投稿日:2022/03/28

 月末最後の週末を終え、三月もあと僅かになりました。今日の『サクラ便り』は「三~五部咲き」の様子をお伝えします。今週末には「満開」を迎えられると思います。三月から四月は別れと出会いの月。時間は粛々と進み、学校では新学期に向けた準備をしているところです。

 長寿命化改修工事は校舎周辺の足場解体工事が進み、南側から西側の足場が撤去され現在では北側の足場を取り外しています。内装工事も写真のように各部屋の工事が進んでいます。第1館のブログ取材途中、吹奏楽部のカラーガードと女子バドミントン部の皆さんが練習に励んでいました。

 第1館の教室配置が1階と2階部分で変更されています。2階西端にあった「保健室」が1階西端に移動。1階西端にあった「会議室」が2階へ入れ替わりました。旧職員室内にあった「第二応接室」と「教育相談室」は1階廊下北側へ移動しています。徐々に第1館の改修工事の様子が見えています。

投稿日:2022/03/25

 日増しに『春爛漫』を少しずつ感じられる今日この頃、「入学予定者説明会」が行われました。新型コロナウイルス感染予防の観点から、密集をなるべく避けるため今年も午前・午後の二部開催に分けての実施となりました。会場入口での除菌と午前中はやや肌寒さの残る中、常時換気をしながら説明会は行われました。

 担当者から説明の後、教科書・制服・体操服・その他学用品等を買い揃え、帰りは大荷物の状態になります。各部活動による販売のお手伝いや勧誘活動も見られました。中庭では吹奏楽部が「野球応援ブラス」等を演奏披露してくれました。今年も天候に恵まれた説明会で、新しい春のスタートに向けた趣の感じられる一日となりました。

【倉商サクラだより】
 倉商の中庭に植樹されている3本のサクラは「一~二分咲き」といったところでしょうか。今週末~来週前半頃には「三分咲き」が見込まれそうです。

 新学期までの予定は、次のとおりです。

 4/8(金)始業式<在校生のみ>
 4/11(月)入学式<9:30までに新入生:各教室,保護者:体育館に入室を完了してください>
 ※今年度入学予定者については新型コロナウイルス感染予防対策により、学校での制服渡しをせず業者より個々に配送されます。

  これから慣れない通学経路を通います。新学期までに安全で余裕を持って通える経路を確認しておきましょう。

カテゴリー:

投稿日:2022/03/25

2月26日(土)、倉商ツムグプロジェクト※のメンバー2名が、オンラインで開催された「高校生による日本遺産魅力発信事業」成果発表会(倉敷市日本遺産推進協議会事務局主催)に参加しました。
(※倉商ツムグプロジェクトとは、倉敷の繊維産業や繊維製品について学び、11月に倉敷美観地区でPRするという倉商生による有志プロジェクトです。)

倉敷の繊維産業や繊維製品について学習するためにプロジェクトメンバーがレクチャーやワークショップを通して学んだことや、11月に倉敷美観地区で行った倉敷の繊維製品PR活動の準備としてグループに分かれて工夫を凝らした掲示パネルを作成したことなどについて発表しました。

発表の途中では、オンラインで繋がっている画面の向こう側の参加者を11月のPR活動時のお客様に見立てて、倉敷産の繊維についてのクイズを出題して参加者の皆さんに当日の雰囲気を味わっていただきました。

また、他校の取り組みについても知る機会となり、大いに刺激を受けました。

 

 

 

 

成果発表会の様子は、倉敷市の日本遺産推進室「高校生による日本遺産魅力発信事業」ページ
https://www.city.kurashiki.okayama.jp/35370.htm
にアップされる予定です。是非ご覧ください。

投稿日:2022/03/25

昨年12月18日(土)、倉商ツムグプロジェクト※メンバー5名が天満屋倉敷店にて『メリィ クラシキラシィ クリスマス』と題してワークショップを開催しました。
(※倉商ツムグプロジェクトとは、倉敷の繊維産業や繊維製品について学び、11月に倉敷美観地区でPRするという倉商生による有志プロジェクトです。)

