投稿日:2023/02/03

 「課題研究」は平成元年の学習指導要領改定に基づいて、主に専門高校に位置づけられた専門科目の一つです。現在では、その成果が大いに期待できることから、普通科で理数科等設置している一部の学校でも導入されるようになりました。 まさに三十有余年も前から続く、専門高校ならではの科目となっています。

 3年生は既に卒業後の各自進路準備に入っており、自動車教習所や就職・進学のための準備に大忙しのところですが、今日は久々の登校日を利用し、お世話になった教室のワックス掛けと同時進行で、来年度に引き継ぐ「課題研究」の各講座説明をリモート配信により発表されました。2年生は各教室で先輩達の発表を見聞し、将来の進路や探究したい課題を考え、自分に合った「課題研究」の講座を選択します。卒業考査を終えたばかりではありますが、一年間の集大成として3年生の各講座を代表する方々から最後の発表の場となりました。

 

 ①「Future Navi」講座
 ②「Independence」講座
 ③「Official Business」講座
 ④「保育・児童福祉士」講座
 ⑤「秘書実務」講座
 ⑥「上級会計人」講座

 ⑦「Financial Planner」講座
 ⑧「倉敷観光ボランティアガイド(AAA)」講座
 ⑨「企業演習」講座
 ⑩「VBA」講座
 ⑪「地域経済探究」講座

 最後に宮原副校長先生からは「各講座での取り組み内容が分かりやすく明示されていて、その成果がよく伝わってきた。課題研究の目的は、自ら課題を発見し解決策を探究し、科学的な根拠に基づいて創造的に解決する力を養うことにある。ただ単に教えられるのでなく、3年間の商業の学びを活かし、自ら主体的かつ協同的に取り組むことになっている。現2年生の皆さんは先輩方同様に主体的な課題発見に取り組み励んで欲しい。3年生の皆さんはここでの学びを将来に繋げて欲しい。」と講評を伝えられました。

投稿日:2023/01/20

 3年生は来週(1/23:月)から「卒業考査」を迎えます。同時に3年生のみをご担当で、理科の永原先生も今年度を以て定年退職を迎えられます。最後の授業は担任される国際経済科3年3組の生徒の皆さんに囲まれて公開授業となりました。本校の国際経済科の皆さんは、学年で1クラスだけ。2年次のクラス編成から2年間クラス替えがなく、大変仲のよいクラスです。クラス担任の永原先生は、相担任の先生とご一緒に2年間を持ち上がりで担任をされました。

 授業の最後にクラスの代表生徒から「永原先生の授業は生活に密着した内容の授業で勉強になりました。相担任の児島先生の代から私たちの代まで大変長い間お疲れ様でした」とお礼のメッセージと花束が贈られました。

 参観に来られた多くの先生と共に38年間のご功績を大きな拍手で労いました。たいへんお世話になりました。

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投稿日:2023/01/13

本校では、有志生徒が集まり、地元倉敷の繊維製品のPR活動をする「倉商ツムグプロジェクト」というプロジェクト活動を行っています。児島や美観地区にフィールドワークに出かけたり、レクチャーやワークショップで学習したり、繊維製品別セクションに分かれて校内外で掲示に使用するパネル作成を行ったりしていますが、メインの活動は美観地区でのイベントです。11月12日・19日に行ったイベント(倉敷市中心市街地活性化事業)の様子をお伝えします。

倉敷アイビースクエア内のCOSTA COFFEE前と倉敷公民館前をお借りしました。(倉敷公民館前は19日のみ)
   

突然ですが、クイズです。10月26日はある倉敷産製品の記念日です。この記念日は、その魅力をより沢山の方に知っていただくことを目的に、児島ジーンズストリート推進協議会が制定し、2016年に一般社団法人・日本記念日協会により認定されました。さて、何の魅力を知ってもらうための記念日でしょうか。正解は後ほど。

   

クイズで楽しんでいただきながら私たちの地域の繊維産業や様々な繊維製品ことを知っていただけていたら幸いです。
真田紐と畳縁を使ったワークショップも行いました。

       

そして、外国からのお客様へのスペシャルサービスも提供しました。“日本語でお名前書きますサービス”です。ひらがな・カタカナ・漢字の中から好きな文字を選んでいただいて、お名前を色紙に書いてお渡ししました。

フランスから来られていたガブリエルさんに「雅舞莉偉琉」という漢字を当てました。書いている最中、見入っておられました。そして、とても喜んでお持ち帰りいただけました。

