投稿日:2023/04/10

 久しぶりの登校で迎えた新学期。登校時は昇降口に新クラスの名簿が掲示され、快晴のお天気のもと、歓喜で賑わっていました。今日の学校行事は新3年生と新2年生の2学年が体育館に集い行われました。

  

  

 最初の新任式では14名の先生方をお迎えして副校長先生からご紹介があり、新任者を代表して教頭先生から赴任のご挨拶がありました。その後、担任紹介。ハラハラ・ドキドキの一瞬ですが、各クラスから拍手で新担任を迎えられていました。

  

  

  

【表彰伝達】

<全国大会>
☆ウエイトリフティング部
 3/2628 令和4年度第38回全国高等学校校ウエイトリフティング競技選抜大会(石川県金沢総合体育館)
 第6位 楢本琉花(3年)

<地域大会>
☆簿記部
 3/19 全九州高等学校簿記コンクール九州大会(福岡県久留米市立留米商業高等学校)
 団体優勝

☆多読賞
 (3年)稲田葉月,仁科陽菜
 (2年)市来佳子,高橋 玲,安藤莉央,二木柊里,桐谷風葉,近藤陽芽,河合春香,山本亜季

  始業式では、校長先生から「新型コロナウイルス感染症の影響により、なかなか思うように活動ができていないと思う。この期間は当たり前の光景が、いかに大切なものなのかを思い知らされた。令和5年度は徐々に規制もなくなりつつあるが、これからも当たり前のことを、つまり、友だちや学校での様々な活動を大切にしてほしい。
 今年度のスタートにあたって、全員が目標を立てようと思っている。今年度の目標は『「至誠剛健」夢を育む倉商 ~社会とつながり地域の未来を創造する学校~』。倉商のすべてが至誠剛健という言葉の中に詰まっている。そして合言葉は 信頼(コンフィデンス)・挑戦(チャレンジ)・協働(コラボレーション)である。信頼される人間になる。資格取得や部活動そして様々な学習に挑戦する。社会を知り、多様な人と協働して持続可能な作り手となる。
 倉商の使命は社会のために何ができるかを考え、社会を支えていく人を育てることにある。この目標を実現するためには、「自分一人の幸せ」を追求するだけでなく、他人の幸せを願い他人の不幸を悲しむ人間であるべき。そこに思いやりの心が芽生え、人と人との絆、すなわち信頼が生まれる。我々が学んでいる「商業」は「信頼」がないと成り立たず、「信頼」こそが商業高校の生命線である。信頼は机の上だけでは築けない。仲間と触れ合い、地域の人と交流する。その時は誠実であること。地域の人と触れ合い、地域の人の生活の息吹を感じ取ってほしい。そこには何か人が幸せになる仕組みを考えるヒントがあるかもしれない。地域の未来を創造する学校として、人を幸せにする仕組みを考えてほしい。また、「剛健」を大切にしてほしい。それを実行するだけの学力や体力、チャレンジ精神や規範意識を確実に身に着けてほしい。大きい夢へのチャレンジと同様、普段の授業や学校行事、部活動を一生懸命、一歩ずつ頑張ることも大切にしてほしい。
 常に仲間を意識し、自分だけでなく仲間のために行動する。そんな人ばかりであれば、すばらしい倉商を築くことが出来き、倉商がみんなの居場所になると信じている。みんな同じ仲間であることを強く意識して倉商111周年の年、令和5年度をスタートしたいと思う。『至誠剛健 夢を育む倉商』頑張ろう。」と式辞が述べられました。

  

  

  

 諸連絡では、教務部・進路指導部・保健厚生部・総務部・生徒指導部から諸注意が伝えられました。生徒指導部長から話された「ど根性草」については最後に写真を掲載しました。
 式後は各クラスの写真を撮影、明日の「入学式」の1年生を向かい入れるための準備が行われました。

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投稿日:2023/03/17

 季節はようやく春めいて、サクラのつぼみも例年並みの開花に合わせるかのように、急に大きくなりつつあります。先日卒業生を見送った体育館では、2年生と1年生が初めて学期末の合同行事を行いました。

☆☆ 表彰伝達 ☆☆

【全国大会】
《書道部》
 第31回国際高校生選抜書展(書の甲子園)
 入選 上浦 陽(2年), 菊元理央(2年), 大森優美(2年)

 【中国大会】
《女子ハンドボール部》
 2/4-5 46回全国高等学校ハンドボール選抜大会中国予選会(キリンビバレッジ周南総合スポーツセンター)
 第3

【県大会相当】
 第68回青少年読書感想文岡山県コンクール(岡山県学校図書館協議会)
 佳作 濵﨑 陽(2年), 小川拓也(2年)

 第42回全国高校生読書体験記コンクール(公益財団法人一ツ橋文芸教育振興会)
 入選 八ツ岩萌花(2年), 吉岡沙菜(2年)

☆☆ 壮行式 ☆☆

【全国大会】
《女子ハンドボール部》
 3/24~ 第46回全国高等学校ハンドボール選抜大会(岐阜県岐阜市)

《ウエイトリフティング部》
 3/25~ 第38回全国高等学校ウエイトリフティング選抜大会(石川県金沢市)
 楢本琉花(2年)

 校長先生からは「『諦めない』を合い言葉に最後まで継続した練習に心掛けて欲しい。最も純粋な心を表す言葉が『一生懸命』だと思う。その意味も汲み取って頑張って欲しい。」生徒会を代表して田上君から「チーム一丸となって掴み取った全国大会の切符。これまでの努力の成果を発揮し、輝く栄冠に向かって頑張って欲しい。」と激励の挨拶がありました。