校内で保管していたデニムの生地を細かく切ったものとトイレットペーパーの芯を主な材料としてミニクリスマスツリー作りをお客様にしていただきました。小さなお子さんも参加してくださり、人それぞれに個性が光るかわいいクリスマスツリーが出来上がっていきました。

  

  

「クリスマスを前にクリスマスツリーを手作りしていただくワープショップでお客様のサポートをしました。どの方からも楽しかったとおしゃっていただき、とても嬉しかったです。」(女子感想)

「使われなくなってしまった物が形を変えて再生される点がとても面白いと思いました。また、それをお客様にも楽しんでいただけて、私自身とても充実した時間を過ごせました。」(男子感想)

このような機会をくださった天満屋倉敷店 蓮岡大輔様、本当にありがとうございました。

 

投稿日:2022/03/25

昨年12月11日(土)、2年生国際経済科の3名が、岡山国際交流センター(岡山市)を会場に開催された岡山県高等学校商業教育協会主催のグローバルワークショップに参加しました。他校の商業生8名、ALTの先生4名と「英語+商業」を使う半日を過ごしました。

短い英語研修の後、4グループに分かれてALTの先生と英語で会話をしながら商業的視点で商店街を見て回りました。その後、その内容を各自で撮った写真やネットで調べた海外の情報なども含めながらまとめ、プレゼン発表を行いました。間違えを恐れずに積極的にコミュニケーションを図ろうとする姿勢の大切さやお互いに意見を交換したり海外と比較したりする中で新しい発見や気づきがあることの楽しさや面白さを感じる研修になりました。

  

  

カテゴリー:

投稿日:2022/03/24

 終業式の壮行式で紹介された女子ハンドボール部が「第45回全国高等学校ハンドボール選抜大会」(愛知県豊田市)へ正午前に本校を出発しました。バス乗車前にチーム内で必勝祈願に作られたお守りが部員全員に配られました。選手を代表して加藤さんから出発に向けた豊富と本校の川井校長先生から激励を受けました。

 

 大会は3/24(木)から豊田市を主会場に3会場で分散して開催されており、本校は3/25(金)第2回戦に3/24(木)第1回戦の県立飛騨髙山高校(岐阜)と土佐高校(高知)の勝者と対戦します。決勝は3/29(火)までトーナメント方式で行われます。女子ハンドボール部の皆さん、しっかり頑張ってきてください。

 

  今朝は寒の戻りの影響でやや寒かったですが、女子ハンドボール部の出発時間には春めいて暖かくなりました。南側改修工事の足場の撤去もあと僅かになりました。サクラの開花は少し足踏み状態でしたが、徐々に花を枝に付けています。今後がたいへん楽しみです。

投稿日:2022/03/24

 3/25(金)午前中に、入学予定者説明会が午前中に開催されます。

 新型コロナ感染症対策のため、昨年同様に、2部形式に分けて実施します。詳細な日程等については「中学生の方へ」に掲載されていますのでご参照ください。登下校の際、本校前の交通量が非常に多いので、「中学生の方へ」の説明サイトを必ずご確認ください

(マップをクリックして説明サイトへリンク)

カテゴリー:

投稿日:2022/03/22

 ここの所、2~3日毎に雨模様から寒の戻りの繰り返しになっています。まさに『三寒四温』の現象となっています。本校では3/19(土)に1~2輪の開花を確認しましたが、翌日には本州各地より『開花』の便りが聞こえてくるようになりました。まだサクラの開花は少ない方ですが、木々全体としては淡いピンク色に染まりつつあります。

 今週になって本校の長寿命化改修工事の方は、半年ぶりに工事足場の防音のための遮音シートが外され、その足場の撤去作業が進んでいます。第1館西側の姿が久しぶりに見られることになります。

投稿日:2022/03/19

 倉敷商業高校のサクラ(ソメイヨシノ)が本日『開花』しました。

 昨日の雨で寒の戻りとなり、やや寒い一日となりました。一般的な開花宣言は、各気象台が指定している標準木に5~6輪以上の花がついた状態を指すそうです。本校のサクラは第1館と第2館に挟まれた中庭の日だまりの一角に3本の大樹サクラがその美しさを見せてくれます。

