3年生商業科目「課題研究」の「倉商AAA(倉敷美観地区観光ガイド)」の1学期はじめの授業の様子を3日間にわたってまとめてお伝えします。
4月19日(金)、倉敷美観地区にて倉敷地区ウエルカム観光ガイド連絡会の皆様のガイドを受けました。

倉敷美観地区を実際に歩いて回りながら、その歴史について分かりやすく説明していただきました。倉敷美観地区にゆかりの深い大原家や紡績の歴史を学ぶことで、生徒からは「美観地区に今まで以上に行ってみたくなった」という感想が聞かれました。

また、国際経済科のグループに対しては英語でガイドをしてくださり、どのような表現を使えば相手に説明できるのか、非常に参考になりました。
この授業では、最終的に生徒たちがガイドを行います。ガイドさんの素敵な姿に少しでも近づけるよう、生徒たちもやる気を高めていました。

「はじめは少し緊張していてガイドさんについて行くことしかできなかったですが、ガイドさんが私たちの倉敷商業高校と美観地区の関係なども話してくださり、次第に楽しくなり、自分から疑問点を質問することができるようになっていました。私は人と話すのが得意なので『ガイドもできそう』と思っていましたが、知らない情報の方が多いことに気づきました。ガイドさんが聞かれたことにすらすら答えられている姿を見て、まずは情報をまとめ、伝えたいことを整理することから始めなければいけないなと思いました。」《生徒感想》
「大原家と児島虎次郎が倉敷という町に大きく関係していることがわかりました。美観地区についてのガイドを受ける中で、改めて自分たちは地元倉敷について何も知らないのだと感じました。また、ガイドの方が一方的に説明するのではなく、質問やクイズなどをまじえて解説をされていた姿を見て、私もお手本にしようと思いました。次回の授業でガイドする上での話し方のコツなどを質問をしてみたいです。」《生徒感想》
今回の経験は、生徒にとって非常に大きな学びとなりました。倉敷地区ウエルカム観光ガイド連絡会の3名のガイドの皆様、お忙しい中ガイドしてくださり本当に有難うございました。3人の皆様からは学校においでいただいた上でガイドとしての心構え等も学ぶ予定です。秋にはガイド実践時のサポートをしていただきます。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。