 出場選手を代表して女子ハンドボール部の井上さんから「全国大会では中国地区代表として一つでも多く勝ち上がられるよう頑張りたい。」と抱負が述べられました。女子ハンドボール部及びウエイトリフティング部の皆さん、しっかり頑張ってきてください。

【3学期終業式】
 校長先生の式辞では、「昨日の合格発表、倉商入学は決してゴールではないこと。現在は将来の夢の通過点で、倉商での三年間で自分をどう成長させるのか。自問自答して4月からの目標を立てて欲しい。

 振り返ってみると令和4年度もコロナ禍で揺れた1年であった。「友だち」「授業」「部活動」そして「学校」、当たり前の光景がいかに大切なものなのかを思い知らされた時間でもあった。さらにこの期間は、物事の本質的な部分を考えるきっかけにもなった。例えば創立百十周年の年に、学校の存在意義や商業について学ぶなど。これからも商業という太い幹をみんなで大きく育て、それぞれの枝葉に、それぞれの「夢」というきれいな花を咲かせてほしい。

 最後に伝えたいことは「一期一会」、そして「言葉は命」ということ。今日は終業式、物事には終わりがあり別れが来る。いつでも誰に対しても誠実に生きることが重要。今日が最後と思って一生懸命生きる。いつでも今を誇られる人間になることが、商業の一番大切な教え「信頼」へとつながる。そして「言葉は命」であり「言葉は力」とも言われる。一歩進めて解釈すると「言葉は自分そのもの、すなわち命」つまり、自分の人格や人間性がそのまま言葉や文章に現れる。だからこそ「言葉=命」の使い方に気を付けて欲しい。SNSの利用についても同様である。

 2週間もすればいよいよ今年度も終わり、新年度がスタートする。目標を定め、努力する準備をして欲しい。ライバルは自分、自分に負けないで欲しい。失敗をおそれず、果敢にチャレンジして夢に向けた挑戦をして欲しい。失敗しないことが失敗を意味する。4月には以前の君たちのように、希望に満ち溢れた初々しい新入生が待っている。君たちは新入生の目標であり夢である。倉商生一人ひとりの成長が倉商全体のエネルギーとなり、飛躍する倉商になることを信じたい。」と式辞が述べられました。

 1年の節目をつける季節。皆さんもこの1年間を振り返り、新年度より再度実りの多い年を迎えましょう。

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投稿日:2023/03/01

本日、午前10時より本校体育館にて『第74回卒業証書授与式』が挙行されました。
岡山県議会議員 小田圭一様、同窓会会長 古市了一様、PTA会長 山縣隆志様のご臨席を賜わり、在校生、保護者、教職員が卒業生の門出を祝福しました。

卒業証書は、情報処理科(代表:永瀬裕大さん)・国際経済科(代表:井上翼さん)・商業科(代表:野崎智世さん)の順で授与されました。

 

石下義久校長が、「予測不可能な時代にあっても、至誠剛健の精神を胸に「商業」で学んだ多くのことを伝え、自分だけでなく人を幸せにできる人となって地域の未来を創造していくという使命を果たしてほしい。」と式辞を述べました。

在校生代表の2年生小西君が、「先輩方からは厳しい状況の中でも努力を惜しまずに物事に取り組むことの尊さを教えてもらった。これからは自分たちが先輩方が築いてこられた倉商の伝統を受け継いで『至誠剛健』に恥じぬよう一生懸命に頑張っていきたい。」と送辞を述べました。

卒業生代表の小野さんが、「多くの我慢を強いられた3年間だったが、だからこそ気づけたこともあった。また、自分にしっかりと向かい合った時間にもなった。家族や先生方に支えられながら皆と一緒に私達史上最高の日々を過ごすことができた。感謝に尽きない。」と答辞を述べました。

 

式の最後に、3年間でほとんど声に出して歌うことがなかった校歌をマスクを着用したまま歌いました。

 

「希望の船に棹さして 自彊撓まず進むべし」

「至誠剛健砥となして 吾等が心磨くなる」

   

「軈ては出でん商海の 荒波分けて勇ましく 日来錬へし吾が力 いざや試さん諸共に」

新型コロナウイルス感染症拡大真っただ中での高校生活3年間でありながら大きく成長した312人の皆さん、卒業おめでとう!

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投稿日:2023/02/28

 明日は第74回卒業証書授与式。予行に先立って「同窓会入会式」が古市同窓会長様をはじめ5名の同窓会役員の方々のご臨席のもと行われました。古市様より「明日の卒業式、おめでとうございます。合わせて同窓会入会をありがとうございます。今後は、我々と共に、倉商在校生を共に支える立場になる。全国で活躍される皆さんの部活動をしっかり後押しするのが同窓会の役目。クラス又は学年幹事の方々を中心にしっかり第74期の皆さんの組織を作り上げて欲しい。コロナ禍で経験したことをしっかり記憶に刻み、今後の人生にしっかり活かして欲しい。倉商の校歌を歌う日常の伝統が薄らぐ傾向だからこそ、創立110周年記念の年に「校歌碑」がOBの古川様を中心とする先輩方から校庭に贈呈された。打刻された歌詞も書道部の同級生により、特別な思いを寄せて書き上げられた。今後来校する度に、誇りを持って詠んで欲しい。メインビジネス「ぶっかけのふるいち」の他に、プロの歌手をずっと目指している。東日本震災エールソングとして自費制作しているCD神様は見ているよ』(←YouTube PVリンク)を今回も恒例行事として愛唱したい」とご披露くださいました。同窓会からは卒業記念品が贈呈され、卒業予定者を代表して吉尾さんが受領し、阿部君より謝辞が伝えられました。来賓としてご出席の同窓会役員の方々と第74期のクラス及び学年幹事の紹介があり閉式となりました。

