投稿日:2024/04/10

 4/9(火)10:00春爛漫の季節、本校体育館において入学式を挙行し、320名の新入生をお迎えすることができました。

  
  

 西山校長先生から「新入生の皆さんは、学校生活はもちろん、日常生活においても常に心掛けてほしいことが、校訓の『至誠剛健』である。『至誠』とは真心、素直な心、思いやりの心。『剛健』とは心身共に健やかでたくましく目的に向かっていく心。この校訓の精神を心に刻み、倉敷商業高校の生徒であるという自覚と誇りを持って、有意義な学校生活を送って欲しい。学校生活のスタートにあたり、新入生の皆さんに次の3つのことを強く希望したい。(1)感謝の気持ちを忘れないこと家族、先生方、友人等の多くの支えがあったことを忘れてはならない。(2)志を高く上げ、新しい自分になる決意をすること高校入学はゴールでなく新たなスタート。何でも本気で打ち込み壁を乗り越え夢をつかみ取って欲しい。(3)相手を思いやることができ、優しい心を持ったたくましい人間になること挨拶・礼儀を徹底して基本的な生活習慣を備えること。他の異なる価値観を受け入れる広い心を養って欲しい。」と式辞を述べられました。

  

 来賓を代表して、PTA副会長の渡邉須美加様より新型コロナウイルスによる多くの制限が緩和され、本日多くの方が入学式に参加できるようになったことを大変うれしく思う。創立110年を超える伝統校で、創立当時から受け継がれている『至誠剛健』の校訓を胸に、地域のビジネスリーダーの育成を目指し、生徒一人ひとりが誇りと自覚を持ち、夢への実現に向けて日々の学習や課外活動に取り組んでいる。全商1級3種目以上取得する目標を達成し多くの生徒が倉商を巣立ち、全国の商業高校の中でも高い実績を残した。部活動を通じて心身を鍛え、挨拶や礼儀・マナーなど、求められている社会人基礎力を育てている。結果、個々の希望に応じた国公立大・難関私大の合格、求人数・内定者数ともに県内商業高校No.1の実績を誇っている。ぜひこの環境を生かして、皆さんの能力・才能を大きく開花させて欲しい。高校生活3年間は、楽しいこともあれば、思うようにいかないこともあるが、家族・先生・先輩等に頼って欲しい。一日一日を大切に、3年後に皆さんが誇らしく充実した気持ちで未来へ羽ばたけるよう、悔いのない高校生活を送って欲しい。」と祝辞を述べられました。

  

 新入生を代表して岸川和樹君から9年間の義務教育を終え、憧れの倉商生としての第一歩を踏み出した今、私たちは新たな生活に胸を膨らませている。これからの3年間のことを思うと、取り組みたいこと、楽しみたいことが沢山湧き上がり、学業や資格取得以外にも部活動や生徒会活動、ボランティア活動等にも積極的に精一杯取り組みたい。同時に仲間と協力し互いに高め合いたいと思っている。しかし、高校生活の中では、時には困難に直面し、悩み立ち止まってしまうことがあるかも知れない。その時にはその壁を乗り越え、より良い選択ができるよう、先生・先輩・保護者の皆様に相談したい。『至誠剛健』の校訓のもと、先輩方が築いてこられた伝統を受け継ぐとともに、倉商生としての責任と誇りを胸に、悔いのない有意義な高校生活を送ることを誓います。」と誓詞を述べました。

  
  

 恒例となった校歌斉唱では新入生と在校生が対面し、在校生が全員肩を組んで歌います。倉商校歌の迫力を新入生に伝承する恒例の行事となっています。ステージ上では学年団と担任の先生が紹介されました。体育館を退場の後、サクラの樹の下で撮影を予定し心配していましたが、昨日から降り続いていた雨がまるで奇跡が起こったかのように上がり、予定どおり撮影することができました。各教室ではクラス開きが行われ、緊張と不安の高まる一日ではありましたが、徐々に話のできる友だちに恵まれることと思います。新入生の皆さん、『倉商生になる』ことを目標に級友とともに徐々に頑張りましょう。

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投稿日:2024/04/09

 令和6年度第1学期の朝、校内には久しぶりに賑わいの声が響き渡る朝を迎えました。校内の昇降口には、新3年生と新2年生が新クラスを確認するたびに、大きな歓声が響き渡っていました。始業時間になると旧クラスの担任の先生が出欠確認をし、体育館にて新任式と始業式が行われました。