 北風を遮る第1館南側の日だまりに咲き誇るサクラなので、毎年岡山県の標準木よりも少し早めに開花します。明日・あさっての連休で更に開花が進むと思われます。近年は温暖化傾向が続き開花時期が早いですが、新1年生の入学式(4/11:月)頃までは何とか持ちこたえてくれたらと願っています。

 今後も本校の『サクラだより』でご紹介を続けます。お楽しみに… 。

カテゴリー:

投稿日:2022/03/18

 倉敷商業高校で取り組んでいる観光にかかわる事業の成果報告として、2月18日(金)に開催した「倉商観光PBL成果報告会」プレゼン動画を公開します。

 教員報告・トークセッション・生徒発表の14本の編集をし、YouTubuの倉商チャンネルで公開しております。ご覧ください。

カテゴリー:

投稿日:2022/03/18

【表彰伝達式】

<県大会>
☆男子バレーボール部
 1/15-22 令和3年度岡山県高等学校バレーボール新人大会(瀬戸町体育館他)
 男子の部 第4

☆剣道部(女子)
 3/6 31回全国高等学校剣道選抜大会岡山県予選会(ジップアリーナ)
 女子の部 第3

☆作文
 第67回青少年読書感想文岡山県コンクール
 入選 市川優花(2年) 佳作 岡 椿(1年)

 第41回全国高校生読書体験記コンクール
 優良賞 松本奈々(2年) 
※松本さんの受賞に伴い、学校賞として「集英社文庫50冊セット」が学校に贈呈されています。図書館にありますので倉商生の皆さんは利用してください。

☆英語スピーチ
 第5回上代(かじろ)杯高校生英語プレゼンテーションコンテスト(山陽学園大学)
 審査員特別賞 市川優花(2年) 

☆個人(スキー競技)
 第60回岡山県高等学校総合体育大会スキー競技(鳥取:大山ホワイトリゾート)
 男子スラローム 第3位 鶴旨諒大 (2年) 

【壮行式】

<全国大会>
 3/24 45回全国高等学校ハンドボール選抜大会(愛知県豊田市他)
 女子ハンドボール部(16名)

 校長先生からは「3学期当初予定されていた中国大会が新型コロナ感染予防のため中止となり、各都道府県優勝校が出場することになった。この間まん延防止等特別措置により練習することさえ制限され、いよいよ大会本番の一週間前になった。倉敷商業の持ち前の粘り強さで、一戦一戦しっかりと戦い抜いて欲しい。」と激励がありました。

 生徒を代表して生徒会副会長の宍戸君から「連日一生懸命練習を重ねてきた成果が全国大会出場に繋がった。全国大会は内容のレベルが上がり難しくなると思うが、チームワークや練習成果で勝ち進める。生徒皆で応援しているので頑張って欲しい。」と激励がありました。

 全校で応援歌を黙唱の後、選手を代表して加藤さんから「ひとり一人が確実に力を付け、一回りも二回りも成長していると思う。応援してくれる皆さんの期待に応えられるよう全力で頑張りたい。」と抱負が述べられました。

【3学期終業式】
 校長先生からは「一昨日自然災害の福島・宮城県沖大地震、世界情勢ではウクライナへの。ロシア軍事侵攻など予想できないことが次々起こっている。ウクライナ支援のために鳥取県の高校生が始めた募金活動など自分たちには何が出来るだろうか。困っている方々の痛みを理解し自分たちには何が出来るか、他人事でなく自分事で捉え考える人であって欲しい。

 4年前本校へ赴任した年に西日本豪雨災害に遭った。その時、本校の卒業生が自発的に呼び掛け、卒業後も残していた制服や教材教具を学校へ届けてくれた。被災された方々のためすぐ行動に起こせる卒業生を誇りに思った。皆さんにも今後同様の思いや行動がとれる伝統を継承して欲しい。

