投稿日:2025/09/01

 2学期・3学期の学校行事の関係で、夏休みの終了を例年どおりやや早め、8/28(木)に2学期始業式を実施しました。熱中症対策のため、今回も各教室にてリモート配信による方法で行われました。昨年と同様に酷暑の続いた夏休み。少雨・高温がもたらす農作物への影響が今夏も懸念されていますが、倉商生は個々に多くの目標を立て、学習や部活動など大いに取り組み、大きな成長ができたものと思います。

  
  

 最初に「新任式」が行われ、2学期より新たに国語科とALT(外国語指導助手)の2人の先生がご紹介されました。続いて「始業式」では、校長先生から「3年生にとって進路実現に向けた勝負の時期を迎えた。2学期のスタートにあたり、次の2点について伝えたい。まず、1点目は、本校で身に付けてほしい5つの力です。①傾聴力(相手の話をよく聞く)②共感力(相手の気持ちに寄り添う)③伝達力(考えを分かりやすく伝える)④企画力(課題を整理し解決へ導く)⑤突破力(失敗を恐れず挑戦する)です。授業や部活動を通じて意識的に磨いて欲しい。2点目は、日頃の言葉遣いです。『言葉』には『言魂』が宿ると言われる。“どうせ”、“でも”、“しょせん”、などの『6D3S』のネガティブ言葉は自分や周囲を後ろ向きにしてしまう。代わりに、“きっとできる”、“大丈夫”といったプラス言葉を使うことで、気持ちや人間関係も前向きになる。困った時は一人で抱え込まず相談し、みんなで躍動・躍進・感動の2学期にしていきましょう。」と式辞を述べられました。

 続いてこの夏休みに参加された全国大会を中心に、中国大会・県大会の表彰伝達が行われました。

  
  
  

《表彰伝達》
【全国大会】

<陸上競技部部>
 7/25-29 令和7年度全国高等学校総合体育大会陸上競技大会(広島県:広域公園陸上競技場)
 女子走高跳 優勝(1m70cm)秋岡里緒(3年)

<ウエイトリフティング部>
 8/11 令和7年度全国高等学校総合体育大会ウエイトリフティング競技大会(鳥取県:米子市コンベンションセンター)
 スナッチ 第2位 70kg 大嶋志歩(2年)
 ジャーク 第2位 88kg 大嶋志歩(2年)
 トータル 第2位 158kg 大嶋志歩(2年)

<競算部>
 7/23 第72回全国高等学校ビジネス計算競技大会 (神奈川県:横浜武道館)
 珠算競技
 団体総合 第8位 岡山県立倉敷商業高等学校
 応用計算競技 優良賞 吉本めい(3年)
 応用計算競技 優良賞 川口航世(2年)
 電卓競技
 団体総合 第9位 岡山県立倉敷商業高等学校
 読上算競技  第3位 藤原由紀恵(3年)
 応用計算競技 佳良賞 藤原由紀恵(3年)
 個人総合競技 佳良賞 秋山 雅(2年)
 応用計算競技 佳良賞 秋山 雅(2年)
 読上算競技  佳良賞 秋山 雅(2年)

<情報処理部>
 7/26 第37回全国高等学校情報処理競技大会(千葉県:千葉商科大学)
 団体 第7位
 個人 優良賞(個人6位)笹田剛佑(2年)

<ワープロ部>
 7/29 第72回全国高等学校ワープロ競技大会(東京都:東京都貿易産業センター台東館・台東区民会館)
 団体 第5位
 個人 優良賞 守屋茉南(3年)

【中国大会】
<陸上競技部>
 8/23-24 第79回中国陸上競技選手権大会(山口県:維新みらいふスタジアム)
 女子走高跳 優 勝 秋岡里緒(3年)

【県大会】
<商業研究部>
 8/1 第35回岡山県高等学校生徒商業研究発表大会(岡山市:山陽新聞社 さん太ホール)
 優良賞

《壮行式》
【中国大会】

<商業研究部>
 9/12-13 第39回中国五県高等学校生徒商業研究発表大会(岡山県岡山市)

 生徒会長から「緊張すると思うが、全力で取り組み、楽しんできてほしい。」と激励の言葉を述べました。商業研究部を代表して三宅さんから「せっかく掴んだこのチャンスを最後まで頑張りたい。」と抱負が述べられました。商業研究部の皆さん、しっかり頑張ってきてください。

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投稿日:2025/07/22

 今年の梅雨明けは、気象庁が統計を取り始めて最も早い6/27(金)の梅雨明けとなりました。これまで中国大会や全国大会等の上位大会が開催時期で、機会ある時に表彰伝達と壮行式を開催してきました。今回は1学期最後の【表彰伝達・壮行式】となりますが、紹介披露できていない件が大変多く、熱中症対策のため冷房の効いた各教室にてリモート配信で行われました。

 【表彰伝達】

 (全国大会)
<ウエイトリフティング>
 7/12-13 4回全国高等学校女子ウエイトリフティング競技大会(金沢市医王山スポーツセンター)
 (階級省略) 第1位 大嶋志歩(2年)

 (中国大会)
<陸上競技部>
 6/20-22 78回中国高等学校陸上競技対抗選手権大会(広島広域公園陸上競技場)
  男子円盤投 第1位 川田春斗(3年)
  女子走高跳 第1位 秋岡里緒(3年)
  女子棒高跳 第1位 能海花菜(3年)
  女子三段跳 第8位 谷水菜々子(3年)

 <ウエイトリフティング>
 6/21 59回中国高等学校ウエイトリフティング選手権大会(米子コンベンションセンター)
 (階級省略) 第1位 岡本のどか(3年)
 (階級省略) 第1位 河島理恵(2年)
 (階級省略) 第1位 小笹志歩(3年)
 (階級省略) 第2位 一政起稟(3年)
 (階級省略) 第3位 山本紗那(2年)
 (階級省略) 第1位 佐々木笑子(2年)
 (階級省略) 第2位 秋田柚來(2年)
 (階級省略) 第1位 平井美月(3年)
 (階級省略) 第1位 大嶋志歩(2年)

  
  
  
  
  
  
  

 (県大会)
 6/7 139回岡山県高等学校商業実務競技大会(岡山県立岡山東商業高等学校)
〔情報処理部門〕
 団 体 優 勝
 個 人 優 勝 笹田剛佑(3年)
     第2位 大久保春輝(3年)
     第3位 髙谷楓樹(3年)
〔ワープロ部門〕
 団 体 優 勝
 個 人 優 勝 守屋茉南(3年)
     第2位 武内宜胸(2年)
     第2位 久保山祥子(2年)
     第3位 出原舞祐(2年)
     第3位 松岡李咲(2年)
     正確賞 久保山祥子(2年)
     佳良賞 藤岡侑子(3年)
     佳良賞 永田陽翔(3年)
〔簿記部門〕
 団 体 優 勝
 個 人 優 勝 山本翔空(3年)
     第2位 中田百香(2年)
     第2位 楠 祐菜(2年)
     第3位 磯田咲奈(3年)
     第3位 神原日菜子(3年)
〔珠算部門〕
 団 体 優 勝
 個 人 優 勝 川口航世(2年)
     第2位 吉本めい(3年)
     第2位 西川夏鈴(3年)
     第3位 小谷 拓(3年)
     第3位 清水志乃(2年)
種目別応用第3位 江田百花(2年)
〔電卓部門〕
 団 体 優 勝
 個 人 優 勝 小林里穂佳(2年)
     第2位 藤原由紀恵(3年)
     第2位 秋山雅(2年)
     第3位 島川怜花(2年)
     第3位 福永佳乃(3年)
     第3位 峯本紗來(2年)
 佳良賞 井川まどか(2年)
 佳良賞 岡川由奈(2年)

 <ソフトボール部>
 5/31-6/1 64回岡山県高等学校総合体育大会ソフトボール競技(久米南町民運動公園)
     第3位 岡山県立倉敷商業高等学校

<バドミントン部>
 5/31-6/1 64回岡山県高等学校総合体育大会バドミントン競技会(瀬戸町総合運動公園体育館)
 学校対抗戦 第3位 岡山県立倉敷商業高等学校

<剣道部>
 5/31-6/1令和7年度岡山県高等学校総合体育大会剣道大会(笠岡総合体育館)
 男子個人 第2位 滝澤朋也(3年)
      第3位 五反田大心(3年)
 7/12-13 令和7年度岡山県剣道段別選手権大会(岡山武道館)
 女子二段の部 優 勝 岡千夏(2年)
 女子三段の部 第3位 林 優衣(2年)

<陸上競技部>
 6/27-29 71回岡山県陸上競技選手権大会(岡山県陸上競技場)
 男子円盤投 第2位 川田春斗(3年)
 女子棒高跳 第3位 能海花菜(3年)
 7/-12-13 第79回国民スポーツ大会岡山県選手団最終選考会
 男子少年A 円盤投 優 勝 川田春斗(3年)
 女子成年 走高跳 優 勝 秋岡里緒(3年)
 女子少年A 三段跳 第3位 谷水菜々子(3年)
 女子棒高跳 第1位 能海花菜(3年)
 女子少年共通 やり投 第3位 板口紗希(3年)