最後に、ご参加くださった方にお礼として倉敷産のコースターをお持ち帰りいただきました。倉敷訪問の思い出の品として長く使っていただけたら嬉しいです。

この活動は11月に3日間おこないました。最終日の様子をまたお伝えいたします。

クイズの正解は「デニム」でした👖。

投稿日:2023/01/08

 1/8(日)は全国各地で「二十歳の集い」が行われました。本校吹奏楽部も倉敷市からオープニングセレモニーでの演奏依頼が事前にあり、今年度二十歳を迎えられた皆様を演奏・演技でお祝いすることができました。1年前から準備をされていた実行委員会のみなさんの期待に添えられるよう、12月の行事が目いっぱいありましたが、昨日冷え込んだの降雨後のリハーサル、底冷えだった今朝のリハーサル等で辛い思いもしましたが、なんとか乗り越えられることができました。

 11:00からオープニングセレモニーとして、定期演奏会第3部の内容を大きくアレンジして演奏・演技しました。引き続き、都市対抗野球に出場される「三菱自動車倉敷オーシャンズ応援団」とチアダンス教室「おかやまピーチスタジオKitties!」の皆様と共に「野球応援」と「倉敷市歌」の演奏を担当しました。3年生は2年後に迎える「二十歳の集い」の雰囲気を体験できた貴重な一日となりました。式典後は多くの激励のお言葉をいただきました。たいへんありがとうございました。

 式典の内容は、1/9(月)のKCT(倉敷ケーブルテレビ)で放送されます。

 倉敷市教育委員会生涯学習課(1/31まで)もしくは、本校吹奏楽部のホームページでも動画で紹介されていますのでご覧ください。

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投稿日:2023/01/06

 年末から新型コロナウイルス感染は第8波のピークに向かって全国的に広がる中、本校は第3学期始業式を本日迎え、いつものように「リモート配信」により行われました。
 校長先生からの式辞では、「昨年末はサッカーワールドカップ、今年はラグビーのワールドカップが開催される年。選手だけでなく、世界中の人が感動を共有し、絆を深めることを可能にしている。最近ではスポーツを「する」、「見る」、「支える」ことによって生活が豊かになるとも言われている。日本代表チーム関係者によるロッカールームの清掃や折り鶴の設置に感銘を受けた。クロアチア戦後、その折り鶴は頭を上に向け、紙コップの上で未来へはばたいているように見えた。
 皆さんに一つ知っておいてもらいたい言葉、それは「インテグリティ」。「インテグリティ」とは、高潔さ(結果にかかわらず常に正しく良いことを行うこと)・品位・完全な状態を意味する。スポーツにおける「インテグリティ」とは、「スポーツが様々な脅威により欠けるところなく、価値ある高潔な状態」を指し、暴力・ハラスメント・ドーピング等の様々な脅威からSport Integrity(スポーツにおける誠実性・健全性・高潔性)を守る取り組みのこと。部活動をひたむきに一生懸命頑張ることで、周りの人に勇気や元気、感動をもたらすことができる。だからこそ校訓のように誠実でなくてはならないのである。
 商業は「信頼」が第一。信頼を築くためには誠実でなければならない。倉商で学ぶ以上、常に正しく誠実で周りの人のことを考えられる人間であって欲しい。しかし、信頼関係を築くということは決して一人ではできない。相手がいて初めて信頼関係は築かれる。まず自分が信頼し、信頼の連鎖をつくる。それが拡がって仲間になる。常に正しく誠実な人間ばかりならそれも可能です。倉敷商業がそうであって欲しいと思う。とはいっても、人間関係は難しい。人間の悩みの原因の大半は人間関係にある。人間関係で悩んでいる人のために次の2つを伝えたい。
 一つめ、『人間は悩む存在』であるということ。人間は必然的に悩む存在。悩むことは一番苦しいが、一番尊い部分でもある。人間の一番の尊厳は悩む存在であるということ。人間は悩んでもいい。それこそが人間であるということを知っておいてもらいたい。
 二つめ、『悩みの源泉は対人関係』である。他人から評価されることはつらい。しかし、自分自身の本当の価値は他人の評価とは違う。他人の評価と人としての価値は一緒ではないということ。
 でも、『本当の幸せは対人関係の中でつくられるもの』だということも知っておいて欲しい。家族や仲間、学校の存在意義はそこにあるのかも知れない。倉敷商業が『幸せが生まれる場所、悩んでいる人の温かい居場所』であればいいと思う。その中で、これからの厳しい検定への挑戦を仲間を感じながらチームの力で乗り越えて欲しいと思う。
 次に、私が今日の節目に思うこと。それは、『卒業式を最高の式にしたい』ということ。創立110周年の年を共に過ごし、倉敷商業に新たな歴史を残してくれた3年生を全校生徒、全教職員で心からの祝福を持って送り出すこと。難しいといわれる厳粛な卒業式をみんなの手で作り上げること。そのためにも、3年生はもちろん、1・2年生も含め、最後の最後まで、一人ひとりが決して力を緩めることなく、「We are KURASHO!」の自信と誇りを持って、頑張ってくれることを期待したい。
 最後に、今、私の心の中にある大切な2つのことを伝えて式辞を終わろうと思う。
(1)「言葉の力」
 言葉や文章は自分から出たもの。つまり、自分の人格や人間性がそのまま言葉や文章に現れる。だからこそ、言葉や文章は自分自身であり命である。使い方に気を付けて欲しい。できればプラスの言葉を使いたい。「ありがとう」は最高の言葉になる。
(2)玉島にゆかりのある良寛和尚の句
『いかなるが 苦しきものと 問ふならば 人を隔つる 心と答へよ』(どのようなことが、辛いものであるかと聞くならば、人を見下す心だと答えなさい)
 みんなに居場所があればいいなあと思う。少なくとも倉敷商業はみんなの居場所であって欲しいと思う。寒さも本格的になってくるので、体調には万全の注意を払って欲しい。倉商111周年の年が、皆さんにとって最高の年となりますように。」と述べられました。

