投稿日:2022/09/29

 創立110周年記念行事の最初の行事として『倉商祭』が晴天のもと今年もリモート配信等で工夫を凝らしながら開催されました。

 開会行事にて校長先生からは「創立110周年記念の特別な倉商祭の開幕にあたって、新型コロナ感染対策を施しながら生徒会の皆さん、保護者・教員等のご協力のもと何とか開催できることになった。個々の準備過程でなかなか意見がまとまらず多くの難局があったかも知れないが、「ありがとう」というキーワードで何度その難局を乗り越えてきたであろうか。皆さんはいっそう強く・優しくなったと思う。テーマ『倉商110祭だヨ!全員集合』にそって皆さんと一緒にお祝いしたい。文化とは何か。皆さんが少しずつでもよいと思ったことを積み重ねて欲しい。」とご挨拶が述べられました。

 生徒会長の阿部君より「待ちに待った倉商祭(文化の部)の始まりです。コロナ禍の開催で多くの制限がありながら、各クラス・委員会・部活動等でお互いに協力して、よりよい内容に仕上げられたと思う。多くの皆さんを迎えてお互いに高められたらよいと思う。各ブロック総合優勝を目指して頑張ろう!」と挨拶がありました。

 続いて文化委員長の下宮さんより「感染症対策の具体とリモート配信に対応したスマホの特別ルールについて確認し、最高の思い出づくりにしよう。」と挨拶がありました。

 開会式の後の体育館行事を各教室・会場でリモート配信され、各催し物に移りました。内容については写真でご紹介します。なお、本日の2年生の内容は掲載写真数の都合により、明日の1年生のステージ演奏と一緒にご紹介します。

<開会行事>

<フォークソング同好会>
 

<吹奏楽部> マーチング テーマタイトル「TIME」

<演劇部> 

3年生 アトラクション【縁日】
3-1「それいけ!スナイパーマン!」

3-2「てつやとみやこ LOVEキューピット」

3-3「はらぺこっけいの森」

3-4「長谷宏樹 降臨ゲーム」

3-5「うーたんと一緒にぐるぐるどっか~ん!」

3-6「ミニオンに好物を! Let’s go fishing!」

3-7「蹴って良し!作って良し!長瀬崇良!」

3-8「さんぱち with ジョージ」

<茶道部>

<写真部>

<美術選択者>
 

<書道選択者・書道部>

<生花部>

<図書委員会>

<有志:ダンス>

<有志:倉商歌うま選手権>

<今日のスマイルコレクション>


 

 

 

投稿日:2022/08/31

 2学期がスタートしました。校長先生の式辞では次のように、生徒の皆さんへ伝えられました。

「これまでのコロナ禍で、部活動の発表の機会や行事の多くを失ってきた。この経験から、当たり前が当たり前でなくなり、発表や行事の本質は『学び』で、大切な『成長』の機会であったということや、この期間に『学び』や『成長』の機会は、工夫して別の場面や方法に置き換えることができた。失ったものに対する『苦しみ』や『我慢』は、私たち自身の成長へもつながることを学んだ。『厳しさ』は私たちを育ててくれるものだとも思う。
 1学期に工夫して実現できた『定期戦』。とても感動的な行事で、仲間が一つになった瞬間でもある。こういう時間をこれからも増やし大切にしたい。2学期には110周年記念式典や倉商祭という大切な行事を迎える。現在の感染状況を考えると、これからも厳しい決断をすることになるかもしれない。しかし、どんな困難に出会ったとしても、今まで通り倉商がみなさんのよりどころであり、居場所であることを決して忘れてはならない。
 3年生の皆さんには、仲間のために雰囲気をつくって欲しい。何か大きなことを残すのではなく、残された日々を大切に、精一杯、心を込めて過ごしていくことが重要。後輩への模範となり、倉商のよりよい校風、伝統として引き継がれていくことになる。先輩として頼りになる大きな背中を後輩たちに見せ、自分に負けず、学年目標『有終の美 ~鼓舞・飛躍・巣立~』を達成して欲しい。
 2年生の皆さんには、残念ながらよく『中だるみの学年』と言われる。特に2学期の中間考査は成績が下降する傾向にあり、行事や検定、課題に追われ大変忙しい時期となる。人間は忙しいときにこそ成長できる。『中だるみの学年とは言わせない』『もっとも充実した学年にする』、これこそが倉商2年生。学年目標の『基礎を大切にし、進路実現に向けて行動する』を目指して欲しい。
 1年生の皆さんには、スタートは学級閉鎖等が多く、やっと倉敷商業に慣れてきた頃。慣れることは悪いことではない。良くないのは慣れることによる油断。入学したときの気持ちや目標を思い出すこと。『初心忘るべからず』そして、学年目標『新生 ①時間厳守 ②整理整頓 ③挨拶励行』を確認して欲しい。
2学期、特別な倉商祭に向け忙しくなってきる。生徒会ならびに3年生のリーダーシップのもと、全校生徒一丸となって盛り上げていこう。大切なのは『自分そして仲間としっかりと考え、判断し、行動すること』。しかし、しっかり考えて判断し行動しても難しいことは次々に起こります。人間関係は特に難しい。その時のために『ありがとう』は人と人をつなぐ接着剤、『我慢』は潤滑油。これからも感染症対策、そして熱中症対策を徹底しながら共に前に進もう。全校生徒一人ひとりがそれぞれの目標に対し、粘り強く、最後まであきらめず、悔いを残さない2学期となるようお互いに頑張ろう。」と述べられました。