  
  

 最初に副校長先生から新任の先生のご紹介があり、新任者を代表して西山校長先生より「一日も早く倉商の生活に慣れ、皆さんの力になれるよう頑張りたい。」と新任のご挨拶がありました。続いて西山校長先生から式辞として「4/1から赴任して生徒の皆さんの笑顔、部活動で飛び交う掛け声、校内を流れる吹奏楽部の音色など、清々しい日々を送られた。校長室の机上には校誌『松柏』や倉商新聞が置かれており、倉商新聞にて卒業生へのはなむけの言葉を贈られた学年主任の伊丹健先生の『主任のつぶやき』を紹介したい。『幸せになってほしい。そのためにはいい人に出会ってほしい。いい人に出会うためには自分がいい人になってほしい。いい人になるためには謙虚であってほしい。』と言う内容である。謙虚とは素直になること。勉強でも部活動でもビジネスやプロスポーツでも、伸びる人の共通点は『謙虚さ』すなわち『素直さ』と言われている。素直さとは何でも、はいはいと言動することではない。見習うべき人の良さを認められない人は伸びない。素直な人とは、自分より優れた人と自分の何が違うか謙虚に学び、自分のものにできる人。人の意見を聞き、常に反省し、自分自身を見つめることができる人。『賢者は愚者に学び、愚者は賢者に学ばず。』愚者を素直でない人、賢者を素直な人に言い換えると、素直でない人は、人が良いことを言ってくれても全く学ぶことができない。素直な人はどんな人からでも学ぶことができるということである。倉商へ赴任して来て倉商の生徒はどうかと聞いたところ、ほとんどの方から『明るく素直な生徒である。』と返事をされる。言い換えれば、『明るく伸びる生徒たち』であることを意味している。先生方は、皆さんの今後の可能性を認めていることになる。倉商の今年の目標は、『至誠剛健』夢を育む倉商、社会とつながり地域の未来を創造する学校としている。そのために生徒の皆さんに関係する項目を2つ。(1)夢の追求『キャリア教育の推進』(2)地域との共生『地域に開かれた学校づくりの推進』としている。今日は年度のスタートにあたり、素直な皆さんがまだまだ伸びることを期待している。最後に、過去を含め長年勤務しているが、対岡山東商業高校定期戦では1度しか勝利できなかった。昨年勝利したことに加え、今年も競技・応援・校歌で岡山東商業高校に圧倒しよう。また、明日は入学式。新入生へ校歌の伝承が大切。皆さんが新入生にできる初めの『一』。その『一へのこだわり』も大切にしよう。」述べられました。

  
  
  

 式辞の後、明日に備え校歌が斉唱されました。そして、ワクワク・ドキドキの担任紹介等が行われました。諸連絡ではそれぞれの担当の先生から諸注意が伝えられ、翌日の入学式の準備が行われました。皆さん1年間共に頑張りましょう。

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投稿日:2024/04/08

 4月の新学期を迎える最後の週末。倉商のサクラ(ソメイヨシノ)は『満開』を迎えています。体育館やグラウンドでは、間もなく始まる春の県大会予選等の日々の練習に向けて多くの生徒が登校して頑張っています。

  
  

 穏やかなお天気に恵まれ、吹奏楽部の人たちがお昼休みの時間に『お花見』をしていました。ちょうど『春爛漫』の季節を迎えています。時折強い風になびかれ、サクラの花が美しく舞う様子は、まるでコマ送りで時間が流れすぎているかのようです。

  

 サクラの成長は非常に早く、サクラの枝には新しい葉が次々と芽吹いています。今週から新学年に進級し、新しい景色の中で新しい仲間との学校生活が始まります。お互いに心を開いて、新しい仲間を積極的に受け入れ、心配りのできるお付き合いに心掛けましょう。

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投稿日:2024/04/05

 新たな季節を迎え、そろそろ1週間が経ちます。4/3は春雨とは思えない降雨となり、咲き始めたばかりサクラの様子がたいへん気になりました。曇り空の今日は、陽あたりの良い中央のサクラで『5分咲き』、陽あたりの少ない渡り廊下側のサクラで『2-3分咲き』といったところでしょうか。今週末にかけてお天気が見込まれるので、一気に『満開』を迎えられるかもしれません。

