インターネットが発達しパソコンは一人一台という昨今

コミュニケーションの方法は様変わりし気持ちのやり取りも

メールやSNSなどインターネットを通じて交わされるものが多くなりました。

 

だからといって手書きが必要ないかといえばそうではありません。

本日は在校生はもちろん、本校を受検する中学生が必ず書くことになる

「倉商」の書き方を書道の板持先生に教えていただきました。

倉商生も倉商生になりたい人も美しい「倉商」が書けるよう練習してみましょう!

 

 

まずは美しい字を書く準備段階です。

姿勢に注目してみましょう。

左のような姿勢の人が多いと思いますが

これだと視点が定まらないですし

頭が重心からずれるため肩が凝ります。

 

 

 

 

座面に対して背すじは垂直に。

骨盤を後ろへ倒さず少し前へ倒すような

イメージをすると良いと思います。

机との距離はこぶし一つ分程度は離しておきましょう。

これで一つ目の準備は完了です。

 

 

 

 

次の準備はペンの持ち方です。

最近の高校生では多数派のこの持ち方。

手の中でも指の腹は感覚がとても鋭い場所です。

そこを使わないのはもったいない。

 

 

 

 

 

これが基本の持ち方です。

人差し指と親指の腹でペンを保持しています。

これで巧みなペンの運びが可能になりそうです。

何事もまずは基本からですよ。

 

 

 

では準備が整いましたので「倉商」を書く上でのポイントを確認していきましょう。

 

 

①起筆(きひつ)をしっかり

岡山県では「うったて」と呼ばれていますが

実際は起筆(きひつ)と呼ばれるそうです。

この起筆ですが縦、斜め方向に書く時だけで横方向の時は必要ないそうです。

 

 

 

 

②等間隔、平行に書く

「倉」の字をご覧ください。

横線(横画)の間隔がきれいにとられています。

また上下の線を見比べても平行に書かれているのが分かります。

人はばらばらな状態よりきれいに揃っている方が美しさを感じますよね。

 

 

 

③適度な右上がり

線を横に書く時は適度に右上がりにすると美しく見えます。

経済的に見ても真っすぐ横線では成長がありません。

適度な右肩上がりで字も成長させましょう。

 

 

 

 

④縦線(縦画)はまっすぐ垂直に

商の字をご覧ください。

5画目の起筆から真っすぐ下へ向かって線が伸びています。

そうです、大切なのは素直に真っすぐ伸びること。

 

 

以上が「倉商」を書く上でのポイントでした。

今回のポイントは倉商という字だけに限定されるものではありません。

ぜひ皆さんもいろいろな字で練習してみてください。

以上、「倉商」を書くでした!