☆☆ 表彰伝達 ☆☆
【全国大会】
《簿記部》
 7/25 第38回全国高等学校簿記競技大会(東京・日本工学院専門学校)
 <団 体> 第9位
 <個 人> 佳良賞 若林芙帆(2年)

《書道部》
 8/3 第46回全国高等学校総合文化祭 書道部門(東京都美術館)
  奨励賞 大成舞音(3年)

 【中国大会】

《簿記部》
 7/18 令和4年度全国簿記競技大会中国地区予選(岡山・倉敷商業高校)
 <団 体> 優 勝
 <個 人> 優 勝 德地勝仁(2年)
       第2位 中田里菜子(2年)
       第3位 荻野 舞(3年)

《競算部》
 7/18 令和4年度全国電卓競技大会中国地区予選(岡山・倉敷商業高校)
 <団 体> 優 勝
 <個 人> 優 勝 木村宇陽(3年)
       準優勝 原田琉亜(1年)

【県大会】

《ESS同好会》
 7/16 第39回全国商業高等学校英語スピーチコンテスト岡山県予選会(県立岡山東商業高等学校)
 <スピーチの部>
  優 勝 田中菜々子(3年)
 <レシテーションの部>
  準優勝 難波千晴(2年)

《女子ハンドボール部》
 7/16-18 第28回岡山県高等学校ハンドボール夏季大会(倉敷体育館他)
  優 勝

《吹奏楽部》
 8/8 第63回岡山県吹奏楽コンクール高等学校A部門(倉敷市民会館)
  銀 賞

《ソフトボール部》
 8/27-28 令和4年度岡山県高等学校夏季ソフトボール選手権大会(笠岡スポーツ公園)
  第3位

《書道部》
 8/28 第68回岡山県児童生徒書道展(天満屋岡山店6階葦川会館)
  山陽新聞社長賞 川田幸茉(3年)
  岡山県知事賞 大成舞音(3年)
  岡山市長賞 田中彩月(2年)
  審査委員長賞 野崎智世(3年)

☆☆ 壮行式 ☆☆
【全国大会】
《簿記部》
 9/4 令和4年度全国簿記競技大会全国大会(東京都)
  荻野 舞(3年),德地勝仁(2年),中田里菜子(2年)

《競算部》
 9/4 令和4年度全国電卓競技大会全国大会(東京都)
  芝 仙太郎(3年),木村宇陽(3年),原田琉亜(1年)

《ESS同好会》
 9/18 第39回全国商業高等学校英語スピーチコンテスト(東京都)
  田中菜々子(3年)

 校長先生から「商業の学びを中心とする部活動が全国大会出場できることを大変うれしく思う。各競技に当たり緊張されると思うがリラックスして臨んで欲しい。練習は本番のように、本番は練習のように。頑張ってきて欲しい。」と激励の挨拶がありました。選手を代表して簿記部の德地君より「全国大会では練習した成果が存分に果たせるよう頑張りたい。」と抱負が述べられました。

投稿日:2022/06/09

 今年の生徒総会、新型コロナウイルスの感染者も減少しつつありますが、まだ終息の兆しが見通せないまま、昨年度と同様、今年もGoogle Meetでリモート開催されることになりました。生徒会長の阿部君の挨拶のあと議長が選任され、生徒会執行部から7つの議案が提示され審議されました。まずは、昨年度全体の活動報告。続いて会計報告とその監査報告。そして、今年度の基調提案、生徒会・各種委員会による活動計画とその予算案が説明されました。