 <個人出場>
 5/25 64回岡山県高等学校総合体育大会 ボウリング競技(サンフラワーボウル)
 男子個人戦 第3位 三宅巧真(1年)

 6/1 64回岡山県高等学校総合体育大会 柔道競技(岡山武道館)
 女子個人戦(階級省略)第3位 土居苺花(3年) 

  

【壮行式】

(全国大会)
<競算部>
 7/24 72回全国高等学校ビジネス計算競技大会(神奈川県横浜市)
 珠算競技 吉本めい(3年),西川夏鈴(3年),川口航世(2年),清水志乃(2年)
 電卓競技 藤原由紀恵(3年),小林里穂佳(2年),秋山雅(2年),島川怜花(2年)

<簿記部>
 7/25 41回全国高等学校簿記競技大会(千葉県千葉市)
 山本翔空(3年),磯田咲奈(3年),中田百香(2年),楠 祐菜(2年)

<情報処理部>
 7/26 37回全国高等学校情報処理競技大会(千葉県千葉市)
 笹田剛佑(3年),大久保春輝(3年),髙谷楓樹(3年),金関真和(2年)

<ワープロ部>
 7/29 72回全国高等学校ワープロ競技大会(東京都台東区)
 守屋茉南(3年),武内宜胸(2年),久保山祥子(2年),出原舞祐(2年)

<陸上競技部>
 7/25-29 令和7年全国高等学校総合体育大会陸上競技大会(広島県広島市)
 川田春斗(3年),秋岡里緒(3年),能海花菜(3年)

<ウエイトリフティング>
 8/7-11 令和7年度全国高等学校総合体育大会剣道大会 第27回全国高等学校女子ウエイトリフティング選手権大会(鳥取県米子市)
 小笹志歩(3年),大嶋志歩(2年)

<書道部>
 7/28-29 49回全国高等学校総合文化祭香川大会(香川県坂出市)
 見附愛美(3年)

<剣道部>
 8/7-10 令和7年度全国高等学校総合体育大会剣道大会第72回全国高等学校剣道大会(広島県広島市)
 滝澤朋也(3年)

<個人出場>
 8/19-20 高体連加盟校全国選抜ボウリング大会2025(京都府京都市)
 三宅巧真(1年)

 (中国大会)
<陸上競技部>
 8/23-24 79回中国陸上競技選手権大会(山口県山口市)
 川田春斗(3年),秋岡里緒(3年),谷水菜々子(3年),板口紗希(3年),能海花菜(3年),小坂亞子(2年)

  
  

  校長先生から「情報処理部・簿記部・ワープロ部・競算部は、県大会で団体優勝・個人優勝全てに本校が独占する快挙成し遂げた。この勢いで、全国でも倉商の名を轟かせてきて欲しい。見附さんの書道作品には多くの努力と時間を要してきた。制作に打ち込んだ魂は、多くの方々を魅了すると思う。剣道部の滝澤君、顧問やチームメイトの思いを竹刀にのせて全国を戦い抜いて欲しい。陸上競技部とウエイトリフティング部の皆さんは、上位入賞も期待できる自己ベストを持っている。プレッシャーもあるが、心は熱く競技は冷静に挑んで欲しい。ボウリング競技の三宅君は唯一の1年生。恐いもの知らずで、思い切ったプレーを見せて欲しい。出場される皆さんには倉商全員で応援している。」生徒会から「大会では緊張することもあると思うが、自分を信じて『一戦必勝』で頑張って欲しい。」と激励の言葉が述べられました。出場選手を代表して、ワープロ部部長より「大会まで残り少ない時間となったが、県の代表として、一日一日の練習を大切にこなして当日を迎えたい。大会本番では自己ベストを更新できるよう全力で競技に臨みたい。」と抱負が述べられました。出場される多くの皆さん、しっかり頑張ってきてください。

【1学期終業式】

 引き続き終業式で、校長先生から「1学期を終えて自分の目標や成果を振り返るように促し、成果のあった人には賞賛を、課題が残った人には、夏に軌道修正と巻き返しを図って欲しい。続いて、本校卒業生である星野仙一さんと古川國久さんの足跡を紹介。星野さんは、『夢を夢とするなかれ』『夢は逃げない。逃げるのは自分だ』などの言葉に象徴されるように、常に挑戦する姿勢で生き、多くの人に影響を与えた。2人目は医療関連企業の代表を務める古川國久さん。校歌碑建立や図書寄贈など母校への多大な支援をされた先輩で、『至誠惻怛(しせいそくだつ)』を人生の指針として大切にされている。その心の姿勢は、多くの方々から信頼され事業を成功へと導かれた。どちらも、人としての姿勢や志に学ぶ点が多い先輩方である。『夢』『まごころ』『いつくしみ』という言葉を心に刻み、想いをつないで欲しい。最後に、長い夏季休業の日々を送る中で、困ったこと、心配や不安なことがあれば、先生や相談できる身近な方に相談しよう。日々持参している『Chrome Book』画面の下方に、気軽に相談できる窓口のショートカットアイコンが貼られているので活用して欲しい。2学期始業式では、身も心も大きく成長した皆さんに会えることを楽しみにしている。」と式辞を述べられました。

 式後は、校歌斉唱を各クラスで歌い、その他の諸連絡が伝えられました。酷暑の夏が続きますが、体調に留意して、野球応援や倉商祭準備に積極的に参加するなど、充実した夏休みを過ごしてください。

投稿日:2025/04/11

 令和6年度末の人事異動により、本校より転退任される15名の先生方をお送りすることになりました。転退任式には、今春で定年退職を迎えられた家庭科の林先生がお越しくださいました。

  
  

 校長先生からのご紹介のあと、長年にわたる教員生活や本校の13年間の思い出などについて熱く語ってくださいました。お花が大好きで、ご退職を機に多くの花束を受け取られたことや、中庭花壇等のお手入れをはじめ、生花の多い校内整美に努めてくださいました。この度同時にご退職となった家庭科の平井先生からのメッセージも伝えていただきました。誠にありがとうございました。生徒を代表して生徒会長から謝辞と花束が贈られ、全校生徒と共に最後の校歌を肩を組んで歌いました。先生との思い出は尽きませんが、いつまでもお元気で、倉商の四季様々なお花をご覧にお越しください。たいへんありがとうございました。

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投稿日:2025/04/09

 4/9(水)10:00 春爛漫の季節の中で本校体育館において入学式を挙行し、319名の新入生をお迎えすることができました。

  
  

 西山校長先生から入学式では新入生に向けて、校訓「至誠剛健」を胸に、誇りある高校生活を送るよう激励されました。また、新たなスタートに際し、(1)「感謝の気持ちを忘れない」こと、(2)「志を高く『新しい自分』に生まれ変わる決意をする」こと、(3)「一生付き合える真の友を見つける」ことについて、3つの期待が述べられました。これからの高校生活では困難はつきもの。挑戦と成長を楽しみながら過ごしてほしいという温かなメッセージが式辞に込められていました。

 続いて山下PTA会長様より、制限されていた学校生活もほぼ普段どおりに戻った。倉商では互いに肩を組み、体育館を揺らすほど元気に校歌・応援歌が歌われ、その一体感に倉商の凄さが伝わってくる。学校創立当時から受け継がれてきた「至誠剛健」を胸に地域のビジネスリーダーの育成を目指し、生徒ひとり一人が倉商生としての誇りと自覚を持ち、夢への実現に向けて日々学習や課外活動が取り組まれている。創立百十年を超える歴史と伝統で築き上げられた信頼で、求人数・内定者数共に県内商業高校No.1の実績の環境から、皆さんの持っている能力、才能を大きく開花させて欲しい。3年後には倉商で学んだことを誇りに、未来へ羽ばたいて欲しいと祝辞を述べられました。

 新入生を代表して栗原さんから、これから始まる3年間は学業だけでなく部活動や生徒会活動なども意欲的に取り組み、仲間たちとお互いを尊重し合い、それぞれが夢に向かって努力できる人になりたい。「至誠剛健」の校訓のもと、先輩方が築いてこられた伝統を大切に受け継ぎ、責任と誇りを胸に、悔いのない有意義な学校生活を送りたいと誓いの言葉が述べられました。

  
  
  
  

 校歌紹介では新入生と在校生が対面し、在校生が全員肩を組んで歌います。倉商校歌の迫力を新入生に伝承する恒例の行事となっています。ステージ上では担任の先生と学年団所属の先生方が紹介されました。初めて腕をとおした学生服が眩しいほどに輝き、満開となった大樹のサクラの樹の下で、どのクラスも笑顔いっぱいのクラス写真となりました。新入生の皆さん、級友の皆さんや先輩方や先生方に遠慮なく相談し、素晴らしい花をさかせましょう。

