに向け歩き続けて欲しい。

 続いて『卒業』。目標は社会で自分らしく働くこと。その手段は高校を卒業して就職・進学すること。大切なことは、最終的な目標から今やるべきことを『逆算』できること。在校生・職員は心から祝福して送り出すことができること。3年生にふさわしい厳粛で大切な時間を是非創り上げて欲しい。最終目標の自分と周りとの幸せは、人との関係の中でつくられる。本校では幸せが生まれ、悩んでいる人には温かい居場所になればよい。その中で、検定試験や卒業式などの行事をチームの力で乗り越えて欲しい。これから厳しい寒さを迎えるが、体調には万全の注意を払い、創立112年の年を送って欲しい。」と式辞が述べられました。

 

 続いて、表彰伝達と壮行式が以下のように紹介されました。

  

(全国大会相当)
 <書道部>
 8/27 原田の森ギャラリー 全日本高校・大学生書道展 日本書芸院(兵庫県神戸市)
 書道展賞 大森優美(3年)

(県大会)
<男子ハンドボール部>
 12/27 55回岡山県高等学校ハンドボール選手権大会(きびじアリーナ)
 第5
<女子ハンドボール部>
 12/27 55回岡山県高等学校ハンドボール選手権大会(きびじアリーナ)
 第2

  

 【壮行式】
(中国大会)
<男子ハンドボール部>
 2/22/4 47回全国高等学校ハンドボール選抜大会兼第29回中国高等学校ハンドボール新人大会中国予選会(山口県周南市)
<女子ハンドボール部>
 2/22/4 47回全国高等学校ハンドボール選抜大会兼第29回中国高等学校ハンドボール新人大会中国予選会(山口県周南市)

 壮行式では、校長先生・生徒会長より激励の言葉が、選手を代表して女子ハンドボール部主将から抱負が述べられました。ハンドボール部の皆さん頑張ってきてください。