 続いて山縣PTA会長様から卒業予定者を代表して宍戸君に卒業記念品が贈呈されました。「コロナ禍での3年間。いろいろな制約や制限にも負けず輝かしい成果を残すことができた。今後も倉敷商業高校で培ったことを卒業後も活かして欲しい。」とご祝辞を賜りました。

 3年間の功績を讃える「伝達贈呈式」は1・2年生にリモート配信されましたが、今年も次のとおり多数の受賞となりました。(以下、敬称略)

 ○ 財団法人産業教育振興会中央会長賞 谷本優晴
○ 全国商業高等学校協会卒業生成績優秀者表彰 山田好純
○ 岡山県産業教育振興会特別表彰 三田ちよ子
○ 岡山県産業教育振興会会長表彰 大山月兎,小野彩恵,藤原 純

○ 全国商業高等学校協会主催検定表彰(該当者269名)代表 村上貴都
 3種目1級合格 113名 4種目1級合格 81名 5種目1級合格 57名 6種目1級合格 13名 7種目1級合格 4名 8種目1級合格 1名
 ※3種目以上1級合格者269名は令和4年度全国第1位となり、本校でも初めての快挙となりました。

○ 商業経済検定試験全科目合格者表彰 2名 金子直央,松本亜莉咲
○ 岡山県高等学校等職業教育技術顕彰 (該当者268名)代表 鶴旨諒大

○ 運動部活動優秀者表彰
 岡山県高等学校体育連盟表彰 平松 愛(ウエイトリフティング)
 岡山県高等学校体育連盟専門部表彰
 ソフトボール部 優秀選手 藤本千紘,川原実々,三浦妃乃
 ハンドボール部 優秀選手 加藤千枝,武本 駿,宮本朱沙
 バドミントン部 優秀選手 山田果凜,本田理子

○ 高文連連盟表彰(優秀文化賞) 大成舞音(書道部)
○ 善行生徒表彰 谷本優晴

 ○ おかやま新聞コンクール優秀賞 選挙管理委員会(代表:竹下陽菜)
 ○ 多読賞 3名 木村宇陽,板鼻優希,小林 栞

  最後に3学年主任の近藤先生に生徒から感謝の意と花束贈呈があり、会場全体で近藤先生の3年間のご指導を労いました。

 今年の3年生は、コロナ禍で入学して間もなく臨時休業となり、現在のリモート配信が未整備の環境で、学習の基礎基本を十分学べず第1学期を終了しました。2年生の秋に全商検定試験の1級全員取得を達成し、全商13種目以上を269名が取得して、強豪校とは僅差となりましたが、今年全国第1位となりました。本校では史上初の偉業を達成することができました。

 

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投稿日:2023/01/06

 年末から新型コロナウイルス感染は第8波のピークに向かって全国的に広がる中、本校は第3学期始業式を本日迎え、いつものように「リモート配信」により行われました。
 校長先生からの式辞では、「昨年末はサッカーワールドカップ、今年はラグビーのワールドカップが開催される年。選手だけでなく、世界中の人が感動を共有し、絆を深めることを可能にしている。最近ではスポーツを「する」、「見る」、「支える」ことによって生活が豊かになるとも言われている。日本代表チーム関係者によるロッカールームの清掃や折り鶴の設置に感銘を受けた。クロアチア戦後、その折り鶴は頭を上に向け、紙コップの上で未来へはばたいているように見えた。
 皆さんに一つ知っておいてもらいたい言葉、それは「インテグリティ」。「インテグリティ」とは、高潔さ(結果にかかわらず常に正しく良いことを行うこと)・品位・完全な状態を意味する。スポーツにおける「インテグリティ」とは、「スポーツが様々な脅威により欠けるところなく、価値ある高潔な状態」を指し、暴力・ハラスメント・ドーピング等の様々な脅威からSport Integrity(スポーツにおける誠実性・健全性・高潔性)を守る取り組みのこと。部活動をひたむきに一生懸命頑張ることで、周りの人に勇気や元気、感動をもたらすことができる。だからこそ校訓のように誠実でなくてはならないのである。
 商業は「信頼」が第一。信頼を築くためには誠実でなければならない。倉商で学ぶ以上、常に正しく誠実で周りの人のことを考えられる人間であって欲しい。しかし、信頼関係を築くということは決して一人ではできない。相手がいて初めて信頼関係は築かれる。まず自分が信頼し、信頼の連鎖をつくる。それが拡がって仲間になる。常に正しく誠実な人間ばかりならそれも可能です。倉敷商業がそうであって欲しいと思う。とはいっても、人間関係は難しい。人間の悩みの原因の大半は人間関係にある。人間関係で悩んでいる人のために次の2つを伝えたい。
 一つめ、『人間は悩む存在』であるということ。人間は必然的に悩む存在。悩むことは一番苦しいが、一番尊い部分でもある。人間の一番の尊厳は悩む存在であるということ。人間は悩んでもいい。それこそが人間であるということを知っておいてもらいたい。
 二つめ、『悩みの源泉は対人関係』である。他人から評価されることはつらい。しかし、自分自身の本当の価値は他人の評価とは違う。他人の評価と人としての価値は一緒ではないということ。
 でも、『本当の幸せは対人関係の中でつくられるもの』だということも知っておいて欲しい。家族や仲間、学校の存在意義はそこにあるのかも知れない。倉敷商業が『幸せが生まれる場所、悩んでいる人の温かい居場所』であればいいと思う。その中で、これからの厳しい検定への挑戦を仲間を感じながらチームの力で乗り越えて欲しいと思う。
 次に、私が今日の節目に思うこと。それは、『卒業式を最高の式にしたい』ということ。創立110周年の年を共に過ごし、倉敷商業に新たな歴史を残してくれた3年生を全校生徒、全教職員で心からの祝福を持って送り出すこと。難しいといわれる厳粛な卒業式をみんなの手で作り上げること。そのためにも、3年生はもちろん、1・2年生も含め、最後の最後まで、一人ひとりが決して力を緩めることなく、「We are KURASHO!」の自信と誇りを持って、頑張ってくれることを期待したい。
 最後に、今、私の心の中にある大切な2つのことを伝えて式辞を終わろうと思う。
(1)「言葉の力」
 言葉や文章は自分から出たもの。つまり、自分の人格や人間性がそのまま言葉や文章に現れる。だからこそ、言葉や文章は自分自身であり命である。使い方に気を付けて欲しい。できればプラスの言葉を使いたい。「ありがとう」は最高の言葉になる。
(2)玉島にゆかりのある良寛和尚の句
『いかなるが 苦しきものと 問ふならば 人を隔つる 心と答へよ』(どのようなことが、辛いものであるかと聞くならば、人を見下す心だと答えなさい)
 みんなに居場所があればいいなあと思う。少なくとも倉敷商業はみんなの居場所であって欲しいと思う。寒さも本格的になってくるので、体調には万全の注意を払って欲しい。倉商111周年の年が、皆さんにとって最高の年となりますように。」と述べられました。

