投稿日:2022/08/19
3年生商業科目「課題研究」の「倉商AAA(美観地区観光ガイド)」講座では、大原美術館の寺元静香様をお招きして大原美術館の歴史や代表的な展示作品、美術館の果たす役割などについて教えていただきました。

      
ご講演の後、大原美術館を訪問し、作品鑑賞を行いました。

「美術館は静かで涼しい印象を持っていましたが、それにはちゃんとした理由があって、その理由はどれも美術品を綺麗な状態に保つためなのだと知って驚くと同時に、そのような繊細な調整を毎日して素晴らしい美術品を提供してくださる美術館の方々は本当にすごいなと思いました。普段聞くことができない大原美術館の様々なことを知れてとても良い機会になりました。寺元さんに感謝です。」《国際経済科女子感想》

「実業家であり社会事業家でもある大原孫三郎さんは孤児院を支援し、倉敷中央病院や倉敷労働科学研究所などを設立し、人のために行動していて本当に尊敬します。児島虎次郎さんはヨーロッパへ行って日本人にヨーロッパの絵画を見せるために孫三郎さんにお願いして絵画を購入していて、今の大原美術館は2人によってつくり出されたと思うと、倉敷にいる者としてとても誇りに感じました。」《国際経済科女子感想》

寺元様、お忙しい中私たちのために本当にありがとうございました。また美術館にお邪魔させていただきます。

投稿日:2022/08/15
3年生商業科目「課題研究」の「倉商AAA(美観地区観光ガイド)」講座では、倉敷地区ウエルカム観光ガイド連絡会(KWG)の平瀬様をはじめ皆様方に3班に分かれて倉敷美観地区を案内していただき、翌週学校においでいただいてその振り返りをすると同時にガイドの心構えを教えていただきました。
   
「美観地区をじっくり見て、自分の知らなかったことが山ほどあった。ガイドさんが美観地区で昔あった出来事や風景などについて話してくださって、何だか昔にタイムスリップして当時の美観地区を見たくなった。自分も相手に楽しかったと思ってもらえるようなガイドをするためにもっと美観地区の魅力について知りたい。」《国際経済科女子感想》

 
「今まで美観地区で知っていることといえば、食べ物だったり雑貨だったり友人と遊んだりするための情報しか知らなかったのですが、ガイドを受けて大原孫三郎さんの強い思いと地元の人の愛のおかげで今の美観地区があると聞いて印象も思いもガラっと変わりました。私もガイドをするお客様に“本当”の美観地区を知ってもらえると嬉しいです。」国際経済科女子感想

ガイドをしていただいた翌週には、ガイドの心構えなどについてレクチャーをしていただいたりグループ別に質問を投げかけたりして、秋に自分達がガイドをする姿をしっかりとイメージしました。

「お話を聞く中で『そういえばあの時はこんな理由で動いていたんだな』とか『こんなことにも気を付けていたのか』など、前週との経験と合わさってとても理解がしやすかった。自分がガイドをするための課題はまだ山積みだが、今日のことを少しでも自分の力にしていけるといいと思った。」《商業科女子感想》

「ウエルカム観光ガイドの方々のお話を聞いたり質問をさせていただいたりして、身を持ってコミュニケーションの大切さが分かった。マスクをはずせないご時世で口元で笑顔を伝えられないが、アイコンタクトや声量でいかに印象が変わるかを知り、ガイドの時だけでなく日常のコミュニケーションでも生かしていきたいと思った。ガイドの方々の体験談を交えて質問に答えていただき、とても貴重なお話を聞くことができ、ガイドをするのが楽しみになった。」《情報処理科女子感想》

 

倉敷地区ウエルカム観光ガイド連絡会の皆様方には2週にわたって大変お世話になり、誠にありがとうございました。教えていただいたことを2学期(10・11月)のガイド実践に活かしていきます。今後もご指導ほどよろしくお願いいたします。
投稿日:2022/08/12

岡山県内にある商業が学べる高校を取り上げ、その取り組みを紹介するRSKラジオ番組の収録に3年生3名(国際経済科 上地・商業科 池内・木村)が行ってきました。

収録に参加した3名は、倉敷町家トラストが主催する町家deクラス2022』の1プログラム(11月実施予定)を担当し、倉敷美観地区でのまち歩きの案内役を務めます。

3名のうち2名は課題研究の倉商AAA講座(倉敷美観地区観光ガイドの講座)のメンバーでもあり、本校の観光PBLなどについて 伝えました。

放送は9月16日(金)の予定です。皆さま、是非お聴きください。

 

投稿日:2022/05/29

5月13日(金)3年生商業科目「課題研究」の「倉商AAA(美観地区観光ガイド)」講座では、倉敷市が制作した、市の3つの「日本遺産の物語」をテーマとしたカルタをグループに分かれて楽しんだり、倉敷にちなんだクイズを考えたりしました。

公募で選ばれた読み札の1枚は令和4年3月に本校を卒業した松原朱莉さんのもので、グランプリに選ばれました。

「せいしゅんを ともにすごしたせいふくは くらしきはつのジャパンブランド」

その後、各自で倉敷についてのクイズを作成し、出題し合いました。

   

