令和7年6月21日(土)〜22日(日)に、山口県下関市のJ:COMアリーナ下関(下関総合体育館)で開催された「第72回中国高等学校卓球選手権大会男子学校対抗の部」に出場しました。倉商男子卓球部としては、通算4回目の出場となりましたが、今回は久しぶりの出場でした。選手たちにとっては、中学校時代も含めて初めての中国大会であり、出場が決まってからは、不安やプレッシャーを抱えながら、落ち着かない日々の中で練習に励んできました。
会場となったJ:COMアリーナ下関は、昨年度オープンしたばかりで、今年のインターハイ卓球競技の会場にもなる立派な体育館です。全国の強豪校や有名選手が集まる中、選手たちは緊張感に包まれながら練習を行い、1回戦では島根県代表・松江工業高等専門学校と対戦しました。島根県は全国的にも卓球のレベルが高く、序盤は0-2と厳しい展開になりました。しかし、3番手のダブルスでは2-1とリードする場面もあり、粘りを見せましたが、逆転を許し、最終的には0-3で惜しくも1回戦敗退となりました。選手たちは最後まであきらめず、粘り強く戦ってくれましたが、結果的には経験の差が表れました。今後は、継続的に中国大会へ出場できるチームづくりを目指していきたいと思います。
また、今大会の出場にあたり、多くの卒業生の皆様からご寄付をいただき、チームユニフォームを新調することができました。心より感謝申し上げます。残念ながら、新ユニフォームを着ての出場とはなりませんでしたが、次こそはこのユニフォームを着て中国大会の舞台に立てるよう、努力を続けてまいります。試合後には、近くの唐戸市場を訪れ、選手たちは悔しさとともに、良い思い出もつくることができました。中国大会という大きな舞台で、苦しさと楽しさの両方を味わえた貴重な経験となりました。
最後になりましたが、遠方にもかかわらず、現地まで応援に駆けつけてくださった多くの保護者の皆様、本当にありがとうございました。アウェイの雰囲気に圧倒されそうな中、皆様の温かい声援が、選手たちに大きな力を与えてくださいました。今後とも、温かいご声援をどうぞよろしくお願いいたします。