  
  

 『満開』のサクラの天敵となる鳥がいます。皆さんはご存知でしょうか。その鳥は『ヒヨドリ』です。植物の甘い蜜が好きで、吸い終わった花房をくちばしで次々と摘み落としてしまいます。サクラの花が舞う前にサクラの樹の下で花房が落ちているのは『ヒヨドリ』の仕業ですから、私たちが事前に『お花見』を計画して、サクラの樹の下で『ヒヨドリ』から守るのも一つの方法かもしれません。自分の縄張りのサクラの樹のそばで「ヒヨヒヨヒヨ」と大きくさえずっているのは、倉商の『ヒヨドリ』(最後の写真)です。

 残念ながら、4/8は雨模様の予報となっています。『始業式』・『入学式』を『春爛漫』の一日で是非迎えたいと願うばかりです。

 ※ ヒヨドリ』GOOPASS野鳥図鑑 より出典

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投稿日:2024/04/02

 いよいよ4月、新たな出会いの季節となりました。本校でも22名の先生方を新たにお迎えし、新年度の準備のため、朝から色々な打ち合わせ会議に追われました。本校のサクラ(ソメイヨシノ)は、3/28になってようやく咲き始め、今日は1〜2分咲きといったところでしょうか。お天気であれば『春爛漫』を思わせる『お花見日和』で、春休み中に部活動で登校している生徒たちも、お弁当持参でサクラの下でお弁当を広げる様子も見受けられると思います。

  
  

 4/3と4/4は雨模様の予報ですが、天気予報を事前に確認して、校内にて『お花見』を計画されたら良いかと思います。

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投稿日:2024/04/02

 令和5年度をもって本校を転退任される先生方をお送りするセレモニーが行われました。この行事はコロナ禍の期間はできませんでしたが、昨年から再開された恒例行事です。今日、このセレモニーにはご都合で欠席の先生もおられますが、16名の先生方をお送りすることになりました。司会進行の先生のもと、宮原副校長先生から転退任される先生方のご紹介がありました。

  
  

 転退任者を代表して、「役職定年」としてご退任される石下校長先生から「皆さんと共に見た景色は、生徒の成長や夢・希望などかけがえの無いものばかり。この景色をこれからも色々な場所で役立てたい。生徒の皆さんの成長が、私たちの力の源。いくら離れた場所にいても、必ず応援していることを忘れないで欲しい。皆さんがどのような花を咲かせるのか、楽しみにしたい。」とご挨拶がありました。

  
  

 別れを惜しみ卒業生の皆さんも多数セレモニーに駆け、定期戦で14年ぶりの勝利を手中にした前生徒会長さんと共に、ジップアリーナで一緒に誓った言葉『準備はいいか!』「ファイアー!」『優勝するぞ!』「ファイアー!」『せーのー」『レッツ倉商タイム!』を全員で連呼しました。
  
  
  

 最後に吹奏楽部の演奏で、「校歌」と「桃太郎サンバ」を合唱して転退任の先生方をお送りしました。これから、サクラのつぼみがどんどん開く『春爛漫』の季節を迎えます。いつまでもお元気で、更なるご活躍をお祈り申し上げます。ありがとうございました。

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投稿日:2024/03/28

 倉敷商業高校のサクラ(ソメイヨシノ)が本日『開花』しました。

  
  

 昨年より10日遅れの開花となりました。菜種梅雨や寒の戻りを繰り返しながら、昨日の春らしいお天気に恵まれて、開花を待ちきれないあわてん坊のつぼみが、ちらほらと開花し始めました。今週末のお天気次第で、開花が一層進むことと思います。一般的な開花宣言は、各気象台が指定している標準木に5~6輪以上の花がついた状態を指すそうです。本校のサクラは第1館と第2館に挟まれた中庭の日だまりの一角に3本の大樹サクラがその美しさを見せてくれます。始業式(4/8:月)・入学式(4/9:火)のクラス写真撮影には、近年の撮影にはないサクラの花の舞う風景で撮影ができそうです。

 