 続く校歌は「黙唱」とし、次のよう「表彰・壮行」式が行われました。

☆☆ 表彰伝達 ☆☆

【県大会】
《女子ハンドボール部》
 12/18-27 第54回岡山県高等学校ハンドボール選手権大会(中山運動公園体育館)
     優勝

《男子ハンドボール部》
 12/18-27 第54回岡山県高等学校ハンドボール選手権大会(中山運動公園体育館)
     第2位 

☆☆ 壮行式 ☆☆

【中国大会】
《女子ハンドボール部》
 2/3-5 第46回全国高等学校ハンドボール選抜大会中国地区予選会(山口県周南市)

《男子ハンドボール部》
 2/3-5 第46回全国高等学校ハンドボール選抜大会中国地区予選会(山口県周南市)

 生徒を代表して生徒会長の三宅さんから、「女子は優勝、男子は準優勝と素晴らしい成績となりおめでとうございます。中国大会では3位以内で中国大会を抜け全国大会へ進められるので、日々の努力を発揮できるよう頑張ってください」と激励の挨拶がありました。
 校長先生からは、「日々の成果が実り中国大会が決まった。先程の式辞でも伝えたように、スポーツには「する」「観る」「支える」3つの側面がある。皆さんは「する」立場、観る側の立場からは、皆さんの「ひたむきさ」「一生懸命さ」により感動を与えて欲しい。普段の練習から努力を惜しまず何が足らないかを求め過ごして欲しい。「支える」人も感謝の気持ちを忘れずに大会に臨んで欲しい。倉商はひたむきで一生懸命な皆さんを応援している」と激励の挨拶がありました。
 出場者を代表して女子ハンドボール部の井上さんから、「中国大会では岡山県代表として全力で戦い、全国大会への切符を勝ち取れるよう精一杯頑張りたい」と抱負が述べられました。

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投稿日:2023/01/11

3年生商業科目 課題研究 「倉商AAA」講座では、美観地区での4回のガイド実践を終え、2学期のまとめとしてグループプレゼンを行いました。その時の様子をお伝えします。

先月16日、5時間目を中心に後半のガイド実践のグループ別にプレゼン準備を行い、6時間目にプレゼン発表を行いました。

1人1台端末を使ってプレゼン発表を見ながらコメントの入力も行いました。

「学んだことや反省をグループで話しながらスライドを作ることでガイドで学んだことを更に具体的に思い返すことができました。発表したあとにコメントを見るとみんな温かいコメントをしてくれていたので嬉しかったです。次の授業でみんなのプレゼンを聞くのが楽しみです♪」《国際経済科女子感想》

「発表を聞いていると他のチームの人たちのまとめ方がとても上手だったので参考にしたいと思った。」《商業科男子感想》

「3・4回目ガイド実践のまとめをしっかりすることができました。改めて目標を見直してそれが達成できたか反省することができたので良かったです。プレゼンで、他のグループがとてもすごいものを作っていたので私たちが発表する前に修正しておこうと思いました。」《商業科女子感想》

今年最初の授業での残りのチームのプレゼンもとても楽しみです。

投稿日:2023/01/08

3年生商業科目 課題研究 「倉商AAA」のメンバーあ2学期に行ったガイド実践の最終回の様子をお伝えします。

様々な事前学習の後、模擬ガイドを経て2回のガイド実践。反省点を洗い出した後に第3回目のガイド実践を行い、11月下旬に最後のガイド実践をの日を迎えました。

  

KSB(瀬戸内海放送)とRNC(西日本放送)が取材してくださいました。

KSBの映像はこちらでご覧いただけます。お時間があれば、私たちの奮闘ぶりを是非ご覧ください。

 