 商業の授業や講演会等でも耳にする近江商人『三方よし』について話したい。もともと江戸時代、近江地方(琵琶湖周辺)の商(あきな)いの教えで、商業・商人だけでなく全ての事に当てはまる話なのでよく理解しておいて欲しい。当時は近江地方から東北や北関東など遠方まで行商に回っていた。全国の困窮地域から裕福な地域まで行商する中、自分だけ利益が得るのでなく今後も同じ地域で行商が続けられるためにも、持続的に地域の方々の暮らし場が存続できることが大切。『売り手よし、買い手よし、世間よし』売り手、買い手の双方が満足するだけでなく、その地域がよりよい社会で持続しないと商いも続かないということ。『世間よし』とは簡単に社会貢献をすること。CSR(企業の社会的責任)において大半企業の経営理念には社会貢献を含んでいる。口先だけで社会貢献を唱え、儲け主義に偏る企業はやがて経営が傾き倒産することを歴史が物語っている。皆さんが将来目指す企業の経営理念にどのような社会貢献が謳われているか探して欲しい。心の底から共感できる経営理念の企業を選ぶべき。近江地方に所縁(ゆかり)のある企業に東証一部上場の大手企業が多い。自然災害時に衣料品や食料品スーパー等がいち早く営業再開するのも、利益を度外視して生活に必要なものを地域に提供して復興に貢献するためである。この活動は『買い手よし、世間よし』を最優先していることになる。2年生は近江商人の『三方よし』の理念をしっかり理解して、よりよい進路選択をして欲しい。

 半月前の卒業式の送辞では『倉商祭等で下級生をリードする先輩の存在の大きさを立派に引き継ぎたい。』答辞では『我らを支えてくれた周囲への感謝、後輩へ常識にとらわれず新しい歴史を作って欲しい。』式辞では『至誠剛健の至誠を貫く、何よりも誠実に生きて欲しい。』と伝え校歌を贈った。一つの学校で創立以来一つの校訓・校歌が継承されている学校は少ない。だからこそ卒業生の愛着や地域からの信頼も高く素晴らしい学校であることを自負して欲しい。学年末の終業式を機にこの一年かどれだけ成長できたか、新しい人に出会えたことに感謝し、心を尽くしてこれからの出会いを大切にして欲しい。」と式辞が述べられました。

 校歌を全員で黙唱した後、今年度で定年退職される校長先生に代表して生徒会長の阿部君から最後の授業(式辞)について「本校の校長先生として、私たち生徒ひとり一人に向き合い多くの行事等で熱意の高いメッセージをいただいた。卒業式では全体で校歌が歌えない中、代表して独唱していただきその想いが伝わった。校長先生が、川井校長先生でよかったと改めて思いました。」と謝辞が贈られました。続いて副会長の小野さんから花束が贈られました。校長先生、長い教員生活お疲れ様でした。そして心を尽くされた倉商での4年間をありがとうございました。

 校内『サクラだより』今日は気温が下がり生憎の雨天となりました。開花直前で、倉敷商業高校中庭のサクラ(ソメイヨシノ)は明日にも開花しそうです。お楽しみに… 。

カテゴリー:

投稿日:2022/03/16

 今日は高校入試合格発表の日。昨年と同様、午前9:00から校内掲示発表とWeb発表で行われました。Web発表は昨年度同様に学校ホームページとは異なるサーバから発信されているため、受検生には事前に伝えられているWebサイトでスムーズに閲覧できましたが、依然今年も岡山県立学校の方にもアクセスが集中したため、県立高校全体のホームページが見られない状況が午前中発生しました。たいへんご迷惑をお掛けしました。

 発表形態を分散したので学校へ訪れた方々は随分減少していますが、確実に確認しようと多くの方々が来校されました。『サクラサク』の電報はひと昔前の連絡方法ですが、早速スマホ等から家族の皆さんへ連絡される姿が多く見受けられました。今年も競争倍率が多少高かった年になり、歓喜の声も多く上がっていました。寒の戻りが少し長かったため、校内の『サクラ』はつぼみの状態ですが、そのつぼみも徐々に大きくなって『春爛漫』に向かって時は確実に進んでいるようです。明日にも数輪ずつ開花し始めそうです。

 合格された皆さん、おめでとうございます。この春休みは中学校までの基礎学力を再整点検し、新学期からの学習に困らないよう、不得意科目は特に整理しておいてください。「入学予定者説明会」の予定は「中学生の方へ」でお知らせしています。提出書類等が多くありますので、早めにご準備ください。