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投稿日:2024/03/28

 三菱自動車工業水島製作所のグラウンド周辺に咲き誇る桜(ソメイヨシノ)は地元でも有名で、花見の名所として地域にも開放されています。菜種梅雨の続いた当日は午後から晴れたものの、グラウンド状態が非常に悪く、倉敷南ロータリークラブに協賛されている企業の方々が開演時間待までに懸命の水抜きをしてくださり、宵の時間からの「お花見会」で演奏させていただくことができました。

  
  

 当日はロータリークラブ協賛の企業の方々をはじめ、一般の方々も多数ご参加くだいました。今春は3月下旬になっても寒の戻りが強く、サクラの開花がほぼ例年の時期に戻り、今回は開花直前のお花見会となってしまいました。

  
  
  

 吹奏楽部ではサクラにちなんだ曲や多くの方々がご存じで懐かしい昭和の曲、現在マーチングの新チームで練習している曲など約40分をグランドの特設ステージで演奏しました。日が沈み、雨上がりで寒風がグラウンドを吹き抜け厳しい環境ではありましたが、(株)メタルワン菱和様、西日本三菱自動車販売(株)様等のご支援を賜り、演奏中にも地元の水島製作所で生産されている主力車種等の楽しい演出のおかげで、最後まで頑張って演奏をすることができました。たいへんありがとうございました。

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投稿日:2024/03/27

 少しずつ春を感じられる陽気になりつつありますが、今週は菜種梅雨の天候が続くなか「入学予定者説明会」が行われました。あいにくの雨模様で学校周辺では交通渋滞もありましたが、大きな混乱もなく開催することができました。

  
  
 宮原副校長先生から「入学後は対岡山東商業高校定期戦をはじめとする数々の学校行事、部活動、学習と特別活動等、充実した学習や部活動等から自分の夢を見つけ、夢を育み実現できる学校生活を送って欲しい。共に入学する仲間や先輩、教職員と一緒に新たな歴史を築きましょう。」とご挨拶がありました。引き続き、事務室、生徒指導部、総務部、厚生保健部から入学までの準備・手続き等の説明を受けました。部活動によっては、早々と新入部員の勧誘を行うところもありました。
    
  
  

4/8(月)始業式<在校生のみ> 
4/9(火)入学式<9:30までに新入生は各教室へ,9:40までに保護者は体育館にて受付を完了してください>
 ※ お車で来校される場合は、校門付近でかなり混み合うため、少し余裕を持ってお越しください。
   (来校・帰校時「西向き左折」のお願い)

 ※ これから慣れない通学経路を通います。新学期までに安全で余裕を持って通える経路を確認しておきましょう。

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投稿日:2024/03/25

 雨続きの週末となりましたが、季節は確実に春を歩んでいるようです。
  
 3/25(月)早朝まで降り続けた冷たい雨が上がり、『菜種梅雨』の中休みを思わせるような曇り空の一日となりました。サクラの開花はこれからが本番で、本校のソメイヨシノも日頃陽あたりのよい枝が開花を待ちきれない様子で、開花は明日(3/26:火)にも始まりそうです。


 明日3/26(火)は『入学予定者説明会』です。来られた際は、学用品等の買い物の最中でも、中庭のサクラを是非ご覧ください。今年の開花も平年よりは3~4日早まりそうですが、4/9(火)入学式まで咲き誇りそうです。今夜から再び雨予報となっているのが残念です。

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投稿日:2024/03/23

 倉敷商業高校のサクラ(ソメイヨシノ)が次週(3/25:月)頃には『開花』しそうです。本校でも恒例の『サクラだより』を始めます。
  
 昨年は3/18に開花しましたが、今週は「寒の戻り」で真冬並みにの気温に下がり、全体的につぼみの膨らみ方が1週間程度遅れています。日当たりのよい枝のつぼみは育ちが早く、つぼみの先からピンク色の花びらが少し覗きかかっている枝を見つけました。一般的な開花宣言は、各気象台が指定している標準木に5~6輪以上の花がついた状態を指すそうです。本校のサクラは第1館と第2館に挟まれた中庭の陽だまりの一角に3本の大樹サクラがその美しさを見せてくれます。
  

 本校では第1館南側中庭の日だまりに咲き誇るサクラなので、毎年岡山県の標準木よりも少し早めに開花し始めます。明日(3/23:土)以降の天気予報では、来週の前半まで雨模様の日が続きそうですが、そろそろ『開花』の便りも聞こえ始めることと思います。