「最後のガイド実践では過去最高のガイドをすることができました。お客さんの喜んでくださる顔や、『知らなかった~』、『ありがとう!』 と言ってくださる度にガイドの楽しさとやりがいを感じられました。人を喜ばせられていること、お客さんの観光により楽しさをプラスできていることがとても嬉しかったです。(中略)私は将来、人と関わり、コミュニケーションをとって働く仕事に就きたいと思っています。AAAで経験した初対面の方とのコミュニケーションの取り方や、話しかけ方を将来の仕事に活かしていきたいです。」《国際経済科女子感想》

「声を掛けることから大変なことや、調べたことだけを話すのではあまり楽しくならないことなど、実践をしてみて初めて気づくことは多くあった。回数を重ねていくからこそ繰り返し改善をすることができ、次につながったので、毎時間の振り返りと次回までにやることを整理するのは効果的だなと思う。失敗や引っ掛かりをより進歩するために活用できるよう別のことでもチャレンジしてみたい。」《商業科女子感想》

ガイドを受けてくださった皆様、ありがとうございました。倉商AAAメンバー一同またのお越しを心からお待ちしております。

そして、年度当初から私たちをサポートしてくださった倉敷地区ウエルカム観光ガイド連絡会の皆様、ありがとうございました。サポートしていただきながら、ガイドをするということを通して成長できたのではと思っています。

投稿日:2023/01/07

倉敷商業高校では有志が集まって倉敷の繊維製品をPRする『倉商ツムグプロジェクト』という活動を行なっています。秋に行ったPR活動前の事前学習の様子をお伝えします。

前半は、倉敷市日本遺産推進室の池田康幸様が、レクチャー&まち歩きをしてくださいました。

   

なぜ倉敷が“繊維のまち”と呼ばれているのか、なぜ町並みが「和」と「洋」の両方を感じられるものになっているか、「日本遺産」に認定されているとはどういうことか、etc.について教えていただき、地域の“これから”についても考えをめぐらせました。

   

「17年間住んでいる倉敷市ですが、知らないことはまだまだたくさんあると実感しました。ジーンズストリートや学生服が有名なことから綿花や衣服については知っていましたが、その歴史などが深く知れてすごく勉強になりました。特に、干拓地には塩分が多いことからの工夫があり、そんな中で今でも歴史が続いていることに感動しました。倉敷美観地区に洋風の建物がある理由も知れて、和と洋の建物がある美観地区ですが全然浮いてなくてむしろその景観を楽しめるなと思いました。」《商業科2年生女子感想》

後半は、IGUSA LABO代表の今吉俊文様によるい草コースターのワークショップでした。畳表の材料として馴染みがあるい草ですが、かつては岡山県南部がい草の一大産地だったこと、今でもその加工技術が継承されていること、その伝統を一生懸命に受け継いでいらっしゃることをお聞きしました。

 

「い草について何も知らなかったけど説明を聞いたり実際に体験したりして、大変だったけど趣味になりそうなくらい楽しかったし、い草についてよく知ることが出来ました。本当に参加してよかったなと思えるような体験でとても満足しています。」《商業科2年生女子感想》

「普段い草に触れる機会が無いから実際に体験してみて、色んな色にできることを知ったし、い草の香りも感じることができ、とても興味が湧いた。」《商業科3年生女子感想》

   

参加者一人ひとりにとって新たな発見や学びの濃密な時間となりました。

池田様、今吉様、お忙し中本当にありがとうございました。

投稿日:2023/01/06

備中町並みネットワークが主催する『備中no町家deクラス、懐かしい未来 2022』のイベントのひとつとして美観地区で謎解きツアーを行った時の様子をお伝えします。

倉敷えびす商店街のえびす交舎をスタートし、参加者の皆さんに謎解きをしていただきながら約1時間半のまち歩きを行いました。案内人は3年生上地、池内、木村です。

  

美観地区の町並みを眺めたり、対照的な“今”の町並みを眺めたりしながら、まずは阿智神社にお参りしました。

 

突然ですが、「謎」をひとつ。

美観地区内にある(  )形の瓦とは?
倉紡製品原綿積み降ろし場跡に立って辺りを見回してみると見つかります。私たちはこのような形の瓦を見たのは初めてでした。魔除けの意味があるそうです。

    

美観地区の南端、高砂橋・前神橋のところで「龍」を探していただきました。

  

倉敷館を終着点として謎解きツアーを終えました。ご参加いただいた皆さまに「倉敷薄荷」の香りと一緒に倉敷を感じられる品をお礼にお渡ししました。短い間でしたが、倉商生プロデュースの美観地区謎解きツアーを楽しんでいただけていたら幸いです。ありがとうございました。

 無事終えた後、ほっと一息つきました。

このような機会をくださった 備中町並みネットワーク様ありがとうございました。

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投稿日:2023/01/05

3年生商業科目 課題研究 の倉商AAA講座の生徒が最後のガイド実践を前に、ガイドを受けてくださった観光客の方へのお礼の品を準備した時の様子をお伝えします。

倉敷市立倉敷支援学校窯業班の皆さんが作ってくださった焼き物をクリップに仕上げました。

  