 

カテゴリー:

投稿日:2022/03/14

 先週までの「寒の戻り」がようやく緩み、やっと春めいてきました。今春も中庭にある大樹の「サクラ」の様子を『サクラだより』にして本校の様子をお伝えします。先週まで赤く堅い芽の状態でしたが、各枝にはつぼみが鈴なりに付き始めました。春本番、新入生を迎えるための準備は季節の方でも着実に進んでいます。

 新型コロナウイルスの感染拡大防止のための「まん延防止等重点措置」が3/6(日)に終了しましたが、病床使用率も比較的高いことからレベル「3」は継続されており、対外試合や合宿等は依然できないものの、3/11(金)から午前又は午後の3時間程度の練習を目安に活動の再開が始まりつつあります。

 長寿命化大規模改修工事(第3期)は今夏完成予定に向け、第1館西側の各部屋も「内装工事」の段階に入っています。

 

 第4館2階のコンピュータ室(PC42B)は機器更新の準備が進んでおり、この機会に床のLANケーブル回線はOAフロアの中に納められ、以前のように電源コードやケーブル配線が無くなりすっきりしています。パソコン本体のユニットも光学式ディスク装置等不要な装置を簡略化されてコンパクトになり、カスタマイズされた本体ユニットは中央ディスプレイ下の隙間に収まっています。

 第4館4階のPC44教室も整備が進み、「スマート専門高校」を目指した「プレゼンテーションルーム(仮称)」の整備が進んでいます。86インチディスプレイが部屋の四隅にそれぞれ設置され、大判プリンタや3Dプリンタなども配備。生徒たちの研究発表や研究開発される商品等も多彩な角度で表現できます。今は準備段階の様子をお伝えして、完成時に改めてご紹介します。お楽しみに… 。

投稿日:2022/03/14

昨年11月土曜日を中心に4日間、倉敷美観地区にて倉商ツムグプロジェクトのメンバーが倉敷の繊維製品をPRしました。
(※倉商ツムグプロジェクトとは、倉敷の繊維産業や繊維製品について学び、11月に倉敷美観地区でPRするという倉商生による有志プロジェクトです。)

PR活動はクイズとワークショップが主なもので、ここでは、美観地区に来られていた観光客の方に倉敷の繊維産業や繊維製品に関するクイズを出題したことについて紹介します。
クイズは、倉商ツムグプロジェクトのメンバーが5つのセクション(い草/畳縁/帆布/デニム/真田紐)に分かれてあらかじめ準備しました。
クイズの一例です。「昭和30年、全国で生産されていた学生服の何割が児島で作られていたでしょうか。」

「服装の洋風化によって学生服が急速に市場に浸透し、昭和3 0年(1955年)には全国の学生服の7割を児島産が占めるまでになりました。」(倉敷市日本遺産推進室 一輪の綿花から始まる倉敷物語~和と洋が織りなす繊維のまち~https://www.city.kurashiki.okayama.jp/30993.htmより)

観光客の方には大きなサイコロを振っていただき、出題ジャンル(倉敷の繊維全般/い草/畳縁/帆布/デニム/真田紐)を決めました。小さなお子さんからご年配の方まで幅広い年代の方に楽しんでいただきました。

「クイズを出して美観地区を訪れている方と楽しい時間を過ごすことができ、倉敷の製品のことなどについても色々知れたのでとてもよかったです。」《2年女子感想》
「岡山出身でも繊維産業の細かいことなどは全く知らなかったので今回、ツムプロで学べたりみんなでクイズを作ったり楽しかったです。」《2年女子感想》

クイズにご参加いただいた観光客の皆様ありがとうございました。倉敷の繊維製品に少しでも興味を持っていただけたら幸いです。また、場所を提供してくださった、倉敷アイビースクエア様、倉敷公民館様、誠にありがとうございました。

投稿日:2022/03/01

 卒業生の多くは昨夜なかなか寝付けなかったのでは…。コロナ禍で昨年に引き続き、会場となる体育館には在校生不在の第73回卒業証書授与式です。卒業証書は、情報処理科(代表:三野優人君)・国際経済科(代表:浅原杏奈さん)・商業科(代表:池上羽雪さん)の順で授与されました。