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投稿日:2024/03/22

【表彰伝達・壮行式】

(全国大会相当)
 岡山県高等学校文化連盟優秀文化賞 吹奏楽部
(第51回マーチングバンド全国大会 高等学校・小編成の部「金賞」受賞による) 

 第43回全国高校生読書体験記コンクール 公益財団法人一ツ橋文芸教育振興会
 優良賞 吉川茉里奈(1年)
(学校賞として「集英社文庫50冊セット」が図書館に贈呈されました) 

  

(中国大会)
 2/3-4 29回中国高等学校ハンドボール新人大会(キリンビバレッジ周南総合スポーツセンター)
 第3位 男子ハンドボール部

(県大会相当)
 第69回青少年読書感想文岡山県コンクール 岡山県学校図書館協議会
 入選 藤原涼香(1年)
 佳作 木村優希(2年)

 令和5年度 校内多読賞
 市来佳子, 高橋 玲, 桐谷風葉, 河合春香, 山本亜季(以上2年)
 小谷結心, 池田真白, 應本あまね(以上1年)
  
  
  

【壮行式】
(全国大会)
 3/23-26 令和5年第39回全国高等学校ウエイトリフティング競技選抜大会(石川県金沢市)
 津田美羽,竹岡由姫(2年)

 先に校長先生と生徒会から激励の言葉があり、ウエイトリフティング部を代表して津田さんから「全国大会でも日頃の成果が発揮できるよう頑張りたい。」と抱負が述べられました。ウエイトリフティング部の皆さん、頑張ってきてください。

  
  

 【第3学期終業式】
 校長先生からは「3/18は本校でも合格発表を行った。昨年・一昨年の皆さんの入学式では『倉商の入学はゴールではない』と言い伝えた。中学校在籍時の目標は『倉商へ入学』。そのための手段は『学習、特別活動、部活動』に取り組むことで目標が成し遂げられてきた。倉商入学後の目標は『3年後の進路目標』。そのための手段は『学習・検定、特別活動、部活動・ボランティア』となる。倉商の卒業時の目標は『社会で活躍すること』。その手段は『生涯学習、人間力UP、地域とのつながり』となる。つまり、自分が置かれる事象毎に『目標』と『手段』は常に変化していく。人生を楽しむためには、常に学び続けること。自分の生まれ育った地域を『知って、伝えて、繋げる』ことが必要。

 3年生には面接練習で多く立ち会ってきた。面接練習ではしっかり経験を積むことが大切。①黙らない。②質問事項と違うことを話さない。③失礼なことを言わない。自分の経験したこと、やろうとしている所以(ゆえん)を明確に話せるようになることが大切。社会での目標は『豊かさ、幸せ、恩返し』。そのための手段は『持続的な学習、他を信頼、隔たりを埋める』ことが必要。この『隔たりを埋める』ことが商業の目標なのである。人的・時間的・場所的・情報的な各隔たりを埋める工夫を実現するのが『商業』の役割と学習したはず。商業高校生の見通しをもった生き方をイメージした大樹の成長過程のように、将来のビジネス社会の中でどのような花を咲かせ、実をつけ、周りの人たちを幸せにして社会に還元できるイメージができれば、今何を具体的に頑張ればよいか逆算もできるようになるはず。」とご教示くださり、ご退職を目前に迎えられる最後の式辞としてお話がありました。最後の式辞のお礼に、生徒会からの提案で「世界に一つだけの花」を生徒全員で合唱し、感謝の気持ちを贈りました。校長先生、長い間お疲れ様でした。ありがとうございました。

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投稿日:2024/03/18

 今日は高校入試合格発表の日。昨年と同様、午前9:00から校内掲示発表とWeb発表で行われました。Web発表は昨年・一昨年同様に受検生には事前に伝えられているWebサイトと学校に設置された合格発表板で発表されました。Web発表が行われるようになって来校者が少なくなりましたが、記念に掲示板の前で撮られる方も多く、一生懸命頑張った思いがよく伝わってきました。

  
  
 『サクラサク』の電報はひと昔前の連絡方法ですが、早速スマホ等から家族の皆さんへ連絡される姿や親子で来校される姿が多く見受けられました。今週は寒の戻りにより寒く、桜のつぼみも開花に向けひと休みをしているように見えますが、開花に向けて校内の様子も確実に季節が進んでいるようです。
  