デニムに倉敷商業のキャラクターのももさんがデザインされているコースターとメッセージを合わせてパッケージングしました。

  

お渡しした観光客の方から「かわいい!」「倉敷訪問のいい思い出の品になります。」などの声をいただきました。

倉敷支援学校の皆さま、今年度も素敵な焼き物をありがとうございました。

投稿日:2023/01/04

3年生商業科目の課題研究「倉商AAA」講座で行った4回のガイド実践(第3回目)の様子を中心にお伝えします。

後半2回のガイド実践前には前半の振り返りをしっかりと行いました。

 

「グループ内でこれまで2回のガイド実践で良かったこと、悪かったことを反省することで、次回から何を頑張ればよいのかを考えることができました。」《商業科男子感想》

「それぞれの班で体験したことを共有してみて、大変だったこと、辛かったこともあれば、楽しかったこともたくさん聞けてよかった。意識するだけでは変えられないところもあって、どう問題を改善していくか悩んだけれど、とりあえず『やれることはやろう』『考えるより動いてみる』ようにしようと思う。」《情報処理科女子感想》

そして、昨年11月中旬に第3回目のガイド実践を当日を迎えました。今回も倉敷地区ウエルカム観光ガイド連絡会の皆様にサポートしていただきました。

    

「前回は短時間で数組だったが、今回は長い時間をかけて1組にガイドすることができた。相手の方がたくさん調べていることもあり、どれだけマイナーな情報を活かせるかが大変だった。最後に『とても楽しかった』と言っていただけてとても嬉しかった。次回は情報量をもっと増やして面白いと思っていただけるようにしたい。」《情報処理科女子感想》

「自分たちだからこそ知っている情報をなんとか絞り出すのが大変だった。自分で作ってきた資料やクイズをうまく活用して、より詳しく説明することができた。美観地区訪問が初めての人が見逃してしまいそうなポイント、白壁の種類やお店の中の注目ポイントをおさえていたおかげで『よく調べているね』と言っていただけたのがとても嬉しかった。」《情報処理科女子感想》

投稿日:2023/01/03

課題研究「倉商AAA」講座のメンバーが2学期に行ったガイド実践の様子をお伝えします。

事前学習を重ね、リハーサルの後に10月下旬、第1回目のガイド実践の日を迎えました。
観光客の方に美観地区への訪問理由や滞在予定時間をお尋ねするアンケートに協力していただきながら、ガイドもさせていただきました。

「初めてガイド実践をしてみて、美術・芸術目的だったり、グルメ目的だったり、ふらっと立ち寄ったり、人によって美観地区訪問の動機はさまざまで、その場合にも対応できるだけの情報を持っていなかったため、大変だった。」《情報処理科女子感想》

「緊張してしまって、少し早口のガイドになってしまいましたし、何より自分が「楽しむ」というのがまだできていないと思うので、今後のガイドで改善していきたいと思いました。」《国際経済科女子感想》

翌週の第2回目のガイド実践では、ガイドのみの活動になったため観光客の方へのお声がけのきっかけがうまく掴めず、苦戦した班が多かったです。

「アンケートがなかったので声をかけにくく、声をかけても断られることが多かったので、前より消極的になってしまった。どんどん声をかけて、時間がない方もいると思うので、どこで声をかけてもガイドができるように準備しておく。ガイド内容もあいまいなところを減らして、しっかりガイドしたい。」《商業科女子感想》

「より詳しい情報を知ろうと質問してくださる観光客の方がいた。答えられなかったので調べておきたいと思った。誰かをガイドするという経験はあまり積むことができないので、この機会に積極的に取り組んでいきたいと思った。」《情報処理科女子感想》

投稿日:2023/01/02

課題研究「倉商AAA」講座の生徒が10月下旬にガイド実践を前に行ったリハーサルの様子をお伝えします。

観光客の方にガイドを行う前に、メンバー同士でガイド役と観光客役になり、ガイド内容だけでなく、話し方や立つ位置、応対の仕方などをお互いにチェックしました。

「今日初めて自分でガイドをしてみて、新たな課題を見つけることができた。紹介できるスポットが少なく、一つひとつの説明量・情報量が他の人と比べて少ないと感じたので、次回のガイド実践までにより詳しく調べておくことが必要だと感じた。」《商業科女子感想》

「友だちのガイドを聴いていると、情報を共有するだけではなく、その中に質問を加えて聞いている側も楽しめるように工夫していたので、次回は真似をして実践してみたいと思います。」《国際的経済科女子感想》