春爛漫を迎えた入学式の午後、倉商の名所の一つ「大樹のサクラ」花の舞の様子をご覧ください。
https://youtu.be/Hc_3Ei7B2_4

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投稿日:2025/04/09

 令和7年度第1学期始業式の日、校内には久しぶりに賑わいの声が響き渡る朝を迎えました。昇降口では、新3年生と新2年生が新クラスを確認するたびに、大きな歓声が響き渡っていました。旧クラス担任による出席点呼のあと、体育館にて新任式と始業式が行われました。

  
  

 新任式では新たに16名の先生方が赴任され、新任者を代表して向井新副校長先生から「伝統ある倉敷商業高校の一員になれることを大変嬉しく思う。授業・学校行事や部活動など充実した教育活動に一日も早く慣れ、成長を実感できるようになりたい。」とご挨拶がありました。

 続いて始業式では西山校長先生から「3年生にとって高校生活の集大成の年であり、進路実現の大切な時期となる。リーダーとしての役割や人間的な成長に期待している。2年生は中堅として飛躍の年を迎え、充実した学校生活を意識して欲しい。学習方法ごとの平均学習定着率の違いを『学習ピラミッド』として論評されている。講義・読書だけでの理解度は5~10%、視聴覚・デモンストレーションで20~30%、グループ討議や実体験、他人に教えるなどの理解度は50~90%の高い理解度を得ることになる。今年度の重点目標は①学力向上、②特別活動と部活動の活性化、③キャリア教育と社会人基礎力の育成、④地域に開かれた学校づくりとしている。学習の定着には能動的な学びが重要である。挨拶や清掃など、日常の基本行動が学校の誇りを育てることが強調されている。最後に、上級生としての姿勢を新入生に示し、より良い倉商を目指して取り組んで欲しい。」と式辞を述べられました。個々の学びに効果的な手段を今一度考えて、今年度を頑張りましょう。

    

 続いて、ハラハラ・ドキドキの担任紹介がありました。生徒からは、歓喜とも悲鳴とも思われるような声が上がり、たいへん盛り上がりました。

【表彰伝達式】

  

 最後に、春季休業中等に全国大会等へ出場した表彰伝達が行われました。全国大会も入賞し輝かしい結果を収められた皆さん、おめでとうございました。

(全国大会)

<ウエイトリフティング部>
 3/28 第40回全国高等学校ウエイトリフティング競技選抜大会(金沢市総合体育館)
(等級別省略)第2位 大嶋志歩(2年)

<競算部>
 3/29 第15回全日本高等学校珠算・電卓競技大会 電卓の部(福岡県立久留米商業高等学校)
 団体 第3位
 個人 第5位 藤原由紀恵(3年)
    優良賞 島川怜花(2年)
 種目別読上算
    第2位 藤原由紀恵(3年)
    第2位 秋山 雅(3年)
 種目別応用計算
    第3位 藤原由紀恵(3年)
 総合リレー算
    第3位 川口航世(2年)

<陸上競技部>
 令和6年度 岡山陸上競技連盟 新人章
       秋岡里緒(3年)

 

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投稿日:2025/04/01

 令和6年度をもって本校を転退任される先生方をお送りするセレモニーが行われました。今日のセレモニーには、ご都合により欠席の先生もおられますが、16名の先生方をお送りすることになりました。司会進行の先生のもと、校長先生から転退任される先生方のご紹介がありました。転退任者を代表して、林先生から長期間お勤めの思い聞かせていただきました。

  
  
  
  
  

 別れを惜しみ卒業生や部活動をしていた多数の生徒がセレモニーに駆け、在校生と共に吹奏楽部の演奏で、「校歌」と「桃太郎サンバ」を合唱して転退任の先生方をお送りしました。先週末から「寒の戻り」で非常に寒い一日となりましたが、これから、サクラのつぼみがどんどん咲き誇る『春爛漫』の季節を迎えます。いつまでもお元気で、更なるご活躍をお祈り申し上げます。ありがとうございました。

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投稿日:2025/03/24

【表彰伝達・壮行式】

(全国大会
<競算部>
1/19 26回全日本電卓競技大会高等学校の部(東京都千代田区 大原簿記学校本館
 団体 

 第44回全国高校生読書体験記コンクール(公益財団法人一ツ橋文芸教育振興会)
 入選 竹安 1年)
 ※ 学校賞として「国語辞典」が図書館に贈呈されました

  
  

(中国大会)
<剣道部>
 3/15-16 第27回中国高等学校新人剣道大会広島県マツダ体育館
男子
 団体戦 第2位
 個人戦 第2位 滝澤朋也2年)
     第3位 五反田大心2年)
    優秀選手 滝澤朋也2年),五反田大心2年)

 団体戦 第2位
    優秀選手 吉岡千夏1年)

<女子ハンドボール部>
 2/9 30回中国高等学校ハンドボール新人大会(山口県周南市ゼオンアリーナ周南
 第3位

  
  

資格検定等
 第72回全国商業高等学校協会主催情報処理検定 ビジネス情報部門1級
 満点賞 冨山 1年), 星島咲希1年), 本田京香1年)

 第70回青少年読書感想文岡山県コンクール 岡山県学校図書館協議会
 入選 三村寿心寧(2年)
 佳作 守屋茉南2年)

 令和6年度 校内多読賞
 小谷結心,平井優奏, 重友愛生,髙林夏美,槌谷優南,三園紗希,池田真白, 牧野日那乃, 木下凛乃, 宮本 (以上2年)
 藤井深尋,難波美妃,宮川竜聖,秋田柚來,末永悠花,早川未彩,北村碧唯(以上1年)

   
  

【壮行式】
(全国大会)
<剣道部>
 3/26-28 34回全国高等学校剣道選抜大会(愛知県春日井市)
 男子団体戦

ウエイトリフティング
 3/26-29 40回全国高等学校ウエイトリフティング競技選抜大会(石川県金沢市)
 小笹志歩2年), 大嶋志歩1年)

 先に校長先生と生徒会から激励の言葉が贈られました。出場選手を代表して剣道部の五反田君から「全国大会でも日頃の成果発揮できるよう頑張りたい。」と抱負が述べられました。剣道部・ウエイトリフティング部の皆さん、頑張ってきてください。

【第3学期終業式】

 校長先生から「4月からの新年度、新3年生の皆さんは学校のリーダーとして後輩たちの目標となる先輩であって欲しい。先の芸術科発表会では心から表現する姿や仲間を応援する姿に意義があった。公益財団法人ACジャパンは約50年以上前に公共マナー・環境問題・災害や多様性など時代の世相を反映したテーマで公共福祉活動に支援し広告の形で有益なメッセージを発信してきた。災害はいつどこで起こるか予測できず、防災のための備えをしておく必要がある。年末、保健委員会の防災に関する提案があり、本校でも天然水や保存食を備蓄することになった。被災された方々の言葉や教訓を糧に減災や防災の取り組みをしっかりしなければならない。その他の広告にSNS等の「きめつけ」投稿がある。拡散・炎上することを狙いとしたこれらの情報に注意しなければならない。情報を発信する際は、その情報が他の迷惑になっていないかよく考えて欲しい。安易な気持ちで発した情報が、取り返しのつかない損害賠償を求められる事案にもなりかねない世の中の現状があることを忘れないで欲しい。有意義な春休みで心も体も大きく躍進できる1年にして欲しい。」と式辞がありました。入学試験等で3学期は多くの家庭学習日がありましたが、この春休みは新年度に向けた課題や準備をしっかり取り組んで、よいスタートが切られるよう頑張りましょう。

 

 

投稿日:2025/03/04

 令和7年3月1日()午前10:00より本校体育館にて『第76回卒業証書授与式』が挙行されました。

 来賓として、岡山県議会議員 小田圭一様、同窓会会長 古市了一様、顧問 中西公仁様、中島光浩様、同副会長 宇野進様、鳥越恵美香様、岡田奈津子様、山磨典子様、東山元行様、河野秀樹様、PTA副会長 千田由美、矢倉奈海様、堀武志のご臨席を賜り卒業生の門出を祝福してくださいました 卒業証書は、情報処理科(代表:石田太陽さん)・国際経済科(代表:芹井絢菜さん)・商業科(代表:森岡そらさん)の順で授与されました。

  
  

 西山正宏校長先生から「この三年間の苦楽や人知れず流した涙、その一つ一つを乗り越えたことが今日の成就に繋がっている。これからの新たな人生に向け次の三点に留意して欲しい一つ目に『失敗や挫折を恐れないこと』この倉商で絆を深めた友人や積み上げてきた経験を糧に、次なる新しい場所でチャレンジして欲しい。二つ目に『多様性を大切にすること』世の中は多様性にあふれている。ネット情報やスマホ・パソコンだけのやり取りだけにとらわれず、顔の見える繋がりの中でその多様性に気付くこと。理解しようとする寛容さの先にこそ、豊かで彩りに満ちた社会の実現がある。三つ目に『ありがとうと感謝の気持ちを大切に』家族の応援、友人からの励まし、その他周りから受けている多くの支えのおかげ。ずは身近な人に対し、ありがとうや感謝の意を表そう。最後に校歌の四番『軈(やが)ては出ん商海の荒波分けて勇ましく日来鍛へし吾が力、いざや試さん諸共にこの大いなる気概を忘れず堂々と生きて欲しい。と式辞を述べられました。