 続く校歌は「黙唱」とし、次のよう「表彰・壮行」式が行われました。

☆☆ 表彰伝達 ☆☆

【県大会】
《女子ハンドボール部》
 12/18-27 第54回岡山県高等学校ハンドボール選手権大会(中山運動公園体育館)
     優勝

《男子ハンドボール部》
 12/18-27 第54回岡山県高等学校ハンドボール選手権大会(中山運動公園体育館)
     第2位 

☆☆ 壮行式 ☆☆

【中国大会】
《女子ハンドボール部》
 2/3-5 第46回全国高等学校ハンドボール選抜大会中国地区予選会(山口県周南市)

《男子ハンドボール部》
 2/3-5 第46回全国高等学校ハンドボール選抜大会中国地区予選会(山口県周南市)

 生徒を代表して生徒会長の三宅さんから、「女子は優勝、男子は準優勝と素晴らしい成績となりおめでとうございます。中国大会では3位以内で中国大会を抜け全国大会へ進められるので、日々の努力を発揮できるよう頑張ってください」と激励の挨拶がありました。
 校長先生からは、「日々の成果が実り中国大会が決まった。先程の式辞でも伝えたように、スポーツには「する」「観る」「支える」3つの側面がある。皆さんは「する」立場、観る側の立場からは、皆さんの「ひたむきさ」「一生懸命さ」により感動を与えて欲しい。普段の練習から努力を惜しまず何が足らないかを求め過ごして欲しい。「支える」人も感謝の気持ちを忘れずに大会に臨んで欲しい。倉商はひたむきで一生懸命な皆さんを応援している」と激励の挨拶がありました。
 出場者を代表して女子ハンドボール部の井上さんから、「中国大会では岡山県代表として全力で戦い、全国大会への切符を勝ち取れるよう精一杯頑張りたい」と抱負が述べられました。

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投稿日:2022/12/23

 近年には大変珍しいクリスマス寒波の到来するなか、第2学期終業式等の諸行事がいつものように「リモート配信」により行われました。終息の気配すら感じられない新型コロナウイルスの猛威は依然続いています。最初に生徒会認証式が執り行われ、新生徒会長に三宅さん、副会長に小西君と田上君が校長先生から任命されました。

 続いて校長先生の式辞では次のことが述べられました。

 2学期の大切な行事から、みなさんに振り返って欲しいこと。
 一つめは「倉商祭」。新型コロナ感染症や熱中症対策等で水島緑地福田運動公園体育館へ会場変更。初めて会場となった地域のことを知り、視野が広がり、学校行事の意味にも気づいたと思う。この気づきが、自分の将来やこの地域の将来を考えるきっかけとなり、自分ばかりでなく自分以外の人のことにもしっかり想いを巡らせる。それが「商業」にとっては一番大切なこと。人生は選択の連続。選択したものを最高にしていくしかないのだと思う。みなさんの倉商祭は、記憶に残る最高の行事になったであろうか。
 二つめは「110周年記念式典」。倉敷市長、県教育委員、その他多くの来賓の皆様から「素晴らしい生徒さんたちですね」「おもてなしの心が行き届いて、素晴らしい生徒さんたちですね」とお褒めの言葉を受け嬉しかった。式典では世代の異なる方々と接することによって、人を成長させるもの。他にも2年生修学旅行もコロナ禍での実施について苦しい決断であった。日常とは違う場所へ行き、違う文化に直に触れる。人と触れ合う。体験する。それはとても大切だということが分かったはず。支えてくださった保護者の方や引率の先生方に感謝を忘れないようにお願いしたい。これらの苦しい決断をしたときに分かったことは、今まで積み重ねてきたことを否定してはいけないということ。どう決断したとしても、今までの一つ一つの積み重ねが未来をつくっていくということになる。
 これらの行事から何に気が付いたか、商業の本質とどう係わるのか私なりに考え、次の3項目を挙げたい。
(1)世代を超えた人と接することで、豊かな人間性を育み、商業にとって大切な「全ての隔たりを埋め、人をつなぎ、幸せにする仕組みを学ぶ」ことができる。
(2)地域を主体的に「知って」「伝えて」「つなげる」活動を続けることによって、みなさんの夢を育み、持続可能な社会の実現につなげられる。
(3)歴史と伝統に感謝しながら、グローバルな視点を持って「商業」を学び、自分だけではなく、より多くの人を幸せにする「商業の力」で社会や地域を豊かにする未来を築くことができる。
 これらの目的を達成するために「簿記」や「情報処理」「マーケティング」など、手段や実践としての商業の学びを大切にしなければならない。同様に共通教科の学びをバランスよく大切にして欲しい。それらの学びの中で、多様な人たちとの合意形成と協働が重要で、それが自分らしい「在り方生き方」の実現や自分の人生のデザインにつながり、同時に社会貢献にもつながっているということ。
 「☆倉敷商業の生徒さんは本当に一生懸命作業をしてくださいました。小学校の周りもとてもきれいになりました。ありがとうございました。ここを通って小学生が登校しています。心もきれいになっていくのではないでしょうか。倉商の校門の前もきれいです。誰かがきれいにしていることをこれからも忘れないようにしてください。」1220日に行われた1年生の「地域貢献活動」にて、倉敷西小学校の先生からのお礼の言葉です。これからも未来の倉商生かもしれない小学生の見本になり続けて欲しい。私たちは多くの方々に応援してもらっている。その恩返しのためにも勉強や部活動を頑張る必要がある。私たちの学び、倉商の学びが、今後の明るい未来をつくると信じている。
 是非披露しておきたいことで、先日本校は自転車通学安全モデル校に指定された。岡山県の高校では初めてのこと。是非、交通ルールを守って、安全に年末年始を過ごして欲しい。来年が良い年となりますように。