投稿日:2023/01/01

3年生課題研究「倉商AAA」講座の生徒がガイド実践を前に行ったフィールドワークの様子をお伝えします。

昨年10月NPO法人 倉敷町家トラスト 代表理事の 中村泰典様をお迎えして、これまでとは違った視点で地元地域について考えました。
写真や地図を見てつい数十年の間に変化してしまったまちの姿に驚き、「倉敷にとってのあるべき姿とは?」「倉敷は他の町とどう違う?なぜ違う?」などについて考えました。

その後、倉敷美観地区内を歩いて回りました。

「倉敷が“残す”という選択をした(※)ことにとても感動しました。その選択に拍手したくなりました。また、その残された文化を今度は自分たちが守って伝えていくことが大切だなと思いました。」《国際経済科女子感想》

「中村さんから詳しく“倉敷らしさ”について教えていただいて、いろんな視点で倉敷のまちを見られるようになった気がした。美観地区を歩いたときも、行ったこと、通ったことのない場所があって沢山新しい発見があった。」《国際経済科女子感想》


中村様、貴重なお話、そして、まち歩きをありがとうございました。

※について:「全国でも早い時期から町並み保存の意識が芽生えていた倉敷では、昭和43年に倉敷市伝統美観保存条例、昭和53年に倉敷市伝統的建造物群保存地区保存条例、さらに平成12年には倉敷市美観地区景観条例を制定するなどし、住民の方々などと共に歴史的景観の保全を図ってきました。」(https://www.city.kurashiki.okayama.jp/6219.htm)

投稿日:2022/12/26

令和4年12月24日に岡山コンベンションセンターで開催された高校生探求フォーラムに3年生3名(国際経済科 上地・商業科 池内・木村)が参加しました。

 

本校から徒歩数分のところにある、民間初の天文台である倉敷天文台の知名度を上げるために倉敷天文台で毎週土曜日に開かれている“倉敷路地裏マルシェ”に参加するなどの取り組みについてポスター発表を行いました。

 
倉敷路地裏マルシェには令和5年1月にも参加予定なので、よかったらぜひお立ち寄りください。

投稿日:2022/12/25

倉商ツムグプロジェクトのメンバーが
倉敷で製造されている真田紐や畳縁でオーナメントを手作りし、
それらで飾り付けをしたクリスマスツリーを図書館前廊下の端に設置しました。

 

何人ものメンバーが作ったオーナメントでゴージャスなツリーになりました。

また、終業式の日にはミニクリスマスツリー作りのワークショップも開きました。

地域の産業や産品に親しんでもらえる機会なっていたらうれしいです。

メリークリスマス🎅🎄

投稿日:2022/12/25

倉商ツムグプロジェクトのメンバーが天満屋 倉敷店でデニム生地を使ったミニクリスマスツリー・クリスマスリース作りのワークショップ(『メリィ クラシキラシィ クリスマス』)を開きました。

ミニクリスマスツリーはトイレットペーパーの芯を円錐形に丸めたものを土台としました。ツリーもリースも使わなくなったデニム生地などを小さく切ったものを貼っていき、チェーンやアクセサリーパーツを付けて仕上げます。

30人近くの様々な年代の方にご参加いただき、「楽しかった。」と皆さんおっしゃってくださいました。とてもうれしかったです。

「大人から子供まで幅広い世代の人が来てくださいましたが、みなさん楽しく会話をしてくださったので嬉しかったです。」〈2年男子生徒感想〉

「接客は難しいと改めて感じた。でも、相手が笑顔になってくれるような接客を心掛けたことで終わったあとはとても有意義な時間になったと感じた。」〈1年女子生徒感想〉

繊維のまち倉敷を感じられる時間が提供できていれば幸いです。
ご参加くださった皆様、天満屋倉敷店の皆様、誠にありがとうございました。

メリークリスマス🎅🎄。

投稿日:2022/12/23

 近年には大変珍しいクリスマス寒波の到来するなか、第2学期終業式等の諸行事がいつものように「リモート配信」により行われました。終息の気配すら感じられない新型コロナウイルスの猛威は依然続いています。最初に生徒会認証式が執り行われ、新生徒会長に三宅さん、副会長に小西君と田上君が校長先生から任命されました。

