令和7年7月26日に、令和7年度第37回全国高等学校情報処理競技大会が千葉商科大学において開催されました。情報処理部は、昨年から団体で連続出場しており、今年度は、団体7位に入賞することができました。(昨年度は団体17位)

また、個人では、先日「応用情報技術者試験」にみごと1回の挑戦で合格した笹田剛佑くんが個人6位入賞で「優良賞」を頂きました。

出場選手は、大久保春輝くん(3年)、笹田剛佑くん(3年)、金関真和くん(2年)の3名です。出題は、第Ⅰ部 関連用語とデータベース 第Ⅱ部 表計算とアルゴリズムを各40分で解きます。

団体は3人の合計600点満点(1名200点)で競います。今年度の問題もアルゴリズムなどの記述問題が難解であったためか、ロースコアでの接戦になりました。優勝は岐阜県立岐阜商業高校。6位の群馬県立前橋商業高校とは、3点差、8位静岡県立静岡商業高校、9位青森県立弘前実業高校とはトータル1点差という僅差でした。入賞校は、全商公式HPに掲載されていますので、詳しくはそちらをご覧ください。

この激戦の中、初入賞することができたのは、去る6月7日に行われた県商業実務競技会に優勝した後の約1月半、団体メンバー4人は奢ることなく継続して練習に励み、それを競技の場で発揮できるよう全力で取り組んできた結果だと思います。運にも恵まれました。

特に、今回が最後の大会となった3年生は、支援に対して忠実であり、1年次よりチームワークを大事にしながら、全商検定や、ITパスポート、基本情報技術者試験等の国家資格取得に挑戦する力を養えるよう、日々活動に励んできました。仲間と切磋琢磨する中で、チーム力が向上するとともに、情報技術とアルゴリズムの問題を解く上で不可欠な「集中力」と、「論理的思考力」をチーム全体で高めることができました。

今大会で選手は、全国団体3位という目標を掲げていました。この目標を達成するためには、もっともっと頑張りが必要ですが、「団体7位」という好成績を得て、大変嬉しく思います。応援ありがとうございました。

次は、新チームになります。情報処理部は少人数であるため、現在も新入部員を募集しています。情報処理分野の能力は、現代社会において必要不可欠で、とても役に立ちます。また、勉強の過程でも、わかった時の嬉しさは何とも言えず、地道に取り組んだ末には、お金では買えない達成感があると思います。在校生のみなさん、よかったら今からでも、一度見学にきませんか?見学や体験だけでも大歓迎です。

このブログをご覧の中学生のみなさんも、入学後は、情報処理部で一緒に頑張りましょう。

<前日の下見の様子>

<全国大会当日競技前>

<結果発表を待つドキドキの瞬間>

<団体7位の賞状を受け取る大久保くん>

<続いて優良賞の表彰を受ける笹田くん>

<大会終了後の記念撮影>