☆☆ 表彰伝達 ☆☆

【全国大会】
《陸上競技部》
 10/610 いちごいちえ とちぎ国体(栃木・宇都宮カンセキスタジアム)
 <少年女子A100M> 第5位 島田柚葉(3年)
 10/2123 JOCジュニアオリンピックカップ 第16U18陸上競技大会(愛媛・愛媛総合運動公園)
 <男子走高跳> 優勝 永瀨裕大3年)

《吹奏楽部》
 12/11 第50回マーチングバンド全国大会(埼玉・さいたまスーパーアリーナ)
 <高等学校の部> 銅賞 

【中国大会】
《陸上競技部》
 10/12 第31回中国高等学校陸上競技対抗選手権大会(山口・維新みらいふスタジアム)
 <女子三段跳> 第5位 笠原りを(2年)
 <女子走高跳> 第5位 小川優生(2年)

《競算部》
 11/1718 第13回中国五県高等学校商業教育実技競技大会(山口・市立下関商業高校)
 <電卓部門> 
 <団 体> 第3
 <個 人> 第3位 吉本あい(2年)
 <種目別> ビジネス計算2等 田上雄星(2年) 

【県大会】
《陸上競技部》
 9/1718 第40回岡山県高等学校新人陸上競技大会(津山陸上競技場)
 <女子三段跳> 優 勝 笠原りを(2年)
 <女子走高跳> 第2位 小川優生(2年)
 <女子棒高跳> 第2位 田中俐帆(1年)
 <男子円盤投> 第3位 小倉陽斗(2年)
 10/2223 第16回岡山県陸上競技カーニバル大会(岡山県陸上競技場)
 <女子100M> 第2位 島田柚葉(3年)
 <女子200M> 優 勝 島田柚葉(3年)(大会新)
 <女子三段跳> 優 勝 笠原りを(2年)

 10/29 創立110周年記念 第134回岡山県高等学校商業実務競技大会(岡山県立倉敷商業高等学校)
【簿記A部門】
《簿記部》
 <団 体> 優 勝
 <個 人> 優 勝 若林芙帆(2年)
       第2位 中田里菜子(2年)
       第2位 平松将幸(2年)
       第3位 西山楓華(2年)
       第3位 新谷大輝(2年)
       第3位 德地勝仁(2年)
【簿記B部門】
《簿記部》
 <団 体> 優 勝
 <個 人> 優 勝 鶴 明日香(1年)
       第2位 市来佳子(1年)
       第2位 桐谷風葉(1年)
       第3位 福德すみれ(1年)
       第3位 田中優奈(1年)
       第3位 山本亜季(1年)

【情報処理部門】
《情報処理部》
 <団 体> 第2位
 <個 人> 第2位 河野凌斗(2年)
       第3位 今脇琉繊(1年)
【ワープロ部門】
《ワープロ部》
 <団 体> 優 勝
 <個 人> 優 勝 岡部美月(2年)
       第2位 大森陽葵(1年)
       第3位 山本綾太(2年)
【珠算部門】
《競算部》
 <団 体> 第2位
 <個 人> 第2位 福田真洸(2年)
  佳良賞 北原彩稀(1年)
【電卓部門】
《競算部》
 <団 体> 優 勝
 <個 人> 優 勝 吉本あい(2年)
       第2位 田上雄星(2年)

 10/29~ 第77回岡山県高等学校ハンドボール新人大会
《男子ハンドボール部》準優勝
《女子ハンドボール部》準優勝

 11/56 令和4年度岡山県高等学校新人剣道大会兼第25回中国高等学校新人剣道大会岡山県予選会(岡山県立津山東高等学校)
《男子剣道部》男子団体 第2
 11/12~ 令和4年度岡山県高等学校野球一年生大会
《野球部》1年生 準優勝