 続いて校長先生の式辞では次のことが述べられました。

 2学期の大切な行事から、みなさんに振り返って欲しいこと。
 一つめは「倉商祭」。新型コロナ感染症や熱中症対策等で水島緑地福田運動公園体育館へ会場変更。初めて会場となった地域のことを知り、視野が広がり、学校行事の意味にも気づいたと思う。この気づきが、自分の将来やこの地域の将来を考えるきっかけとなり、自分ばかりでなく自分以外の人のことにもしっかり想いを巡らせる。それが「商業」にとっては一番大切なこと。人生は選択の連続。選択したものを最高にしていくしかないのだと思う。みなさんの倉商祭は、記憶に残る最高の行事になったであろうか。
 二つめは「110周年記念式典」。倉敷市長、県教育委員、その他多くの来賓の皆様から「素晴らしい生徒さんたちですね」「おもてなしの心が行き届いて、素晴らしい生徒さんたちですね」とお褒めの言葉を受け嬉しかった。式典では世代の異なる方々と接することによって、人を成長させるもの。他にも2年生修学旅行もコロナ禍での実施について苦しい決断であった。日常とは違う場所へ行き、違う文化に直に触れる。人と触れ合う。体験する。それはとても大切だということが分かったはず。支えてくださった保護者の方や引率の先生方に感謝を忘れないようにお願いしたい。これらの苦しい決断をしたときに分かったことは、今まで積み重ねてきたことを否定してはいけないということ。どう決断したとしても、今までの一つ一つの積み重ねが未来をつくっていくということになる。
 これらの行事から何に気が付いたか、商業の本質とどう係わるのか私なりに考え、次の3項目を挙げたい。
(1)世代を超えた人と接することで、豊かな人間性を育み、商業にとって大切な「全ての隔たりを埋め、人をつなぎ、幸せにする仕組みを学ぶ」ことができる。
(2)地域を主体的に「知って」「伝えて」「つなげる」活動を続けることによって、みなさんの夢を育み、持続可能な社会の実現につなげられる。
(3)歴史と伝統に感謝しながら、グローバルな視点を持って「商業」を学び、自分だけではなく、より多くの人を幸せにする「商業の力」で社会や地域を豊かにする未来を築くことができる。
 これらの目的を達成するために「簿記」や「情報処理」「マーケティング」など、手段や実践としての商業の学びを大切にしなければならない。同様に共通教科の学びをバランスよく大切にして欲しい。それらの学びの中で、多様な人たちとの合意形成と協働が重要で、それが自分らしい「在り方生き方」の実現や自分の人生のデザインにつながり、同時に社会貢献にもつながっているということ。
 「☆倉敷商業の生徒さんは本当に一生懸命作業をしてくださいました。小学校の周りもとてもきれいになりました。ありがとうございました。ここを通って小学生が登校しています。心もきれいになっていくのではないでしょうか。倉商の校門の前もきれいです。誰かがきれいにしていることをこれからも忘れないようにしてください。」1220日に行われた1年生の「地域貢献活動」にて、倉敷西小学校の先生からのお礼の言葉です。これからも未来の倉商生かもしれない小学生の見本になり続けて欲しい。私たちは多くの方々に応援してもらっている。その恩返しのためにも勉強や部活動を頑張る必要がある。私たちの学び、倉商の学びが、今後の明るい未来をつくると信じている。
 是非披露しておきたいことで、先日本校は自転車通学安全モデル校に指定された。岡山県の高校では初めてのこと。是非、交通ルールを守って、安全に年末年始を過ごして欲しい。来年が良い年となりますように。

☆☆ 表彰伝達 ☆☆

【全国大会】
《陸上競技部》
 10/610 いちごいちえ とちぎ国体(栃木・宇都宮カンセキスタジアム)
 <少年女子A100M> 第5位 島田柚葉(3年)
 10/2123 JOCジュニアオリンピックカップ 第16U18陸上競技大会(愛媛・愛媛総合運動公園)
 <男子走高跳> 優勝 永瀨裕大3年)

《吹奏楽部》
 12/11 第50回マーチングバンド全国大会(埼玉・さいたまスーパーアリーナ)
 <高等学校の部> 銅賞 

【中国大会】
《陸上競技部》
 10/12 第31回中国高等学校陸上競技対抗選手権大会(山口・維新みらいふスタジアム)
 <女子三段跳> 第5位 笠原りを(2年)
 <女子走高跳> 第5位 小川優生(2年)

《競算部》
 11/1718 第13回中国五県高等学校商業教育実技競技大会(山口・市立下関商業高校)
 <電卓部門> 
 <団 体> 第3
 <個 人> 第3位 吉本あい(2年)
 <種目別> ビジネス計算2等 田上雄星(2年) 

【県大会】
《陸上競技部》
 9/1718 第40回岡山県高等学校新人陸上競技大会(津山陸上競技場)
 <女子三段跳> 優 勝 笠原りを(2年)
 <女子走高跳> 第2位 小川優生(2年)
 <女子棒高跳> 第2位 田中俐帆(1年)
 <男子円盤投> 第3位 小倉陽斗(2年)
 10/2223 第16回岡山県陸上競技カーニバル大会(岡山県陸上競技場)
 <女子100M> 第2位 島田柚葉(3年)
 <女子200M> 優 勝 島田柚葉(3年)(大会新)
 <女子三段跳> 優 勝 笠原りを(2年)