  
  
 合格された皆さん、おめでとうございます。この春休みは中学校までの基礎学力を再点検し、新学期からの学習に困らないよう、不得意科目は特に整理しておいてください。3/26:火の「入学予定者説明会」では提出書類等が多くありますので、早めにご準備ください。

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投稿日:2024/03/07

 倉敷商業高校では1年生の総合的な探究の時間(学校名:探Qの時間)にて、12月までに各クラスでグループ毎に研究・発表された内容からクラス代表を選出し、学年末考査の終了したこの時期で校内発表を実施しています。

 本来ならば、全てのグループで紙媒体の大ポスター(模造紙)を作成し、体育館にてグループ毎に分かれてポスターセッション方式で発表を行うところですが、昨年度から「一人1台端末」の導入で、生徒は個々にパソコンを購入していることもあって、そのスキルも向上し、発表グループによってはGoogleのドキュメントシートをグループ内でファイル共有しながら、発表用のシートを協力して作り上げるグループも多くなりました。

  
  
  
  
  

 今年は、グループで作成したファイルを聴衆生徒の前で発表するため、紙媒体のポスターを発表するグループと合わせて、学年各クラスを発表して回ることになりました。発表内容を何度も学年の他の7クラスを回るため、人前で話す度胸や説明の仕方に自信がついたと思います。発表テーマは次のとおりです。

 1組 岡山城について
 2組 用水路
 3組 発見!! 岡山発祥のもの
 4組 岡山県の交通事故

 5組 倉敷えびす通商店街について
 6組 ハンバーガー店
 7組 岡山県のご当地グルメ
 8組 岡山県に用水路が多い理由とその対策

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投稿日:2024/03/07

 倉敷商業高校では2年生の「芸術」で選択した3科目「音楽・美術・書道」の集大成に「芸術科発表会」を開催しています。最初に教科主任の先生から説明があり、その後科目毎に発表が行われました。発表内容はたいへん素晴らしい作品ばかりで、発表後に作品投票を行い、結果は後日発表されます。

 『音楽』では、1曲目に「校歌」、2曲目に「Chessboard」(作詞・作曲:藤原聡)の2曲が披露されました。「校歌」をコーラスで各パートに分かれ聞くのは珍しく、素晴らしい合唱が会場に満ちていました。「Chessboard」は第90NHK全国学校音楽コンクール中学校の部課題曲として書き下ろされた楽曲でOfficial髭男dismが歌っています。

  
  
  
  

 『書道』では、クラス毎に作品テーマが設定され、グループ毎にその関連作品として作成されました。作品説明はクラス毎に発表され、独特の書体で表現されています。

  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
 

 『美術』では、将来手掛けたい企業や団体の「CI コーポレート・アイデンティティ」をデザインし、帆布素材の巾着袋にプリントして制作展示されました。

  
  

 様子は『音楽』『書道』とに分けて倉商YouTubeチャンネルの「再生リスト」「芸術科発表会」で紹介してあります。ご覧ください。

音楽 https://youtu.be/pRtlHtY3lk4
書道 https://youtu.be/pRNcBAHHrM8

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投稿日:2024/03/04

 令和631日(金)午前10:00より本校体育館にて『第75回卒業証書授与式』が挙行されました。

 来賓として、岡山県議会議員 小田圭一様、同窓会会長 古市了一様、顧問 竹内洋二様、副会長 宇野進様、鳥越恵美香様、東山元行様、山磨典子様、岡田奈津子様、河野秀樹様、PTA副会長 渡邉須美加様のご臨席を賜り、4年振りに在校生、保護者、教職員が会場に揃い、卒業生の門出を祝福しました。

  
  
 卒業証書は、情報処理科(代表:浦本煌明さん)・国際経済科(代表:磯崎 丈さん)・商業科(代表:笠原りをさん)の順で授与されました。

  