 第三十三回伊藤園お~いお茶新俳句大賞(伊藤園新俳句大賞実行委員会)
 <佳作特別賞> 齋藤綾那(3年)
 <佳 作> 奥 琳香(3年)
 <佳 作> 谷田虎太(2年)
 <佳 作> 中田和花(3年)

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投稿日:2022/11/10

 創立110周年記念式典が日毎に秋の深まる中、倉敷市民会館にて来賓の方々をはじめ本校生徒・教職員・PTA・同窓会の方々もご参加いただき、前半は放送部の池内さんの司会進行により盛大かつ厳粛に執り行われました。

 石下校長先生からは「明治45年、地域における商業教育の強い要望から倉敷町立倉敷商業学校が現在の鶴形1丁目あたりに創設。『至誠剛健』の校訓は当時から引き継がれている。以下本校の沿革を紹介、本校教育が人間力を高め自分の夢と共に地域の発展に寄与し地域コミュニティーの核としての役割を今も堂々と果たしている。昭和29年から続く対岡山東商業定期戦、切磋琢磨の精神はお互いに品格のある素晴らしい校風となり、将来作り上げる豊かな社会へ続いていると確信している。近年では課題解決型学習や一人1台端末によるITC活用により、個別的な学びと協働的な学びの実現を目指している。1年生での総合的な探究の時間や3年生課題研究では美観地区における観光ガイドから学ぶ倉商AAA、地元商店街や産業を学びのフィールドとする地域経済探究講座やツムグプロジェクトなど、生徒は世代を超える人々と接し、豊かな人間性を育み商業にとって大切な全ての隔たりを埋め、人を繋ぎ幸せにする仕組みを体感している。これまで多くの先輩方が築きあげた伝統が脈々と輝いている。これからもグローバルな視点をもって、社会や地域を豊かにする未来を築いて欲しい。そのためにも至誠剛健を砥となして心を磨き真心や思いやりの心をもって心身共に健やかであるよう心掛けて欲しい。」と式辞が述べられました。

 来賓として岡山県教育委員会より田野様、倉敷市長の伊藤様、県校長協会長代理で県商業教育協会理事長の森山様、同窓会会長の古市様、PTA会長の山縣様からご祝辞を賜りました。また、この十年の間の同窓会・PTA・教育功労者の方々への感謝状が贈呈され、代表して歴代校長の内田様よりご挨拶を賜りました。来賓紹介・祝電披露の後、生徒を代表して生徒会長の阿部君より「110年の長い歳月を私たちでは計り知れない。しかし、これまでの倉商生たちの喜びや悲しみ、数々の栄光や挫折、一言では語り尽くせない沢山のドラマがあった。私たちが入学した3年前、新型コロナウイルスにより日常の学校生活とは大きく異なった日々を送った。しかし、どんな困難にも負けず生徒同士で協力し、先輩方のアドバイスや先生方のご指導により最高の学校生活を送ることが出来た。倉商の伝統はただそのままを受け継ぐのでなく、環境や時代に応じて姿を変え、私たちの思いを乗せて繋がれる。日々の学校生活を送られるのも、先生方や先輩方、地域の皆様によるお力添えであることを忘れてはならない。これからも多くの方々と出会い成長し続け、倉商の卒業生して社会に貢献し活躍できるようにしたい。」と抱負と挨拶が伝えられました。式典の最後は吹奏楽部の演奏により校歌を黙唱とし閉会となりました。

 引き続き後半は放送部木村君の司会進行により、本校新制第15期の卒業生で大阪府吹田市のシップヘルスケアーホールディングス(株)代表取締役会長の古川國久様より「商人とは~私が倉商で学んだこと~」の演題でご講演を賜りました。講師紹介は同窓生同期の宮﨑様が務められました。平成4年に数人で現在の会社を創業、「医療」「保健」「福祉」「介護」「サービス」の分野に特化した企業として、創業わずか15年で東証1部上場を果たし、グループ総数47社・従業員数10,000名超で年商4,000億円規模に成長。古川様は県北で過ごされた幼少期、中学生で初めての大阪、中学校・高校でお世話になった恩師から学んだこと。倉商卒業後、就職した会社の営業回りで得た貴重な体験が糧になって創立できた現在の会社。地元の松山藩で活躍された山田方谷が唱える「至誠側怛」と「至誠剛健」から支えられた人生について分かりやすくお話をしていただきました。最後に生徒を代表して生徒会副会長の宍戸君から謝辞、小野さんから感謝の意を込めて花束の贈呈がありました。

 本校の東側通用門隣の植え込みには第15期生有志のお手伝いのもと本校書道部生徒が書き上げた校歌碑を古川様よりご寄贈いただきました。本校生徒全員が毎年胸を張り熱唱して卒業できる源泉に位置付けられるものと思います。たいへんありがとうございました。皆さんもご来校の節は、是非ご覧いただきたいと思います。

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投稿日:2022/07/19

 新型コロナウイルス感染拡大の第7波が全国的にも心配される3年目の夏、7/19(火)に第1学期終業式を迎えました。今回の倉商ブログでは、リモート配信となった第1学期終業式の校長先生の式辞を先に紹介し、多数ある表彰伝達に次いで全国・中国大会壮行式を後でご紹介します。