  

 在校生を代表して2年生の谷水菜々子さんから「先輩方と過ごした二年間は長いようで短く瞼を閉じるとその思い出が鮮やかに蘇る。何事にも努力を惜しまず、挑戦し続ける姿はいつも私たちの目標であり憧れであった。定期戦では、学年関係なく全員が一丸となって戦い、応援し励まし合える『チーム倉商』を教えてくれた。全員で肩を組み、会場が大きく揺れるほどの校歌を先輩方と共に歌い、倉商生の一員となれたことを嬉しく思倉商祭では『青瞬の一ページ』をテーマに全員で刻み込むことができたのは、常にその中心に三年生の存在があったこと。特にブロックダンスでの明るい達成感を感じられる輝く笑顔や勇ましく立派な姿が後輩たちの憧れだった。部活動でも、最後の最後まで決して諦めることなく戦い続ける先輩方の姿、困った時も相談に乗ったり寄り添って話をしてくれ、色々な面で救われることが多かった。これから先々の人生、この三年間共に苦楽を過ごした仲間との絆や思い出を糧に前を向いて乗り越え、忍耐強く未来を切り開いて欲しい。」と送辞を送りました。

 卒業生を代表して3年生の北原彩稀さんから「新制服第1号として入学した日からはや3年。共に笑い、共に泣き、励まし合ってきた仲間を見て、たくさんの思い出が蘇る。入学時、慣れないオンライン授業や見られないマスク越しの素顔。友だちとの距離の縮め方に苦労した。様々な行事が縮小された形で開催され、向き合って食べられない昼食時間や肩を組んで歌えない校歌など、思い描いていた高校生活とはかけ離れていた。2年生になり社会全体が徐々にコロナ禍前の日常に戻り始め、以前の倉商祭に近い開催を経験することができた。中学校では修学旅行ができず心配していたが、友だちと宿泊できる修学旅行が実現し、夜更かしして語り合ったことは最高の思い出となった。先輩方からバトンを引き受けた部活動。なかなか思うような成果が出ず、その度に先輩方の偉大さを痛感した。そして迎えた3年生。個々の進路と直面しながら、学校生活全てに『最後』が付き、一つ一つに特別な思いを感じるようになった。『2連覇達成』を全校生徒で掲げ挑んだ定期戦、合い言葉は『ソルジャー』。一人ひとりが最後まで全力で戦い抜くことができた。再び優勝旗を手にした閉会式の瞬間は生涯忘れられない。最後の倉商祭、各ブロック最大の使命を負いながらも、なかなか思うような練習ができず苦労していた。最後は負けず嫌いの思いが各ブロックで沸き起こり、各ブロック間でも引けを取らない最高のブロックパフォーマンスを披露することができた。個々の進路実現に向けては、いつも明るく笑顔で振る舞いながらも一人になれば苦悩や不安に耐えながら必死になって戦っている様子があちらこちらにあった。そんな時に自分を支えられていたのは大切な友だちの存在だった。在校生の皆さん、倉商には一人ひとりが輝ける場所がたくさんある。その場所で自分だけの花を咲かせて欲しい。先生方には言葉では言い尽くせない感謝の気持ちで一杯。先生方のおかげで最高の高校生活を送ることができた。そして、誰よりも私たちのことを考え支えてくれていた家族に感謝とお礼の言葉を伝えたい。十八年間、本当にありがとう。最後に赤学年の皆さん、『人生は一生のうちに逢うべき人に必ず逢える。しかも一瞬早すぎず一瞬遅すぎない時に。教育学者の森信三さんの言葉を引用すると、私の場合逢うべき人は皆だった。本音を言うとこれからも皆と一緒に居たいけど、これから先、前に向かうためにもこれまでの思い出を胸にそれぞれの道を歩もう。倉商の仲間と出会えて本当によかった。」と答辞が伝えられました。

  
  
  
  
  
  
  

 式典の最後に、唱歌として「蛍の光」を、「校歌」は倉敷商業の日常どおり全員が肩を組んで歌い、体育館の床を揺らすことができました。卒業生が退場する際は、各クラス思い思いのメッセージを叫び、在校生、保護者や先生方に見送られ会場を後にし、各教室では保護者の皆様と一緒に最後のホームルームを過ごしました。多くの苦難を乗り越えて卒業された皆さん。ご卒業おめでとうございます。

 

 

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投稿日:2025/03/01

 76回卒業証書授与式を控えその予行が行われました。予行に先立って「同窓会入会式」が古市同窓会長様をはじめ6名の同窓会役員の方々のご臨席のもと行われました。

  
  

 古市様からは「これからもしっかり思い出を残し、同窓生間での人間関係の繋がりを築くことが大切。社会での失敗が人生の学びとなる。今後もしっかり成長して欲しい。」と祝辞を述べられました。同窓会入会式では、すっかり恒例となった会長様のデビュー曲神様は見ているよ』(←YouTube PVリンク)今年も祝福にお歌いくださいました。同窓会からは卒業記念品が贈呈され、卒業予定者を代表して池田が受領し、松尾悠吾から謝辞が伝えられました。来賓としてご出席の同窓会役員の方々と第76期のクラス及び学年幹事の紹介があり閉式となりました。

  

 続いてPTA記念品贈呈式では、田邉PTA副会長様から卒業予定者を代表して三宅歩果さんに卒業記念品が贈呈されました。「4月から進学・就職で新しい道がスタートする。好きな曲に『ケセラセラ』をよく聞いており、その意味は『なるようになるさ…』。新たなる人生を頑張って欲しい。」とご祝辞を賜りました。

 3年間の功績を讃える「伝達贈呈式」は、今年も次のとおり多数の受賞となりました。(以下、敬称略)

財団法人産業教育振興会中央会長賞 二木柊里
全国商業高等学校協会卒業生成績優秀者表彰 三宅沙和
岡山県産業教育振興会特別表彰 竹内翔己
岡山県産業教育振興会会長表彰 岡田歩夢渡邉空月鶴明日香

  
  

全国商業高等学校協会主催検定表彰(該当者194名)代表 藤原梨乃

 8種目1級合格 1名 7種目1級合格 1名 6種目1級合格 13名 5種目1級合格 25名 4種目1級合格 71名 3種目1級合格 83名     

 ※ 13種目以上合格者数194名は令和6年度全国第2位となり、一昨年の1を継いで2年連続で第2位を輩出する快挙を今年も成し遂げました。

  

岡山県高等学校等職業教育技術顕彰 (該当者184名)代表 宮本紗和
高度資格取得者表彰
 経済産業省情報処理技術者試験 情報セキュリティマネジメント 今脇琉維岡田歩夢
 経済産業省情報処理技術者試験 基本情報技術者試験 武井聖翔今脇琉維大嶋脩斗岡田歩夢 代表 大嶋脩斗

  

運動部活動優秀者表彰
 岡山県ウエイトリフティング協会 最優秀選手 竹岡由姫
 岡山県ハンドボール協会 優秀選手 中山朱璃
 岡山県高等学校体育連盟専門部表彰
 バドミントン部 優秀選手 服部莉歩佐々木未凪

善行生徒表彰 白石莉帆

多読賞 市来佳子山本亜季河合春香桐谷風葉小林冬椰

 

 

投稿日:2025/01/09

 近年では珍しく年末寒波が長く続き、インフルエンザ警報が発令されたままです。新年を迎えた3学期始業式等の行事は、感染症拡大予防の観点から各教室にて「リモート配信」で行われました。

  

 始業式では校長先生からの式辞として人生を駅伝に例え、「襷(たすき)をつなぎ過去から未来に向かうこと」について語られました。今年の目標に向け努力を続けることの重要性が強調され、続けることの難しさや大切さが、嵐の大野智さんやイチロー選手の言葉を引用して述べられました。また、目標を達成するためには「ゴール」だけでなく、達成後の理想像である「ビジョン」を持つ必要性があるとし、IPS細胞研究山中伸弥先生の例を通じてその意義が示されました。さらに、年生には有終の美を飾ること、年生には進路準備、年生には基礎力の積み上げを呼びかけられ、全員にとって充実した学期となるよう激励がありました。その後、各教室にて校歌が斉唱されました。始業式後は、引き続き「表彰伝達」と「壮行式」が行われました。

【表彰伝達】

(中国大会)
〈ワープロ部〉
 11/2 令和6年度第15回中国五県高等学校商業教育実技競技大会(岡山県立倉敷商業高等学校)
 団 体 準優勝
 個 人 2 等 守屋茉南2年)
 佳良賞 武内宜胸1年)

  
  

【壮行式】

(中国大会)
〈女子ハンドボール部〉
 2/8~ 30回中国高等学校ハンドボール新人大会(山口県周南市)