 校長先生からは「卒業生の皆さんは、『令和』の元号に切り替わる直前に入学。コロナ禍の厳しい日々ではあったが、定期戦代替行事や倉商祭など強力なリーダシップを発揮し、アイデアと工夫で新しい歴史を作り出して後輩たちを導いてくれた。今日を迎えられたことは、個々の努力は勿論、皆さんを見守り支え導いてくれた家族や先生方、一緒に喜び悩んでくれた友人など多くの存在があったことを忘れてはならない。校歌や校訓に示されている「至誠」の精神は高校時代だけの教えでなく、これから世の中を渡っていく皆さんのヒントになる。「至誠剛健」を胸に刻み、心豊かな人生を送って欲しい。」と式辞を述べられ、今年度でご定年を迎えられる想いを「校歌」に寄せて最後に独唱してくださいました。

  在校生を代表して2年生の小野さんからは「いつも明るく笑顔が絶えない先輩方に少しでも近づけるように背中を追いかけてきた。そんな日々が今日で終わることが寂しい。二年連続で開催できなかった定期戦の代替行事『Toshiyuki Cup』、各競技にて取り組み仲間同士で称え合う姿は大変格好良く先輩方の存在の大きさを感じられた。進学や就職の進路準備と重なって忙しい『倉商祭』、様々な場面で学校全体を引っ張り盛り上げ、思い出に残る充実した4日間を送ることができた。大先輩、星野仙一さんのお言葉『大変という意味は大きく変わること。ピンチはチャンスの前触れ。大難を忍ぶものは大善を引き起こす。』自分を信じて前を向いて歩むことで必ず乗り越えられる。その先には一回りも二回りも成長した自分がいるはず。自身の可能性を信じて一歩ずつ歩んで欲しい。」と送辞が述べられました。

 卒業生を代表して片山君から「3年前不安と期待、そして大きな希望を抱いて倉商の校門を叩いた。先輩方が入学式で全員肩を組んで校歌を熱唱する姿に圧倒された。その雰囲気が忘れられず、笠岡での一日LHR。往路のバス移動から校歌の練習は始まり、一日の最後にクラス毎に大声で歌う恥じらいは一つもなかった。伝統の定期戦や倉商祭もしっかり味わえた。しかし、2年生で大流行となった新型コロナウイルス。伝統の定期戦や倉商祭も日常として出来なくなり、思い出の『修学旅行』も中止となった。新チームで取り組んだ部活動。『夢を諦めるな!』と励まされ目標の夏の選手権大会となる『甲子園』を体験することができた。この先のコロナ禍でも諦めず、『思考は現実化する』という言葉を信じ、常識にとらわれず新しい時代を築いて欲しい。家族には思春期で大変迷惑を掛けた時期もあり、今やっとその有り難さに気付く。コロナ禍で不平不満が積もる中、同級生の皆がいたからこそ乗り越えられた。クラスに溢れる笑顔に助けられた。『人は一生のうちに逢うべき人に必ず逢える。しかも、一瞬早すぎず、一瞬遅すぎない時に。』3年生の皆がそうでした。本当にありがとう。」と答辞が述べられました。

 卒業式後、保護者を代表して三宅様より謝辞を拝聴し、岡村学年主任よりお礼の言葉がありました。コロナ禍で来賓等のご祝辞は省略、保護者の皆様を交えた最後のLHRも2年連続で出来ませんでしたが、各クラスでは担任と最後のひと時を思い出深く残すことが出来ました。

カテゴリー:

投稿日:2022/02/28

 明日は第73回卒業証書授与式。予行に先立って「同窓会入会式」が古市同窓会長様のご臨席のもと行われました。古市様より「創立110周年、卒業生を2万8千有余名輩出する本校で、今後は『同窓会』に参加し、恩返しすることが大切。明治35年、大原孫三郎氏により私立倉敷商業補習学校を開設。当時の様子を倉敷市民創作オリジナルミュージカル「サキガケ~真友と描いた夢〜」を倉敷芸文館から3/20(日)16:30 KCT(倉敷ケーブルテレビ)で生中継(YouTube同時配信)される予定なので是非見て欲しい。私は高校3年のとき、『ぶっかけ』を日本一にすること、プロ歌手になることを目標としていた。倉商の卒業生として誇り高く過ごして欲しい。成人式にはお祝いに是非駆けつけたい。」とご祝辞をいただきました。祝福に東日本震災エールソングとして自費制作しているCD神様は見ているよ』(←YouTube PVリンク)をステージ上で熱唱してくださいました。