 校長先生からは「岡山県の要請による臨時休業と部活動の大会の出場辞退、豪雨等の災害、新しい生活様式への対応、学校行事や大会の変更や中止。感染症対策のためやむを得ないとはいえ、我々も心を痛めた。その逆風の中でも、何とか学びと感染症対策のバランスを取りながら知恵を出し、延期となっていた定期戦が3年振りに実施できた。あの感動は倉商と岡山東商の両校の生徒・教職員しか味わえない。定期戦の経験により倉商に入学して本当に良かったと思ってくれるとうれしい。また、定期戦実現のために頑張ってくれた生徒会、それを支えてくれている生徒のみなさんには大変感謝している。今後も感染症対策を確実に実行しながら皆さんと共に前へ進みたい。このような臨時休業という厳しい状況の中でも、創立110周年という記念すべき年に表彰伝達に紹介されるみなさんの活躍は大変うれしく思う。メジャーリーグで活躍する大谷翔平選手の高校1年生時の『目標シート』の内容を紹介したい。内容の大半が野球でなく『人間性』『運』『メンタル』という項目で埋まっている。『人間性』の項目には『思いやり』『感謝』『愛される人間』『信頼される人間』『感性』『継続力』、『運』の項目には『あいさつ』『ゴミ拾い』『部屋掃除』『道具を大切に思う』『本を読む』『プラス思考』『審判さんへの態度』『応援される人間になる』、『メンタル』の項目には『仲間を思いやる心』『一喜一憂しない』『波をつくらない』『はっきりとした目標を持つ』ことなどがあげられている。大切なのは『仲間』や『支えてくれる周りの人たち』を意識できるかどうかだと思う。自己中心的ではなく周りの人のことを考える。これこそが素晴らしい『人間性』を兼ね備えた倉商生だと思う。仲間との大切な時間が、皆さんの人間性を高めていくのだとも思う。学校行事、生徒会活動、ホームルーム活動、部活動はそのためにあることも知っておいて欲しい。人間力が向上すると競技力、学力が向上する。『チーム倉商』頑張ろう!厳しい状況が続くが、共に前に進もう!」と式辞が述べられました。

また、第2学期の『倉商祭』に向けて行われたブロック結団式が、体育館で密にならないよう「青・赤」「黄・緑」の2つに分けてリモート配信の終業式の後、体育館で行われました。

 ☆☆ 表彰伝達 ☆☆
【全国大会】

《陸上競技部》
 6/12 第38U20日本陸上競技選手権大会 兼カリ2022 U20世界陸上競技選手権大会日本代表選考競技会(大阪・ヤンマースタジアム長居)
<女子 200m
 第5位 島田柚葉(3年)

 【中国大会】

《ウエイトリフティング》
 6/17-18 第56回中国ウエイトリフティング選手権大会(山口県立下関科学技術高等学校)
<男子61Kg級>
 第2位 永山凜大郎(2年)
<女子等級省略>
 第1位 難波千晴(2年)
<女子等級省略>
 第1位 楢本琉花(2年)
<女子等級省略>
 第1位 平松 愛(3年)
<女子等級省略>
 第2位 吉井六花(2年)
<女子等級省略>
 第2位 難波里奈(2年)
<女子等級省略>
 第2位 安藤詩月(3年)
<女子等級省略>
 第3位 小郷彩織(2年)

《陸上競技部》
6/17-19 第75回中国高等学校陸上競技対校選手権大会(島根県浜山公園陸上競技場)
<男子 走高跳>
 優 勝 永瀨裕大(3年)
<女子 100m
 第3位 島田柚葉(3年)
<女子 200m
 第4位 島田柚葉(3年)

《バドミントン部》
6/24-26 第65回中国高等学校バドミントン選手権大会(ジップアリーナ岡山)
<女子学校対抗の部>
 第3位 岡山県立倉敷商業高等学校

【県大会】

《陸上競技部》
5/27-29 第61回岡山県高等学校総合体育大会陸上競技大会(岡山県陸上競技場)
<男子 走高跳>
 第3位 永瀨裕大(3年)
<女子 100m
 優 勝 島田柚葉(3年)
<女子 200m
 優 勝 島田柚葉(3年)
<女子 4×100mR
 第2位 島田柚葉(3年), 生田姫彩(2年), 山口菜々心(2年), 笠原りを(2年),吉本佐和子(1年), 枚田乃々葉(1年)

6/11 第133回岡山県高等学校商業教育実務競技大会(岡山県立岡山南高等学校)
《ワープロ部門》
<団 体>
 優 勝 岡山県立倉敷商業高等学校
<個 人>
 優 勝 中田幸樹(3年)
 第2位 滝口空奈(3年)
 第3位 山岡唯夏(3年)

《簿記部門》
<団 体>
  優 勝 岡山県立倉敷商業高等学校
<個 人>
 優 勝 西山楓華(2年)
 第2位 平松将幸(2年)
 第2位 若林芙帆(2年)
 第3位 新谷大輝(2年) 

《珠算部門》
<団 体>
 第2位 岡山県立倉敷商業高等学校
<個 人>
 優 勝 福田真洸(2年)
《電卓部門》
<団 体>
 優 勝 岡山県立倉敷商業高等学校
<個 人>
 第2位 木村宇陽(3年)
 第2位 井上 翼(3年)
 第3位 谷本優晴(3年)

《剣道部》
令和4年度岡山県剣道段別選手権大会(宮本武蔵顕彰武蔵武道館)
7/9 <二段の部>
 第3位 丸山輝吏(2年)
7/10 <三段の部>
 第3位 香井大和(2年)

☆☆ 壮行式 ☆☆
【全国大会】

《ウエイトリフティング》
7/22-24 全国高等学校女子ウエイトリフティング選手権大会(石川県金沢市)
 平松 愛(3年),安藤詩月(3年)
8/4-6 令和4年度全国高等学校総合体育大会ウエイトリフティング競技(愛媛県新居浜市)
 難波千晴(2年),楢本琉花(2年)

 《簿記部》
7/25 第38回全国高等学校簿記競技大会(東京都大田区)
 西山楓華(2年),平松将幸(2年),若林芙帆(2年),新谷大輝(2年)