 10/29 創立110周年記念 第134回岡山県高等学校商業実務競技大会(岡山県立倉敷商業高等学校)
【簿記A部門】
《簿記部》
 <団 体> 優 勝
 <個 人> 優 勝 若林芙帆(2年)
       第2位 中田里菜子(2年)
       第2位 平松将幸(2年)
       第3位 西山楓華(2年)
       第3位 新谷大輝(2年)
       第3位 德地勝仁(2年)
【簿記B部門】
《簿記部》
 <団 体> 優 勝
 <個 人> 優 勝 鶴 明日香(1年)
       第2位 市来佳子(1年)
       第2位 桐谷風葉(1年)
       第3位 福德すみれ(1年)
       第3位 田中優奈(1年)
       第3位 山本亜季(1年)

【情報処理部門】
《情報処理部》
 <団 体> 第2位
 <個 人> 第2位 河野凌斗(2年)
       第3位 今脇琉繊(1年)
【ワープロ部門】
《ワープロ部》
 <団 体> 優 勝
 <個 人> 優 勝 岡部美月(2年)
       第2位 大森陽葵(1年)
       第3位 山本綾太(2年)
【珠算部門】
《競算部》
 <団 体> 第2位
 <個 人> 第2位 福田真洸(2年)
  佳良賞 北原彩稀(1年)
【電卓部門】
《競算部》
 <団 体> 優 勝
 <個 人> 優 勝 吉本あい(2年)
       第2位 田上雄星(2年)

 10/29~ 第77回岡山県高等学校ハンドボール新人大会
《男子ハンドボール部》準優勝
《女子ハンドボール部》準優勝

 11/56 令和4年度岡山県高等学校新人剣道大会兼第25回中国高等学校新人剣道大会岡山県予選会(岡山県立津山東高等学校)
《男子剣道部》男子団体 第2
 11/12~ 令和4年度岡山県高等学校野球一年生大会
《野球部》1年生 準優勝

 第三十三回伊藤園お~いお茶新俳句大賞(伊藤園新俳句大賞実行委員会)
 <佳作特別賞> 齋藤綾那(3年)
 <佳 作> 奥 琳香(3年)
 <佳 作> 谷田虎太(2年)
 <佳 作> 中田和花(3年)

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投稿日:2022/12/21

 西日本では、過去1020年くらい経験したことがないような12月の寒波に遭遇しています。コロナ禍で危惧されている「インフルエンザ」の流行が心配になりますが、3年生のクラスでは「卒業ひめくり」が作成されていて、ちょっとした流行になっています。自分の出席番号で担当日を1ページ描き掲示されます。今ではこの日めくりを見て、残りの授業日を大切に過ごしています。今日は36組の日めくりについて少しご紹介します。どの日にちも力作ばかりですが、教室では既に公開済みとなった中から数枚をご紹介します。授業として登校する日数が残り「21」の3週間となってしまいました。

 今日は3年生の学年行事として「球技大会」が行われました。日本の大活躍だった今回のワールドカップサッカーの影響もあり、「サッカー競技」の希望もありましたが、天候が下り坂傾向にあったため、室内競技に替えて男子:バレーボール、女子:ドッジボール。皆さん楽しく、お互いの応援にも熱が入り、3授業時間の短い時間ではありましたが、笑顔あふれる大変楽しい時間を過ごすことができました。

 3年生の皆さんは新型コロナウイルスの影響により、入学と同時に1ヶ月超の臨時休校や2年生修学旅行中止等、学校行事の取り止めや規模の縮小など、この3年間に多くの影響を受けました。同時に今日までの3年間、「校歌」を全員で合唱できたことは一度もありません。今日はそういった負の思い出を少しでも払拭できるよう、体育の先生方や体育委員の皆さんが中心となって企画してくれました。大変ありがとうございました。

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投稿日:2022/12/20

12月20日(火)、1学年の取組として倉敷西小学校、倉敷天文台、倉敷川、倉商内の4グループに分かれ、清掃・美化活動を行いました。

西小学校ではグラウンドや敷地周辺の清掃、花の苗植えを行いました。

天文台では落葉や雑草集めを大学生の企画によるゲーム形式で行いました。

倉敷川沿いは、一見雑草もなくきれいな状態でしたが、大量の落葉や川の中のゴミを回収しました。

倉商担当チームも中庭の落葉、外部へ土が流出していた溝をきれいにするなど、日頃手が届かないところまできれいにできました。

非常に寒い中での活動でしたが、いったん動き始めると体だけでなく、作業の達成感や人の役に立っているという誇らしさにより、心まで温かくなったのではないかと思います。こうした活動を通して、今まで見えていなかった細かいところに気づいたり、家や自分が住んでいる地域の活動へ参加してみようという気になったり、自分の中で「何かが変わる」きっかけとしてほしいと期待しています。

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