11月30日(木)6限LHRの時間に、各教室でディベートマッチが行われました。
「岡山県を日本の首都にすべきである」「倉敷美観地区を世界遺産にすべきである」「岡山県を代表する特産物は桃である」という論題について、これまで、班ごとに、書籍やChromebookを活用して情報を収集し、それらをもとに、今日は肯定側と否定側に分かれ、議論を交わしました。
ディベートマッチ中に設けられる作戦タイムでは、相手の立論に対して、事前に調べた情報や、班員それぞれが持っている知識を生かして、活発な話し合いが行われていました。1つ1つの論題について、肯定側・否定側双方の意見を聞き、また、現在、社会で問題となっている、オーバーツーリズムや自然災害等に言及する場面もあったために、視野や知識の幅を広げる良い機会となりました。
ディベートの観戦を通して、どういった意見に説得力があるのか、といったことも、身をもって実感できたはずです。今後、授業でのプレゼンや小論文等、自分の意見を他者に伝える機会が増えていくであろう1年生にとって、意義のある時間になりました。
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3年生商業科目「課題研究」の「倉商AAA(倉敷美観地区観光ガイド)」の授業の様子です。
10月下旬からのガイド実践に向けて、倉敷美観地区を訪れ、グループで観光客とガイドに分かれてお互いをガイドする練習を行いました。
実際の現場でガイドをする経験は臨場感があり、初めは皆緊張で思うようなガイドができていませんでしたが、これまでに倉敷地区ウエルカムカム観光ガイド連絡会の方々から学んできた「気持ちの良いガイドの在り方」を意識しながら、明るく分かりやすく案内できるように心がけました。
また、実践的な練習を通じて、情報不足や説明の端的さなど、課題点も見つかりました。これによって、本番に向けて必要な最終準備が何かを把握する良い機会となりました。
授業の後半では、高校生自身が現地の観光客に声をかけ、倉敷美観地区への訪問目的などについてアンケート調査を行いました。快く質問に答えてくださった観光客の皆様、ご協力ありがとうございました。
次週からの本番に向けて、観光客に倉敷の魅力を伝えるために全力を尽くして取り組みます。どうぞ応援してください!
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学校説明会 in 倉商」最終日、これまで校外で4回の説明会が実施されました。前回の説明会に引き続き「くらしき健康福祉プラザ」の大きな会場を提供していただき、ご参加の皆さまの安全を最優先した説明会が開催できたと思います。コロナ禍の対応でどの会場もご参加の皆さまには大変ご不便をお掛けしながらもご協力をしていただきまして誠にありがとうございました。
今年度最後の説明会とあって、多くの方々が参加されました。今回も卒業生が受験時の心境や在学中の本音を語ってくれました。閉会後も多くの中学生や保護者の方々が熱心に質問されたり、昨春から新しく導入された制服に直接触って確認することも出来ました。
各中学校では、11月末頃より出願のための懇談等が始まります。今夏の「オープンスクール」や今秋の「学校説明会」等で、中学生の皆さんのより良い進路選択の参考になればと思います。お忙しい中各会場へお越しくださいました皆さま、誠にありがとうございました。
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3年生商業科目「課題研究」の「倉商AAA(倉敷美観地区観光ガイド)」で10•11月のガイド実践に向けて行った2学期の授業の様子です。
NPO法人倉敷町家トラスト代表理事の中村泰典様から倉敷の歴史や町並み保存の取り組みについてお話を伺いました。
高度経済成長期と現在の美観地区を比較する大きな鳥瞰絵図を用いて説明してくださいました。この絵図を通じて、美観地区以外の地区が半世紀の時間を経て現代的な建築に変化していく間に美観地区の景観が大切に守られてきたことがよく分かりました。
「なぜ美観地区がこれほどまでに保護されてきたのか?」「美観地区の建築には江戸時代や明治時代の名残が残っているが、それが具体的に?」といった疑問が投げかけられました。その説明はとても情熱的で、中村さんはまさに理想とするガイドの姿そのものでした。
その後、一緒に美観地区を散策し、町並み保存条例の規則や適用範囲について詳細に説明いただきました。
高所から美観地区の町並みを一望することで、統一感のある美観地区の町並みを、改めて素晴らしいと実感することができました。
お話を伺ったりやまち歩きをしたことで、その後に行ったガイド実践に深みを加えることができたと考えます。また、市民が守り、育ててきた美観地区の美しい町並みを保護し続けるために、私たちには何ができるのかを考える良い機会となりました。
中村様、貴重なお時間を割いていただき、誠にありがとうございました。
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