 第5号議案「フォークソング同好会の改名について」は時代の変化に対応して、当該の同好会より要望が有り、令和5年度より「軽音楽同好会」に変更されることになりました。 

 第6号議案「倉商祭について」は、ブロック編成やブロックカラーの抽選。抽選の模様をリアルタイムで伝えられ、見守る各教室から歓声や悲鳴など校内に響き渡りました。

 第7号議案「令和4年度クラス目標」では、各クラスの年間目標の発表とその説明が発表の都度、各教室からホームルーム委員等が発表しました。大切な目標なので、例年通りこのページに示し残しておきます。年度末にはこの目標に対して、成果発表が行われる予定です。クラスみんなで取り組み達成できるよう頑張りましょう。

 なお、これまでのコロナ禍で延期されていた「対岡山東商業定期戦」の開催に向け、生徒会が主催し総決起集会が行われました。過去2年間中止となり、在校生でその内容を経験する者がなく、現在教育実習で来られている4名の先輩方から在学時代の定期戦の様子をお聞きすることができました。

 明日から、いよいよ定期戦開会式での応援練習が始まります。伝統の定期戦を復活させ、しっかり継承させましょう!

投稿日:2022/04/11

 春爛漫の陽気に煽(あお)られ、大樹サクラは一足早く「葉桜」に変わり、上方へ少々の花を残すばかりとなりました。晴天のもと真新しい制服に袖をとおし、新入生の皆さんはまぶしいほどに輝いていました。在校生の皆さんは新型コロナ感染症対策のため家庭学習日となり、自宅にてリモート配信を閲覧しての入学式となりました。

 石下校長先生から「明治45年に地元の期待を担って創立され今年百十周年。『至誠剛健』は私たちから最も大切されている言葉。『至誠』とは「極めて誠実なことでこの上なく純粋であること」を表す。『剛健』とは「心身共に健やかに強くどんな困難にも決してくじけないこと」をいう。学習・学校行事・部活動に取り組む姿勢や人との付き合い方が大切なのが『至誠剛健』の精神である。この言葉の意味をしっかり心に刻み様々な活動に積極的に取り組み充実した高校生活を送って欲しい。倉商入学は決してゴールではない。皆さんの『夢』に向かって走り出すスタート地点に今立っている。この高校時代をどう過ごすか、つまり自己の確立ができるかどうかが、その後の人生を大きく左右することになる。賢い決意と覚悟をもって次の二つのことを大切に高校生活に励んで欲しい。

 第一に自分の心の中に『誇りを育てる』こと。倉商生として、地域・家族に対する誇り。誇りが育つことで、将来自分を育ててくれた方々にどのように恩返しするか想いが湧くようになる。その想いを大切に、将来よりよい社会づくりに貢献する人になって欲しい。

 第二に『信頼を育む』こと。授業・部活動・学校行事・ボランティア活動に仲間と共に主体的に参加すること。積極的に参加することで豊かな人間性を養い、先輩後輩との関わりの中で健康な心身の成長を図ることができる。

 今まで支えてくれた方々への感謝を忘れず、これから迎えるかもしれない試練を乗り越えるためにも「チーム倉商」の一人として仲間同士が助け合い、信頼や思いやりの心を育み、共に頑張ってくれることを期待したい。」と式辞が述べられました。

 来賓を代表して濵砂PTA会長様より「コロナ禍で制約された生活を送っている。本来なら在校生の23年生の先輩たちが肩を組み、体育館の床を揺らす校歌斉唱で新入生たちはたいへん驚いているところである。校訓の『至誠剛健』のもと、地域のビジネスリーダーの育成を目指し、生徒ひとり一人が倉商の誇りと自覚を持ち、夢への実現に向け日々の学習や課外活動に取り組んでいる。学校目標の一つに「全商三種目1級取得」があり、近年は連続して200名を超えて全国の商業高校の中でも高い実績を残している。また全国レベルの結果を残す部活動も多くなり、部活動を通じ心身を鍛え挨拶・礼儀・マナー等の社会的基礎力が養われている。100年を超える歴史と伝統で築きあげられた信頼により多くの企業から高い評価を得られている。先輩や仲間との絆を深め、今日からの高校生活を有意義なものにして欲しい。」とご祝辞をいただきました。