 校長先生から「引退した3年生の思いを引き継ぎ、新チームで見事に好成績を残した。コーチ・監督等の皆さんへの感謝の気持ち、チームメイトとの友情等を支えにしっかり頑張ってきて欲しい。 生徒会長さんからは「チーム一丸となって精一杯の本領を発揮してきて欲しい。と激励の言葉がありました。チーム主将より「監督・コーチをはじめチームに係わる全ての方々への感謝の気持ちを大切に、大会では日々の練習の成果を発揮して良い結果を残したい。」と抱負が述べられました。女子ハンドボール部の皆さん、しっかり頑張ってきてください。

投稿日:2024/12/25

 2学期終業式に先だって、新生徒会認証式が行われました。これまで頑張った前生徒会長さんから「1年前、生徒の意見が反映される生徒会を目指しここに立った。全て思惑どおりの1年ではなかったかも知れないが、定期戦の二連覇や大いに盛り上がった倉商祭など、素晴らしい景色を見ることが出来た。目の前にいる皆さんのおかげだと思う。新生徒会の皆さんには倉商の伝統を守りつつ、新たな生徒会を築いて欲しい。」と離任の挨拶がありました。

 校長先生からは、旧生徒会役員のみなさんに労いの言葉を掛け、新生徒会役員のみなさんには、「私人でなく公人として主体的に動き、全体的なバランスを保ち、色々な可能性を持った仲間、熱い視線を注ぐ卒業生、保護者や地域の方々と共に取り組んで欲しい。自分だけでなく皆が幸せになれるよう取り組んで欲しい。」とご助言がありました。新生徒会長さんからは、「先輩方が継いできた倉商の伝統や文化を守りながら、学校の発展や改善に貢献できるように頑張りたい。と抱負が述べられました。

  
 

 終業式で、校長先生から2学期終業式を迎え、これまでの目標の達成度を振り返る時期。成果を上げた人は自信を持ち、上手くいかなかった人は気持ちを新たに軌道修正するよう冬休みを充実させて欲しい。今日は「三方よし」という近江商人の教えについて紹介したい。彼らは『売り手よし、買い手よし、世間よし』を信条にし、利益だけでなく顧客や社会の幸福までを追求した。この精神は商業に限らず、日常生活や仕事にも応用でき、社会全体の幸福を目指す考え方となる。一方で、『今だけ、金だけ、自分だけ』といった利己的な風潮が目立つ現代において、『三方よし』の重要性は再認識されるべき。商業の学びには『三方よし』の精神が織り込まれている。モノやサービスを通じて人を幸せにする学問であることを意識し、学びを深めて未来に活かして欲しい。来年1月8日、みなさんが事故やケガ、病気をしないで元気に登校してくれることを楽しみにしている。と式辞を述べられました。式辞後は、インフルエンザ注意報の発令を配慮して、校歌を黙唱して2学期終業式を閉じました。

投稿日:2024/12/12

 2学期期末考査と2年生修学旅行が終わり、全国大会・中国大会に関する表彰伝達が行われました。また、今週末の12/15には吹奏楽部が、1/19には競算部が全国大会へ出場します。全国大会が間近となった両部の健闘を祈って壮行式も行われました。

<競技結果は次のとおり>

【表彰伝達】

(全国大会)
<陸上競技部>
 10/19 JOCジュニアオリンピックカップ 第18回U18陸上競技大会三重交通Gスポーツの杜伊勢陸上競技場
 U18女子走高跳 3位 秋岡里緒(2年)

<ウエイトリフティング部>
 11/21 レディースカップ第16回全日本女子選抜ウエイトリフティング選手権大会(滋賀県立安曇川高等学校
 個人 3 位 大嶋志歩(1年)

(西日本大会)
<競算部>
 11/24 第26回全日本電卓競技大会西日本大会大原簿記専門学校大阪校
 高等学校の部
 団体  
 個人 2  小林里穂佳(1年)
 個人 佳良賞 島川怜花(1年)

(中国大会)
<吹奏楽部>
 10/26 41回マーチングバンド中国大会広島県立総合体育館
 金賞

  

  

【壮行式】 

(全国大会)
<吹奏楽部>
 12/15 52回マーチングバンド全国大会(埼玉県さいたま市)
 吹奏楽部員60名 ※ステージに登壇できる人数の都合により3年生がステージに登壇し、1・2年生は体育館アリーナで紹介されました。

<競算部>
 1/19 26回全日本電卓競技大会(東京都千代田区)
 藤原由紀恵2年),福永佳乃2年),小谷 拓2年), 吉本めい2年)
 島川怜花1年), 秋山 雅1年), 小林里穂佳1年), 蜂谷晏珠1年),峯本紗來1年)

  

 校長先生からは、「吹奏楽部は全国推薦枠が2校と減った今年、金賞でトップ通過の成績で全国大会出場を決めた。11/23(土)の公開ランスルーにおいても躍動感ある演奏演技で魅了された。モットーである記憶に残る演奏を埼玉でも発揮してきて欲しい。競算部は校長室へ優勝旗が5本ある。県大会の珠算・電卓、中国大会の珠算・電卓、今回の西日本大会で、顧問の先生の現役黄金時代をしのぐ成果を残したと思う。全国大会でもこの勢いを止めず頑張って欲しい。」と激励がありました。生徒会長さんからは、「全国大会では日頃の練習の成果を存分に発揮し、精一杯頑張って欲しい。倉商生一同、応援しています。」と激励がありました。壮行生徒を代表して、吹奏楽部マーチングリーダーより「日頃の練習の成果を最大限発揮し、各部の目標を目指して頑張りたい。」と抱負が述べられました。吹奏楽部・競算部の皆さん頑張ってきてください。

 

 

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投稿日:2024/08/30

 2学期・3学期の学校行事の関係で夏休みの終了を例年どおりやや早めて8/29(木)に2学期始業式を行いました。熱中症対策や台風10号の接近に伴い、8/29の行事を早めに切り上げて各教室にてリモート配信をして、8/30以降に予想される各種警報の発令やJRによる計画運休のため、8/30(金)の授業等は早々に『臨時休校』とし、9/2(月)に行事を振り替えて行うことになりました。

  

 始業式では、校長先生から「2学期は暑さの中で始まり、冬の寒さの中で終わ。与えられた時間は平等。4か月後の自分の姿をイメージし、日々成長を目指すことが大切であるコップに閉じ込められた蚤(ノミ)本来のようなジャンプできなくなる現象や縄で繋がれた象自分の行動範囲の限界を狭め解き放たれても遠くへ行けなくなる現象に陥る。私たちは『無理とかできないなどと思い込まないようにしよう。みなさんは若さと可能性を秘めてい伸びしろがいっぱいであるということを強く意識してほしい。本校卒業生の大江さんは、脳出血後も挑戦を続け、パラアーチェリー日本代表の座をつかんだ。彼の姿勢は、限界を決めず挑戦することの重要性を体現してい学期のスタートにあたり、積極的なチャレンジ精神と前向きな心の姿勢を大切にしよう。」と式辞で生徒たちへ熱いエールを送られました。

続いて、この夏休みに参加された全国大会を中心に表彰伝達が行われました。

【全国大会】
  
  

ウエイトリフティング部>
8/5 令和7年度全国高等学校総合体育大会ウエイトリフティング競技大会長崎県諫早市小野体育館
第3位 大嶋志歩(1年)

<ワープロ部>
8/1 71回全国高等学校ワープロ競技大会東京都立産業貿易センター台東館
団体第7位
個人優良賞 守屋茉南(2年)
個人佳良賞 大森陽葵(3年)
個人正確賞 大森陽葵(3年)

<競算部>
7/31 71回全国高等学校ビジネス計算競技大会 電卓競技横浜武道館
個人総合佳良賞 藤原由紀恵(2年)
種目別読上算 優良賞 藤原由紀恵(2年)

簿記部
7/24 40回全国高等学校簿記競技大会千葉商科大学
団体第8

 

【県大会】
7/20 第41回全国英語スピーチコンテスト岡山県予選会(岡山県生涯学習センター)
レシテーション部門
準優勝 二木柊里(3年生)
スピーチ部門
準優勝 田川千晴(3年生)

入賞された皆さん、おめでとうございました。

 

 

投稿日:2024/07/22

 近日は大変暑い日が続いていますが、「梅雨明け宣言」が無いまま1学期終業式を迎えました。中国大会や全国大会等の上位大会が開催時期になり、これまで機会ある時に表彰伝達と壮行式を開催してきました。今回は1学期最後の機会となりましたが、大変暑い時の熱中症対策のため冷房を効かせて、各教室にてリモート配信で行うことになりました。

【表彰伝達】

(県大会)
<剣道部>
 6/1-2 71回全国高等学校剣道大会県予選会笠岡総合体育館
 男子団体3位
 女子団体3位

<男子バレーボール部>
 6/30 第79回国民スポーツ大会SAGA2024 第23回全日本ビーチバレーボール高校男子選手権大会岡山県予選(渋川海岸)
 3位 大森智弥(3年), 吉川 悠(3年)