《ワープロ部》
7/27 第69回全国高等学校簿記競技大会(東京都大田区)
 滝口空奈(3年),山岡唯夏(3年), 荒木 優(3年), 藤岡聖子(3年)

《競算部》
7/29 第69回全国高等学校ビジネス計算競技大会(東京都大田区)
 福田真洸(2年),井上 翼(3年),木村宇陽(3年),谷本優晴(3年), 田上雄星(2年)

 《書道部》
8/1-3 第46回全国高等学校総合文化祭東京大会書道部門(東京都台東区)
 大成舞音(3年)

 《陸上競技部》
8/3-7 令和4年度全国高等学校総合体育大会陸上競技大会(徳島県鳴門市)
<男子 走高跳>
 永瀨裕大(3年)
<女子 100m
島田柚葉(3年)
<女子 200m
島田柚葉(3年) 

【中国大会】

《水泳部》
7/23-24 第70回中国高等学校選手権水泳競技大会 令和4年度全国高等学校体育大会 兼第90回日本高等学校選手権水泳競技大会中国予選会(広島県広島市)
 中村夏鈴(3年)

  校長先生から、「中国大会・全国大会へ出場される皆さん、大変おめでとうございます。皆さんの日頃の努力に対し敬意を表したい。いつも言う言葉ですが、これからの練習は本番のように、本番の大会では練習のように頑張ってきて欲しい。」と激励の言葉がありました。

投稿日:2022/04/11

 春爛漫の陽気に煽(あお)られ、大樹サクラは一足早く「葉桜」に変わり、上方へ少々の花を残すばかりとなりました。晴天のもと真新しい制服に袖をとおし、新入生の皆さんはまぶしいほどに輝いていました。在校生の皆さんは新型コロナ感染症対策のため家庭学習日となり、自宅にてリモート配信を閲覧しての入学式となりました。

 石下校長先生から「明治45年に地元の期待を担って創立され今年百十周年。『至誠剛健』は私たちから最も大切されている言葉。『至誠』とは「極めて誠実なことでこの上なく純粋であること」を表す。『剛健』とは「心身共に健やかに強くどんな困難にも決してくじけないこと」をいう。学習・学校行事・部活動に取り組む姿勢や人との付き合い方が大切なのが『至誠剛健』の精神である。この言葉の意味をしっかり心に刻み様々な活動に積極的に取り組み充実した高校生活を送って欲しい。倉商入学は決してゴールではない。皆さんの『夢』に向かって走り出すスタート地点に今立っている。この高校時代をどう過ごすか、つまり自己の確立ができるかどうかが、その後の人生を大きく左右することになる。賢い決意と覚悟をもって次の二つのことを大切に高校生活に励んで欲しい。

 第一に自分の心の中に『誇りを育てる』こと。倉商生として、地域・家族に対する誇り。誇りが育つことで、将来自分を育ててくれた方々にどのように恩返しするか想いが湧くようになる。その想いを大切に、将来よりよい社会づくりに貢献する人になって欲しい。

 第二に『信頼を育む』こと。授業・部活動・学校行事・ボランティア活動に仲間と共に主体的に参加すること。積極的に参加することで豊かな人間性を養い、先輩後輩との関わりの中で健康な心身の成長を図ることができる。

 今まで支えてくれた方々への感謝を忘れず、これから迎えるかもしれない試練を乗り越えるためにも「チーム倉商」の一人として仲間同士が助け合い、信頼や思いやりの心を育み、共に頑張ってくれることを期待したい。」と式辞が述べられました。

 来賓を代表して濵砂PTA会長様より「コロナ禍で制約された生活を送っている。本来なら在校生の23年生の先輩たちが肩を組み、体育館の床を揺らす校歌斉唱で新入生たちはたいへん驚いているところである。校訓の『至誠剛健』のもと、地域のビジネスリーダーの育成を目指し、生徒ひとり一人が倉商の誇りと自覚を持ち、夢への実現に向け日々の学習や課外活動に取り組んでいる。学校目標の一つに「全商三種目1級取得」があり、近年は連続して200名を超えて全国の商業高校の中でも高い実績を残している。また全国レベルの結果を残す部活動も多くなり、部活動を通じ心身を鍛え挨拶・礼儀・マナー等の社会的基礎力が養われている。100年を超える歴史と伝統で築きあげられた信頼により多くの企業から高い評価を得られている。先輩や仲間との絆を深め、今日からの高校生活を有意義なものにして欲しい。」とご祝辞をいただきました。

 新入生を代表して原田さんから「憧れの倉商生として第一歩を踏み出し、9年間の義務教育を終え、初めて自分自身で切り開いた環境に不安はありつつも、それ以上の期待と希望で胸が一杯です。これから始まる長いようで短い三年間の中で一日一日を大切に、ひとり一人の目標や夢に向かって全力で挑みたいが、一人では乗り越えられない時には先生方先輩方そして保護者の皆様の力強い後押しをお願いしたい。新入生一同は『至誠剛健』の校訓のもと倉商生としての責任と誇りを持ち、先輩方が築いた伝統を大切にし、新制服第一期生として倉商の新たな歴史を刻み、有意義な学校生活を送りたい。」と誓詩がありました。その後担任紹介が行われ、各クラスでのクラス開きがありました。

 入学式の後、中庭では新制服をまとった姿でクラス写真をとりました。お天気もよく新制服がたいへん輝いていました。新入生の皆さん、ご入学おめでとうございました。

 新制服(女子)は次のように新調されました。男子も同様に紺のブレザーとスラックスになっています。

 

 

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