 新入生を代表して原田さんから「憧れの倉商生として第一歩を踏み出し、9年間の義務教育を終え、初めて自分自身で切り開いた環境に不安はありつつも、それ以上の期待と希望で胸が一杯です。これから始まる長いようで短い三年間の中で一日一日を大切に、ひとり一人の目標や夢に向かって全力で挑みたいが、一人では乗り越えられない時には先生方先輩方そして保護者の皆様の力強い後押しをお願いしたい。新入生一同は『至誠剛健』の校訓のもと倉商生としての責任と誇りを持ち、先輩方が築いた伝統を大切にし、新制服第一期生として倉商の新たな歴史を刻み、有意義な学校生活を送りたい。」と誓詩がありました。その後担任紹介が行われ、各クラスでのクラス開きがありました。

 入学式の後、中庭では新制服をまとった姿でクラス写真をとりました。お天気もよく新制服がたいへん輝いていました。新入生の皆さん、ご入学おめでとうございました。

 新制服(女子)は次のように新調されました。男子も同様に紺のブレザーとスラックスになっています。

 

 

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投稿日:2022/04/08

 久しぶりの登校で迎えた新学期。諸行事はリモート配信で各教室にて参加することになりました。

 最初の新任式では12名の先生方をお迎えして教頭先生からご紹介がありました。新任者を代表して石下校長先生から「創立110周年の記念すべき年に赴任できて大変うれしく思う。皆さんと共に至誠剛健を目指したい。」と赴任のご挨拶がありました。

 続いて始業式に移り「来週には新入生を迎え全校が揃い名実ともに新年度がスタートする。コロナ禍でこの2年間は日常に戻れず、学校や部活動の『本質』は何か考えたのではないか。大切な周りの方々を守るため、徹底した対策でこれからも対応して欲しい。高校生活3年間は長い人生の通過点に過ぎないが、大切なことを学ぶ場でもある。感染症による不安は拭えないが、そんな時だからこそ正しい情報を見定め今できることを着実にこなす事が大切。今日から新しい環境の中で目先の目的だけで無く、背伸びしてもう少し先の目標も見つめて欲しい。卒業時の進路決定はゴールでなく通過点である。その先に自分にとって必要なことを考え準備して欲しい。社会人として認められることは何なのか。この3年間で学ぶべき事をしっかり見つけて欲しい。本校のミッションの1つ『地域に信頼される学校作りの実現』をするためには、自分一人の幸せを追求するだけでなく、他人の幸せを願い他人の不幸を悲しむ人間でなければならない。我々が学ぶ『商業』は信頼がないと成り立たない。校訓の『至誠』とはこのことを意味している。110周年の色々な行事をとおして地域の人とふれあい、地域生活の息吹を感じ取って欲しい。その中で人を幸せにする仕組みやヒントがあるかも知れない。これこそが商業を学ぶ意味なのかも知れない。そのために必要な力を身に付けて欲しい。常に仲間を意識し仲間のために行動できることで『倉商が皆の居場所』となれるよう今年度をスタートして欲しい。」と式辞が述べられました。

 続いて表彰伝達として昨年度『多読賞』が次のように披露されました。

【表彰伝達】

 ☆多読賞
  安東志真,原 孝輔,板鼻優希,河田陽菜,木村宇陽(3年)
  稲田葉月,岩井香穗,髙巣さくら,大塚理久,仁科陽菜(2年)

 諸連絡では、進路指導部・教務部・生徒指導部・厚生保健部の順で「至誠剛健」の四文字のテーマで目指すべく目標が教示されました。

 ここまで旧担任が各教室に入っていましたが、新担任紹介がライブ配信で伝えられ、遠く離れた教室からは拍手や歓声が届き、楽しいクラス開きとなりました。

  台風の北上と接近に伴い気温が上昇しサクラの花もかなり散ってしまいましたが、新入生の入学式を心待ちにしています。入学式は新1年生と保護者の方々のみ出席で在校生は家庭学習日となります。Google Classroom「R04_リモート配信用」にて「YouTube 限定公開」のリンクが紹介されます。新入生の皆さんにより110周年の『新風』を是非巻き起こしてください。

 新入生保護者の方々の皆様、ご来校の際は駐車スペースが非常に狭いため、なるべく公共交通機関をご利用ください。先日お越しの際にご覧いただいた「中学生の方へ」の「入学予定者説明会」同様に自家用車による登下校の方法についてご協力ください


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