<陸上競技部>
 6/28-30 70回岡山県陸上競技選手権大会
 女子4×100mリレー 3位 吉本佐和子3年),枚田乃々葉(3年), 谷水菜々子2年), 能海花菜(2年)
 7/13-14 78回国民スポーツ大会岡山県代表選手最終選考会
 女子走高跳 1位 秋岡里緒2年)

<個人参加>
 6/9 30回吉備国際大学高校生英語スピーチコンテスト吉備国際大学
 吉備国際大学学長賞 久松鷲人(1年)

  
  
  

【壮行式】
<陸上競技部>
 8/17-18 78回中国陸上競技選手権大会(島根県出雲市)
 女子4×100mリレー 吉本佐和子(3年),枚田乃々葉(3年), 谷水菜々子(2年), 能海花菜(2年)
 女子200 能海花菜(2年)
 女子走高跳 秋岡里緒(2年)
 女子走幅跳 三村寿心寧(2年)
 女子棒高跳 田中俐帆(3年)
 男子円盤投げ 川田春斗(2年)

 校長先生からは「暑い中でもコンディションを整え、自己ベスト更新を目指して頑張ってきて欲しい。」と、生徒会長より「たいへん暑い中と思いますが、日頃の練習の成果を発揮して頑張ってきて欲しい。倉商生一同が応援しています。と激励の言葉が述べられました。陸上競技部を代表して部長より「中国選手権では一人ひとりが強く早く1cmでも遠く・高く、大きな舞台でも自身の最大限のパフォーマンスができるよう頑張りたい。」と抱負が述べられました。

  

<1学期終業式>
 校長先生から「1年生は夢と希望に胸を膨らませ、新たな決意で高校生活に臨んだと思う。一方で緊張不安等も交錯したと。毎日の学校生活はもちろん、一日LHRや定期戦などを経て先輩達をぐいぐいと追いかけている様子が伺えた。2年生は部活動で3年生からバトンを託され、気合いが入っていると思。学習面でも実力をつける大事な時期に突入しているはず。「中だるみ」なんて絶対に言わせない。最も充実した学年意気込みで学校生活に臨んで欲しいと思3年生は後輩達に思いを託し部活動を引退し、いよいよ自らの進路に向けて本気モードになっていると思う。進路はちょっと背伸びをして決めるのがちょうどよい。「この辺でいいや」と安易に決めるのではなく、しっかりと勝負してほしい。また、倉商祭の準備も始まり仲間とサイコーの思い出を残そう
 1学期最後につき2つの話をしたい。1つ目は『夢』について。倉商のスクールガイドの表紙には20年くらい前から『CHASE YOUR DREAM』のキャッチコピーが使われている。『夢を追いかけるという意味で、倉商生徒が抱く夢の力を信じ、夢を育む学校であることを前面に出している。これは皆さんの大先輩星野仙一さんが本校に残している色紙で、『夢』を大切に色紙には好んで『夢』書き残されている。星野さんの残された言葉の中に夢を夢とするなかれ』、『夢は見るものではない実現させるための目標である。そのために、何をすべきかを冷静に考えてできることはすぐに行動すること』、『夢は逃げない。逃げるのはいつも自分だなどがあ。こうした言葉には、自分自身が夢に向かって努力する姿勢が大切であり、夢や目標は自分から追いかけることでしか近づけないというメッセージが込められている。皆さんもこの夏休み、自分の夢に向かって一歩一歩進むために、何か新しいことに挑戦し、今まで以上に努力してほしい更に星野さんは努力する者に奇跡は起こるとも言い残されている。努力は決して裏切らない。短い夏休みかも知れないが、毎日の積み重ねが大きな成果を生むことを忘れないで欲しい
 2つ目は自分の言葉、発信する言葉を大切にしてほしいということ。理科の森安先生からこんな話を聞きした。言葉食べ物はよく似てるという話でおいしく栄養のあるものを食べると、心や身体に元気が出てくる。よく頑張ってるね』『すごいね』『また今度チャレンジしたらいいさとか言ってもらうと次も元気や勇気が湧いてくる。反対に腐ったものを食べると、吐いたり、下痢したりと身体に入った悪いものを一生懸命に出そうとする。いやな言葉も同じでうざいとかむかつくとか、またその言われ方もきつかったりすると気分が落ち込んだり、おなかが痛くなったり、頭痛になることもある。しかし食べ物と言葉には一つ違いがある。食べ物は自分で選んで食べることができるが、言葉は、選ぶこともできず耳や目から勝手に入ってくる。だから言葉は大切で、言葉も毎日食べているもの。昔から言葉には言霊(ことだま)』が宿ると言われている。あなたの優しい言葉が、落ち込んだ人を励まし、明日へのエネルギーを注ぐこともできる逆に冷たい言葉や攻撃的な言葉で人を傷つけることもあ。自分の発した言葉無意識にコントロールされ、良くも悪くも大きな影響を与えることがあるSNSでのやり取りも含め、日頃から何気なく使っている言葉をチェックしよう。私は倉商という場所、誰もが通いたくやるような居心地の良い場所であってほしいと願っている。と式辞を述べられました。式辞のあと各クラスで校歌を斉唱し、生徒指導部・厚生保健部・検定係等から諸連絡を受け1学期を終了しました。次回登校日は8月1日、2学期始業式は8月29日です。家の手伝いなど日頃あまりできていない家族との絆も深め、心身共にリフレッシュして元気な姿で登校しましょう。

  

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投稿日:2024/05/30

 5/28(火)に体育館で予定されていた表彰伝達と壮行式が、日本列島に近づく台風1号の影響で大雨をもたらし、午後からJR西日本の計画運休のため臨時休校となりました。当日の行事は全て中止となったため、今日はその行事を振り替え、全校放送による表彰伝達と壮行式が臨時で行われました。

 【表彰伝達】
(全国大会相当)
 <書道部>
 4/2 第44回成田山全国競書大会(成田山全国競書大会)
 推薦日輪賞 岸本菜々花(3年)

 (県大会)
 <ウエイトリフティング部>
 4/13-14 岡山県高校ウエイトリフティング競技春季大会(倉敷ウエイトリフティング場)
 ※ウエイト階級は省略
 <女子>
 1位 流尾 葵(2年)2位 岡本のどか(2年)小笹志歩(2年)3位 池上真尋(3年)
 1位 竹岡由姫(3年)2位 吉原 花(3年)3位 一政起稟(2年)
 1位 津田美羽(3年)2位 中道 涼(3年)
 1位 平井美月(2年)
 1位 大嶋志歩(1年)
 <男子>
 3
位 岡田歩夢(3年)
 2位 木村悠人(3年)

 <野球部>
 4/20-5/3 春季岡山県高等学校野球大会(倉敷マスカットスタジアム他)
 優勝

  

 【壮行式】

<野球部>
 6/1 142回春季中国地区高等学校野球大会(広島県呉市)

<ウエイトリフティング部>
 6/15-16 58回中国高校ウエイトリフティング選手権大会(山口県下関市)

3年)池上真尋,竹岡由姫,吉原 花,津田美羽,中道 涼,岡田歩夢,木村悠人
2年)流尾 葵,岡本のどか,小笹志歩,一政起稟,平井美月
1年)大嶋志歩

 校長先生から、「皆さんの日頃からの精進と鍛錬、更に熱い思いで勝ち得たものと思う。ウエイトリフティングの魅力は努力した結果がしっかり反映されること。自己ベスト更新を目指して頑張って欲しい。野球部の皆さん、春季大会を征して中国大会出場はお見事。接戦をものにして勝ち上がった集中力とベンチ・スタンドが一体となって応援したチーム力で旋風を起こしてきて欲しい。夏につながる収穫の多い大会になるよう期待したい。3年生を中心に今週末より高校総体予選や商業実務競技大会など最後の山場を迎える。是非、それぞれの大会・競技でも頑張って欲しい。」と激励されました。

 生徒会を代表して、「3年生はいよいよ最後の大会が近づいてきた。いままで積み重ねてきた日々の練習の成果を存分に発揮し、悔いのない結果を残してきて欲しい。中国大会出場の両部は、最後の大会控える準備段階として、少しでも良い結果が得られるよう精一杯頑張って欲しい。」と激励しました。

 両部を代表して野球部主将より、「ウエイトリフティング部は一人ひとり自己ベスト更新に、野球部は日頃の練習の成果を十二分に発揮して、応援部と共に優勝を目指して頑張りたい。」と抱負の言葉を述べました。ウエイトリフティング部、野球部の皆さんしっかり頑張ってきてください。

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投稿日:2024/04/11

 今日の転退任式には、ご多忙の中、6名の先生方がお越しくださいました。最初に校長先生より転退任される教職員のご紹介があり続いて生徒会長より生徒を代表して謝辞が伝えられ、生徒会より花束が贈呈されました。転退任される先生方からは、お一人ずつ倉敷商業での思い出や、私たちへの最後のメッセージをご教示くださいました。

  
  
  
  
  

