11月8日(金)、本校の国際経済科1~3年生と岡山大学からの留学生による交流会を実施いたしました。この交流会は平成21年度から続けている取り組みで、今年度も岡山大学の留学交流課を通じて、ベトナム、中国、チュニジア、ケニア、フィリピンからお越しの9名の留学生にご参加いただきました。
交流会では、2年生が英語で岡山県内のおすすめ観光地を紹介する活動を行いました。生徒たちは、この日のために観光地の情報をスライドにまとめ、発表練習を重ねて準備してきました。当日は、美しい絶景ポイントや観光地の魅力を英語で伝え、「こんな場所があるなんて知らなかった」「ぜひ行ってみたい」といった留学生の皆さんとの会話が弾み、大変有意義な時間となりました。
1年生にとっては、初めて対面で海外の方と交流する貴重な機会でした。最初は緊張した様子も見られましたが、自分なりの英語で好きなものや趣味について自己紹介を行いました。優しく話を聞いてくださり、質問をしてくださる留学生の皆さんのおかげで、次第に緊張もほぐれ、和やかな雰囲気の中でお互いに自己紹介を楽しむことができました。
3年生の授業では、言語交換の活動が行われました。留学生の方々には出身国の挨拶や基本表現を教えていただき、生徒たちは楽しそうに発音を繰り返し練習していました。また、生徒からは岡山弁のフレーズである「ぼっけえ」や「わや」を紹介し、留学生の方々にも大いに喜んでいただきました。お互いに言語の多様性を感じ、学び合える貴重なひとときとなりました。
オンライン交流が増える中、このような対面での交流は生徒たちにとって非常に貴重な経験です。自分の思いが相手に伝わる喜びや、新しい文化に触れる楽しさを実感する良い機会となったことと思います。
最後に、岡山大学国際部留学交流課の皆様、そして当日ご参加いただいた留学生の皆様に、心より感謝申し上げます。今後もこのような交流の場を大切にし、生徒たちのさらなる学びと成長に繋げていきたいと思います。