 続いて濵砂PTA会長様から生徒代表の磯山君に卒業記念品を贈呈。「倉敷商業高校で3年間培ったことを卒業後も活かして欲しい。」とご祝辞を賜りました。本来なら12年生と共に全学年が揃って「卒業式予行」を行うはずですが、新型コロナウイルスの感染防止のため、限定公開での「YouTube」ライブ配信となりました。各学期の始業式・終業式同様に各教室でリモート中継によって3年間の功績を讃える「伝達贈呈式」が配信され、今年も次のとおり多数の受賞となりました。(以下、敬称略)

○ 財団法人産業教育振興会中央会長賞 千神 葵 

○ 全国商業高等学校協会卒業生成績優秀者表彰 山川達也

○ 岡山県産業教育振興会特別表彰 石井奈那

○ 岡山県産業教育振興会会長表彰 室山あこ,坪井里桜,小野すみれ

○ 全国商業高等学校協会主催検定表彰(該当者218名)代表 森  昇太

 3種目1級合格 94名 4種目1級合格 95名 5種目1級合格 21名 6種目1級合格 4名 7種目1級合格 3名 8種目1級合格 1名

○ 会計実務検定試験全科目合格 3名 小泉智佳子,石井奈那,加納琴実

○ 岡山県高等学校等職業教育技術顕彰 (該当者217名)代表 江本七海

○ 運動部活動優秀者表彰
 日本学生野球協会 優秀選手 山下周太
 岡山県高等学校体育連盟表彰 山村麗華
 岡山県高等学校体育連盟専門部表彰
 ソフトボール部 優秀選手 井上優美,小林百詠
 ハンドボール部 優秀選手 時光優輔,角南 花
 バスケットボール部 優秀選手 植田惠美
 岡山県ウエイトリフティング協会 優秀選手 中岡佑香

○高文連連盟表彰(優秀文化賞) 山内結夢(書道部)

○ 善行生徒表彰 森山莉玖,名城 大,那須綺成

○ おかやま新聞コンクール最優秀賞 選挙管理委員会(代表:船  颯汰)

○ 多読賞 5名 栗坂北斗,藤原大也,坪井里桜,髙林桃花,三宅杏咲

 最後は3学年主任の岡村先生に生徒から感謝の意と花束贈呈送られ、生徒会主催行事として作成された3年間のスライド動画を生徒会長の阿部君から紹介されました。内容はGoogle ClassroomR033年団(有終の美)」にアップされています。3年生の人は是非お楽しみください。

 3/1(火)第73回卒業証書授与式の様子は、YouTubeで9:55~「限定公開」でライブ配信されます。URLは各生徒からアクセスできるGoogle Classroom「R03-学年団」にアドレスを掲載しています。

 

 

カテゴリー:

投稿日:2022/02/26

昨年11月土曜日を中心に4日間、倉敷美観地区にて倉商ツムグプロジェクトのメンバーが倉敷の繊維製品をPRしました。
(※倉商ツムグプロジェクトとは、倉敷の繊維産業や繊維製品について学び、11月に倉敷美観地区でPRするという倉商生による有志プロジェクトです。)

 

 

 

 

 

 

PR活動はクイズとワークショップが主なものです。
ここでは、美観地区に来られていた観光客の方に倉敷の繊維(真田紐・畳縁)を使ったワークショップを行ったことについて紹介します。
畳縁では名刺サイズのカードケースかペンケース、真田紐ではリボンブローチを作っていただけるワークショップで、倉商ツムグプロジェクトのメンバーがご参加の方をサポートしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