 最後に校歌を倉商伝統のスタイルで全員で肩を組んで合唱し、花道をつくってお送りしました。思い出の校歌となりますよう、先生方のご健勝とご活躍をお祈り申し上げます。

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投稿日:2024/04/10

 4/9(火)10:00春爛漫の季節、本校体育館において入学式を挙行し、320名の新入生をお迎えすることができました。

  
  

 西山校長先生から「新入生の皆さんは、学校生活はもちろん、日常生活においても常に心掛けてほしいことが、校訓の『至誠剛健』である。『至誠』とは真心、素直な心、思いやりの心。『剛健』とは心身共に健やかでたくましく目的に向かっていく心。この校訓の精神を心に刻み、倉敷商業高校の生徒であるという自覚と誇りを持って、有意義な学校生活を送って欲しい。学校生活のスタートにあたり、新入生の皆さんに次の3つのことを強く希望したい。(1)感謝の気持ちを忘れないこと家族、先生方、友人等の多くの支えがあったことを忘れてはならない。(2)志を高く上げ、新しい自分になる決意をすること高校入学はゴールでなく新たなスタート。何でも本気で打ち込み壁を乗り越え夢をつかみ取って欲しい。(3)相手を思いやることができ、優しい心を持ったたくましい人間になること挨拶・礼儀を徹底して基本的な生活習慣を備えること。他の異なる価値観を受け入れる広い心を養って欲しい。」と式辞を述べられました。

  

 来賓を代表して、PTA副会長の渡邉須美加様より新型コロナウイルスによる多くの制限が緩和され、本日多くの方が入学式に参加できるようになったことを大変うれしく思う。創立110年を超える伝統校で、創立当時から受け継がれている『至誠剛健』の校訓を胸に、地域のビジネスリーダーの育成を目指し、生徒一人ひとりが誇りと自覚を持ち、夢への実現に向けて日々の学習や課外活動に取り組んでいる。全商1級3種目以上取得する目標を達成し多くの生徒が倉商を巣立ち、全国の商業高校の中でも高い実績を残した。部活動を通じて心身を鍛え、挨拶や礼儀・マナーなど、求められている社会人基礎力を育てている。結果、個々の希望に応じた国公立大・難関私大の合格、求人数・内定者数ともに県内商業高校No.1の実績を誇っている。ぜひこの環境を生かして、皆さんの能力・才能を大きく開花させて欲しい。高校生活3年間は、楽しいこともあれば、思うようにいかないこともあるが、家族・先生・先輩等に頼って欲しい。一日一日を大切に、3年後に皆さんが誇らしく充実した気持ちで未来へ羽ばたけるよう、悔いのない高校生活を送って欲しい。」と祝辞を述べられました。

  

 新入生を代表して岸川和樹君から9年間の義務教育を終え、憧れの倉商生としての第一歩を踏み出した今、私たちは新たな生活に胸を膨らませている。これからの3年間のことを思うと、取り組みたいこと、楽しみたいことが沢山湧き上がり、学業や資格取得以外にも部活動や生徒会活動、ボランティア活動等にも積極的に精一杯取り組みたい。同時に仲間と協力し互いに高め合いたいと思っている。しかし、高校生活の中では、時には困難に直面し、悩み立ち止まってしまうことがあるかも知れない。その時にはその壁を乗り越え、より良い選択ができるよう、先生・先輩・保護者の皆様に相談したい。『至誠剛健』の校訓のもと、先輩方が築いてこられた伝統を受け継ぐとともに、倉商生としての責任と誇りを胸に、悔いのない有意義な高校生活を送ることを誓います。」と誓詞を述べました。

  
  

 恒例となった校歌斉唱では新入生と在校生が対面し、在校生が全員肩を組んで歌います。倉商校歌の迫力を新入生に伝承する恒例の行事となっています。ステージ上では学年団と担任の先生が紹介されました。体育館を退場の後、サクラの樹の下で撮影を予定し心配していましたが、昨日から降り続いていた雨がまるで奇跡が起こったかのように上がり、予定どおり撮影することができました。各教室ではクラス開きが行われ、緊張と不安の高まる一日ではありましたが、徐々に話のできる友だちに恵まれることと思います。新入生の皆さん、『倉商生になる』ことを目標に級友とともに徐々に頑張りましょう。

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投稿日:2024/04/09

 令和6年度第1学期の朝、校内には久しぶりに賑わいの声が響き渡る朝を迎えました。校内の昇降口には、新3年生と新2年生が新クラスを確認するたびに、大きな歓声が響き渡っていました。始業時間になると旧クラスの担任の先生が出欠確認をし、体育館にて新任式と始業式が行われました。

  
  

 最初に副校長先生から新任の先生のご紹介があり、新任者を代表して西山校長先生より「一日も早く倉商の生活に慣れ、皆さんの力になれるよう頑張りたい。」と新任のご挨拶がありました。続いて西山校長先生から式辞として「4/1から赴任して生徒の皆さんの笑顔、部活動で飛び交う掛け声、校内を流れる吹奏楽部の音色など、清々しい日々を送られた。校長室の机上には校誌『松柏』や倉商新聞が置かれており、倉商新聞にて卒業生へのはなむけの言葉を贈られた学年主任の伊丹健先生の『主任のつぶやき』を紹介したい。『幸せになってほしい。そのためにはいい人に出会ってほしい。いい人に出会うためには自分がいい人になってほしい。いい人になるためには謙虚であってほしい。』と言う内容である。謙虚とは素直になること。勉強でも部活動でもビジネスやプロスポーツでも、伸びる人の共通点は『謙虚さ』すなわち『素直さ』と言われている。素直さとは何でも、はいはいと言動することではない。見習うべき人の良さを認められない人は伸びない。素直な人とは、自分より優れた人と自分の何が違うか謙虚に学び、自分のものにできる人。人の意見を聞き、常に反省し、自分自身を見つめることができる人。『賢者は愚者に学び、愚者は賢者に学ばず。』愚者を素直でない人、賢者を素直な人に言い換えると、素直でない人は、人が良いことを言ってくれても全く学ぶことができない。素直な人はどんな人からでも学ぶことができるということである。倉商へ赴任して来て倉商の生徒はどうかと聞いたところ、ほとんどの方から『明るく素直な生徒である。』と返事をされる。言い換えれば、『明るく伸びる生徒たち』であることを意味している。先生方は、皆さんの今後の可能性を認めていることになる。倉商の今年の目標は、『至誠剛健』夢を育む倉商、社会とつながり地域の未来を創造する学校としている。そのために生徒の皆さんに関係する項目を2つ。(1)夢の追求『キャリア教育の推進』(2)地域との共生『地域に開かれた学校づくりの推進』としている。今日は年度のスタートにあたり、素直な皆さんがまだまだ伸びることを期待している。最後に、過去を含め長年勤務しているが、対岡山東商業高校定期戦では1度しか勝利できなかった。昨年勝利したことに加え、今年も競技・応援・校歌で岡山東商業高校に圧倒しよう。また、明日は入学式。新入生へ校歌の伝承が大切。皆さんが新入生にできる初めの『一』。その『一へのこだわり』も大切にしよう。」述べられました。

  
  
  

 式辞の後、明日に備え校歌が斉唱されました。そして、ワクワク・ドキドキの担任紹介等が行われました。諸連絡ではそれぞれの担当の先生から諸注意が伝えられ、翌日の入学式の準備が行われました。皆さん1年間共に頑張りましょう。

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投稿日:2024/03/22

【表彰伝達・壮行式】

(全国大会相当)
 岡山県高等学校文化連盟優秀文化賞 吹奏楽部
(第51回マーチングバンド全国大会 高等学校・小編成の部「金賞」受賞による) 

 第43回全国高校生読書体験記コンクール 公益財団法人一ツ橋文芸教育振興会
 優良賞 吉川茉里奈(1年)
(学校賞として「集英社文庫50冊セット」が図書館に贈呈されました) 

  

(中国大会)
 2/3-4 29回中国高等学校ハンドボール新人大会(キリンビバレッジ周南総合スポーツセンター)
 第3位 男子ハンドボール部

(県大会相当)
 第69回青少年読書感想文岡山県コンクール 岡山県学校図書館協議会
 入選 藤原涼香(1年)
 佳作 木村優希(2年)

 令和5年度 校内多読賞
 市来佳子, 高橋 玲, 桐谷風葉, 河合春香, 山本亜季(以上2年)
 小谷結心, 池田真白, 應本あまね(以上1年)
  
  
  

【壮行式】
(全国大会)
 3/23-26 令和5年第39回全国高等学校ウエイトリフティング競技選抜大会(石川県金沢市)
 津田美羽,竹岡由姫(2年)

 先に校長先生と生徒会から激励の言葉があり、ウエイトリフティング部を代表して津田さんから「全国大会でも日頃の成果が発揮できるよう頑張りたい。」と抱負が述べられました。ウエイトリフティング部の皆さん、頑張ってきてください。

  
  