秋のガイド実践を見据えながら、私たちの学校がある地域についてカルタやクイズなどの形で親しむ時間となりました。

 

「倉敷にちなんだカルタがあることを初めて知りました。読み札にも取り札にも短い文の中で倉敷の良さが詰まっていて面白かったです。(中略)他のメンバーが考えたクイズを解いてみると、倉敷に住んでいるのにもかかわらず知らないことが多いことに気づけて勉強になりました。」《商業科男子感想》

「先輩方はガイドをする際、クイズを出したりしたということだが、いざ自分が作るとなると難しかった。何を答えさせればよいか、何をポイントとしてヒントを出せばよいかなど、普段と違う部分に頭を悩ませた。ガイドをするには色んなものを求められるが、「自分の好き」を所々に活かせるのは楽しいと感じた。」《商業科女子感想》

 

投稿日:2022/05/11

5月6日(金)3年生商業科目「課題研究」の「倉商AAA(美観地区観光ガイド)」講座では、倉敷市立美術館を訪問し、4名の学芸員の方々から美術館の歴史や建築物としての美術館について教えていただいたり、ギャラリートークで作品を一緒に鑑賞したりしました。

 

  

  

「前回訪問した時と展示が変わっていて新しいものを多く見ることができて楽しかったですし、のぞいて見たり、立体的なものも多くあり絵だけではない美術を感じることができてよかったです。また、倉敷市立美術館の方達に絵の説明をしていただきながら見たおかげで、絵の見え方を変えることもできました。やはり、知識も大事ですが、見て聞いて感じることが大切だなあと思いました。」《国際経済科女子感想》

「倉敷の美術館、岡山の美術館と言えば大原美術館という印象がありましたが、今回の学習でその概念が変わり、もっと身近に感じられる素晴らしい美術館のことを知ることができて良かったです。また、元々は倉敷市役所だったことや美術との向き合い方、美術とは何かということも教えていただき、とても勉強になりました。」《商業科女子感想》

 

  

 

「郷土」を意識してつくられた倉敷市立美術館に是非また行きたいと思っております。そして、周りの人達にその魅力を伝えていきたいと思いました。

学芸員の前田様、佐々木様、杉野様、そして尾上様、美術館スタッフの皆様、本当にありがとうございました。

投稿日:2022/05/09

4月22日(金)3年生商業科目「課題研究」の「倉商AAA(美観地区観光ガイド)」講座では、倉敷観光課の牧野浩樹様をお迎えして『倉敷の観光』について講義をしていただきました。

  

観光の意味や観光振興の意義、現在の倉敷市の観光に関わる状況や取り組み、秋に倉敷美観地区でガイド活動を行う私たちへのアドバイスをユーモアを交えながらお話しくださいました。

   

 

「デートで行くならどこがお勧めですか?」などの私たちからの質問にも丁寧に答えてくださいました。そしてハッピーな気持ちになりました。

 

 

「コロナの中で観光客を呼ぶこむための努力をこんなにたくさんしていたんだと近くに住んでいるのに知らず、美観地区が『残った』のではなく、どういう経緯で『残された』のかが分かりとても勉強になった。また、アニメ『RE-MAIN』を単純にアニメとして楽しんでいたが、観光課の方が関わっていたことにとても驚いた。たくさんの方のたくさんの仕事によって今の倉敷市があるのだと実感できてとても有意義な2時間だった。」(商業科女子感想)

「私は今まで『観光って楽しいけどそんなに大切かな?』と思っていましたが、今回の講演を聞いて観光も私たちの生活を支える大切なものだと分かりました。また、倉敷が空襲を免れたお話、感動しました!一説だとしても大原孫三郎さんの思いや行動のおかげで倉敷は守られたのだと思うし、栄えたんだと思います。」(国際経済科女子感想)

倉敷市観光課牧野様、高島様、土井様、お忙しい中倉商においでいただき、誠にありがとうございました。今日教えていただいたことを今後の活動にしっかりといかしていきたいと思います。ありがとうございました。

投稿日:2022/04/28

4月15日(金)、令和4年度最初の3年生商業科目「課題研究」の授業があり、「倉商AAA(くらしょうトリプルエイ:倉敷美観地区観光ガイド)」が始動しました。

今年度のメンバーは30名。秋のガイド実践に向けて協力をしながら学習を進めていきます。そこで、他己紹介やペーパータワーを作るなどして「チーム」の一員としての自覚を高めました。

昨年度の先輩の活動の様子を見たりレポートを読んだりしてこれから半年後の自分の姿をイメージしました。

「グループでタワーを作る活動では、机にテープを貼ってはいけなかったので、『紙を下に敷いてその紙を固定すればいいんじゃないか』とか『この巻き方の方が高くなりそう』と意見を遠慮なく交わしつつ、役割分担もしっかりできていたのではないかと思う。タワーのバランスがとれなかったりうまくいかなかったところも笑いに変えられてとても雰囲気のいいグループ活動ができたと思う。」《情報処理科女子感想》

「ガイドをしている先輩方の姿を見て、調べて満足するだけでなく、お客様に楽しんでいただけるためにどんな質問にも答えられるように学んだこと等をきちんと自分のものにしていかないといけないんだなと思いました。」《商業科女子感想》