クイズ同様に小さなお子さんからご年配の方まで幅広い年代の方に楽しんでいただきました。リボンブローチは、すぐに身に着けてくださる方も多くいらっしゃいました。

「ワークショップで来てくださった方とお話ができたり、倉敷の繊維について逆に教えてもらえることがあったりしてとても印象に残っています。」《2年女子感想》
「子供から大人までたくさんの人が来てくれて作った後に喜んでくれてる姿を見てやりがいを感じました。」《2年女子感想》
「いろんな人に楽しんでもらえてよかった。来年の美観地区での活動があったら、より楽しんでもらえるようにしたいと思います。」《1年女子感想》

 

 

 

 

 

 

 

ワークショップにご参加いただいた観光客の皆様ありがとうございました。倉敷の繊維製品に少しでも興味を持っていただけたら幸いです。また、場所を提供してくださった、倉敷アイビースクエア様、倉敷公民館様、誠にありがとうございました。

投稿日:2022/02/22

2月13日(日)、『高校生トークセッション2022 in Kurashiki』(主催:高校生トークセッション2022 in Kurashiki、構成団体:NPO法人倉敷町家トラスト・一般社団法人高梁川流域学校・株式会社エフエムくらしき)の収録にオンラインで臨みました。
3年生寺元さん、松野さん、松原さんが、課題研究の授業や部活動、プロジェクト活動などの様々な取り組みを通して、倉敷商業高校生として行ってきたこと、私たちがすべきこと、私たちにできること、感じたことなどについて語りました。
また、倉敷市内の他校の取り組みも聞き、お互いに刺激を受けました。
初回放送予定は、FMくらしきで 2月25日(金)の午後8時からです。皆様、是非お聴きください。(※当初告知から放送日を変更しているそうです。)

2022年2月25日(金)20:00~24:00
2022年2月26日(土)20:00~24:00(再放送) 
2022年2月28日(月)20:00~24:00(再放送) 
2022年3月4日(金)20:00~24:00(再放送) 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

投稿日:2022/01/28

「課題研究」は平成元年の学習指導要領改定に基づいて、主に専門高校に位置づけられた専門科目の一つです。現在では、その成果が大いに期待できることから、普通科で理数科等設置している一部の学校でも導入されるようになりました。 まさに三十有余年も前から続く、専門高校ならではの科目となっています。

 今日は、新型コロナウイルス感染の第6波のさなかではありますが、2年生は各室リモート配信により先輩達の発表を見聞し、将来の進路や各自探究したかった課題を考え、自分に合った「課題研究」の講座を選択しました。そして、今日は卒業考査を終えたばかりではありますが、今年一年間の集大成として3年生の各講座を代表する方々からは最後の発表の場となりました。

 ①「倉敷観光ボランティアガイド(AAA)」講座
  ②「地域経済探検隊」講座
  ③「Future Navi」講座
  ④「JAVA」講座
  ⑤「Official Business」講座
  ⑥「秘書実務」講座

 ⑦「上級会計人」講座
  ⑧「Financial Planner」講座
  ⑨「Independence」講座
  ⑩「保育・児童福祉士」講座
  ⑪「企業演習」講座

 

 最後に西山副校長先生から次のように講評をいただきました。「各講座での取り組み内容が分かりやすく明示されていて、その成果がよく伝わってきた。2年生にとっては来年度の講座選択に大変参考となった。しかし、ただ選択講座の内容がすぐ役立つとか友達と一緒になれる等の理由でなく、自分が解決すべき課題が何であるかをしっかり踏まえて選択して欲しい。」

 来年も倉商の伝統を引き継いだ素晴らしい発表を期待しています。3年生のみなさん、多くの成果を発表してくれてありがとうございました。卒業後もしっかり役立ててください。

投稿日:2022/01/28

 本校では令和元年度から3年間、県立学校経営予算重点事業枠の指定を受け、テーマ「観光産業振興に対応する学びを通じたビジネスリーダーの育成」について研究を進めてきました。

 研究最終年にあたり、その成果とまとめについてオンライン形式での報告会を開催いたします。観光教育や探究学習の御担当者様等をはじめ多くの方々へ御案内申し上げます。

 詳細については、倉商ホームページ(トップ)下方の「お知らせ」(←リンクをクリック)にご案内していますので、ご一読ください。