 【第3学期終業式】
 校長先生からは「3/18は本校でも合格発表を行った。昨年・一昨年の皆さんの入学式では『倉商の入学はゴールではない』と言い伝えた。中学校在籍時の目標は『倉商へ入学』。そのための手段は『学習、特別活動、部活動』に取り組むことで目標が成し遂げられてきた。倉商入学後の目標は『3年後の進路目標』。そのための手段は『学習・検定、特別活動、部活動・ボランティア』となる。倉商の卒業時の目標は『社会で活躍すること』。その手段は『生涯学習、人間力UP、地域とのつながり』となる。つまり、自分が置かれる事象毎に『目標』と『手段』は常に変化していく。人生を楽しむためには、常に学び続けること。自分の生まれ育った地域を『知って、伝えて、繋げる』ことが必要。

 3年生には面接練習で多く立ち会ってきた。面接練習ではしっかり経験を積むことが大切。①黙らない。②質問事項と違うことを話さない。③失礼なことを言わない。自分の経験したこと、やろうとしている所以(ゆえん)を明確に話せるようになることが大切。社会での目標は『豊かさ、幸せ、恩返し』。そのための手段は『持続的な学習、他を信頼、隔たりを埋める』ことが必要。この『隔たりを埋める』ことが商業の目標なのである。人的・時間的・場所的・情報的な各隔たりを埋める工夫を実現するのが『商業』の役割と学習したはず。商業高校生の見通しをもった生き方をイメージした大樹の成長過程のように、将来のビジネス社会の中でどのような花を咲かせ、実をつけ、周りの人たちを幸せにして社会に還元できるイメージができれば、今何を具体的に頑張ればよいか逆算もできるようになるはず。」とご教示くださり、ご退職を目前に迎えられる最後の式辞としてお話がありました。最後の式辞のお礼に、生徒会からの提案で「世界に一つだけの花」を生徒全員で合唱し、感謝の気持ちを贈りました。校長先生、長い間お疲れ様でした。ありがとうございました。

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投稿日:2024/03/04

 令和631日(金)午前10:00より本校体育館にて『第75回卒業証書授与式』が挙行されました。

 来賓として、岡山県議会議員 小田圭一様、同窓会会長 古市了一様、顧問 竹内洋二様、副会長 宇野進様、鳥越恵美香様、東山元行様、山磨典子様、岡田奈津子様、河野秀樹様、PTA副会長 渡邉須美加様のご臨席を賜り、4年振りに在校生、保護者、教職員が会場に揃い、卒業生の門出を祝福しました。

  
  
 卒業証書は、情報処理科(代表:浦本煌明さん)・国際経済科(代表:磯崎 丈さん)・商業科(代表:笠原りをさん)の順で授与されました。

  

 石下義久校長先生からは、「今年度は、在校生も体育館に同席できるようになり、卒業生の姿を見て、将来の自分の姿に置き換えられる大切な式典となる。この厳粛な雰囲気を在校生の皆さんは引き継いで欲しい。コロナ禍で行事の中止や縮小等により、定期戦や倉商祭の開催は毎年悩みの種となった。卒業生や保護者のご協力で、倉商祭体育の部の会場が水島緑地福田公園体育館に定着しつつある。ジップアリーナへ両校合わせて約2,000人が集う定期戦。今年14年ぶりの優勝に立ち会えたことは、この上ない喜びであった。また、学びにも力が注がれ、全国商業高等学校協会主催検定試験1級三種目以上合格者254名の数は全国第2位。一人ひとりが目標に向け努力し、チームで頑張った結果だと思う。『商業の学び』は自分以外の人をしっかり意識することから始まる。地域の方々の支えを感じて、人とのつながりを持つことの重要性を認識できた。『商業』の力で人を元気にできる。人との『つながり』が大きな成果を上げる。私たちには『商業』で学んだ多くのことを他に伝えて、さらに一緒になって地域を未来につなぐ使命がある。不透明で不安な状況が続く時代だからこそ、人との良い『つながり』を築き、その中で幸せを作り出す力が必要とされる。そのためには自分自身のたゆまぬ努力とご家族からの応援や仲間の励まし、地域や同窓生からの支援があることを忘れてはならない。謙虚な気持ちで『ありがとう』の感謝の気持ちを伝えよう。倉商生は『至誠剛健』の精神で努力し、倉敷商業で過ごした仲間や時間を誇りに思い、時を隔てても場所が離れていても、母校や故郷に思いをはせることができる人物である。人や心を大切に、『商業』で人をつなげ、地域を未来へつなげる先に多くの幸せが待っていると信じている。卒業生へ最後の言葉、『幸せになりなさい』『人を幸せにできる人間になりなさい』。結びに当たり、本日まで本校の教育活動に絶大なご理解とご協力を賜りましたことに、保護者の皆様には改めてお礼申し上げます。」と式辞が述べられました。

  
 在校生を代表して2年生の北原彩稀さんから、「ご卒業おめでとうございます。高校3年間の間、仲間と共に切磋琢磨し、学校生活を送る先輩方の姿はとても輝かしく、私たちにとって憧れの存在となった。コロナ禍で開催された『新入生歓迎会』。入学後間もない頃、不安を抱えていた私たちを明るく迎え入れ、高校生活の楽しさを教えてくれた。4年振りの通常開催となった定期戦。応援の迫力や団結力、肩を組んで歌った校歌。14年振りの勝利を果たした瞬間が忘れられず、この伝統を受け継いでいこうと決意した。『ただいま日常!おかえり青春!』のスローガンのもと、3年生の模擬店も復活された。生徒は誰も知らない本来の倉商祭、準備運営を行うことはとても大変だった。しかし、先輩方が様々な工夫を凝らして全体を引っ張り楽しませてくれたおかげで、とても充実した4日間を送ることができた。就職や進学に向け、限られた時間での準備も粘り強く挑戦する先輩方の姿は理想の鏡となった。どんなに困難な道のりでも諦めずに努力をすれば、いつかきっと報われることを学んだ。私たち在校生は、先輩方が作り上げてきた倉商の伝統を受け継ぎたい。」と送辞が贈られました。

  

 卒業生を代表して3年生の三宅咲綾さんから「最後の制服姿、最後の通学路。3年間の高校生活を噛みしめながら校門をくぐると、心地よい春風が私たちを出迎えてくれた。3年前、見えない敵に制限を強いられ、たくさんの不安の中、高校生活がスタートした。入学前に聞いていた倉商の日常を体験できない日々。リモート授業、制限の多い学校行事や部活動はできる限りの工夫と協力で、仲間との絆を深めた。後輩ができた2年生。あまり表に出せなかった努力や活動を徐々に発揮できる場が増えた。求める自分の姿とその姿に追いつけない現実に苦悩し、挑戦し続けた。中学では中止となった修学旅行が高校ではどうにか行くことができたことはご褒美のように感じた。友だちとかけがえのない思い出をつくることができた。3年生では以前の日常に戻った学校生活。コロナ禍前を知らない私たちにとって全てが初めての経験の中、定期戦や倉商祭にチャレンジ。14年振りの劇的な勝利となった定期戦は生涯忘れられない。また、集大成となった部活動。最後の大会で嬉し涙や悲し涙を流したが、どんな結果であろうとも、ぶれることなく目標に向かって貫いた経験は一生の宝となった。

 最後のイベントとなった倉商祭。この3年間の思いをぶつけるかのように手探りの準備期間となり、発案から企画、先生との交渉など、何度も試行錯誤を重ね、与えられた状況の中で最善策を求めた。『ただいま日常!、おかえり青春!』のスローガンで、日常を取り戻した私たちにしか出せない色で青春の一ページを刻むことができた。同時進行で挑んだ進路。自分の可能性を信じ進路実現に向け、就職試験や進学試験に挑んだ。そばにいてそっとエールを送り続けてくれた友が、自分のことのように結果を喜んでくれた。在校生の皆さん、私たちは皆さんに何か残せたでしょうか。倉商生活はあっという間に過ぎ去っていきます。倉商の良き伝統を引き継ぐとともに、さらなる挑戦をし続けて今まで以上に魅力あふれる学校を作り上げて欲しい。

 青学年の皆さん、この3年間を振り返り、その都度様々な試練を乗り越え、一緒に頑張り一緒に泣いて一緒に笑ってくれる仲間の存在のおかげがあった。倉商へはいつでも帰ってこられる場所として心に秘め、新たな地へ進んでいこう。私たちの青春は間違いなくここ倉商にあった。最後に誰よりも私たちのことを一番に考えてくれていた家族。照れくさいけれどここで改めて感謝の言葉を伝えたい。『18年間ありがとう。』これからも精一杯頑張る姿を見守って欲しい。」と答辞が述べられました。

  

  
  
  
  
  
  
  
 式典の最後に、唱歌として「蛍の光」を、「校歌」は倉敷商業の日常の形態に戻し全員が肩を組んで歌い、体育館の床を久しぶりに揺らすことができました。卒業生が退場する際は、各クラス思い思いのメッセージを叫び、在校生、保護者や先生方に見送られ会場を後にし、各教室では保護者の皆様と一緒に最後のホームルームを過ごしました。新型コロナウイルス感染症が猛威を振るっていた渦中に入学され、多くの苦難を乗り越えて卒業された皆さん。ご卒業おめでとうございます。

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