 石下義久校長先生からは、「今年度は、在校生も体育館に同席できるようになり、卒業生の姿を見て、将来の自分の姿に置き換えられる大切な式典となる。この厳粛な雰囲気を在校生の皆さんは引き継いで欲しい。コロナ禍で行事の中止や縮小等により、定期戦や倉商祭の開催は毎年悩みの種となった。卒業生や保護者のご協力で、倉商祭体育の部の会場が水島緑地福田公園体育館に定着しつつある。ジップアリーナへ両校合わせて約2,000人が集う定期戦。今年14年ぶりの優勝に立ち会えたことは、この上ない喜びであった。また、学びにも力が注がれ、全国商業高等学校協会主催検定試験1級三種目以上合格者254名の数は全国第2位。一人ひとりが目標に向け努力し、チームで頑張った結果だと思う。『商業の学び』は自分以外の人をしっかり意識することから始まる。地域の方々の支えを感じて、人とのつながりを持つことの重要性を認識できた。『商業』の力で人を元気にできる。人との『つながり』が大きな成果を上げる。私たちには『商業』で学んだ多くのことを他に伝えて、さらに一緒になって地域を未来につなぐ使命がある。不透明で不安な状況が続く時代だからこそ、人との良い『つながり』を築き、その中で幸せを作り出す力が必要とされる。そのためには自分自身のたゆまぬ努力とご家族からの応援や仲間の励まし、地域や同窓生からの支援があることを忘れてはならない。謙虚な気持ちで『ありがとう』の感謝の気持ちを伝えよう。倉商生は『至誠剛健』の精神で努力し、倉敷商業で過ごした仲間や時間を誇りに思い、時を隔てても場所が離れていても、母校や故郷に思いをはせることができる人物である。人や心を大切に、『商業』で人をつなげ、地域を未来へつなげる先に多くの幸せが待っていると信じている。卒業生へ最後の言葉、『幸せになりなさい』『人を幸せにできる人間になりなさい』。結びに当たり、本日まで本校の教育活動に絶大なご理解とご協力を賜りましたことに、保護者の皆様には改めてお礼申し上げます。」と式辞が述べられました。

  
 在校生を代表して2年生の北原彩稀さんから、「ご卒業おめでとうございます。高校3年間の間、仲間と共に切磋琢磨し、学校生活を送る先輩方の姿はとても輝かしく、私たちにとって憧れの存在となった。コロナ禍で開催された『新入生歓迎会』。入学後間もない頃、不安を抱えていた私たちを明るく迎え入れ、高校生活の楽しさを教えてくれた。4年振りの通常開催となった定期戦。応援の迫力や団結力、肩を組んで歌った校歌。14年振りの勝利を果たした瞬間が忘れられず、この伝統を受け継いでいこうと決意した。『ただいま日常!おかえり青春!』のスローガンのもと、3年生の模擬店も復活された。生徒は誰も知らない本来の倉商祭、準備運営を行うことはとても大変だった。しかし、先輩方が様々な工夫を凝らして全体を引っ張り楽しませてくれたおかげで、とても充実した4日間を送ることができた。就職や進学に向け、限られた時間での準備も粘り強く挑戦する先輩方の姿は理想の鏡となった。どんなに困難な道のりでも諦めずに努力をすれば、いつかきっと報われることを学んだ。私たち在校生は、先輩方が作り上げてきた倉商の伝統を受け継ぎたい。」と送辞が贈られました。

  

 卒業生を代表して3年生の三宅咲綾さんから「最後の制服姿、最後の通学路。3年間の高校生活を噛みしめながら校門をくぐると、心地よい春風が私たちを出迎えてくれた。3年前、見えない敵に制限を強いられ、たくさんの不安の中、高校生活がスタートした。入学前に聞いていた倉商の日常を体験できない日々。リモート授業、制限の多い学校行事や部活動はできる限りの工夫と協力で、仲間との絆を深めた。後輩ができた2年生。あまり表に出せなかった努力や活動を徐々に発揮できる場が増えた。求める自分の姿とその姿に追いつけない現実に苦悩し、挑戦し続けた。中学では中止となった修学旅行が高校ではどうにか行くことができたことはご褒美のように感じた。友だちとかけがえのない思い出をつくることができた。3年生では以前の日常に戻った学校生活。コロナ禍前を知らない私たちにとって全てが初めての経験の中、定期戦や倉商祭にチャレンジ。14年振りの劇的な勝利となった定期戦は生涯忘れられない。また、集大成となった部活動。最後の大会で嬉し涙や悲し涙を流したが、どんな結果であろうとも、ぶれることなく目標に向かって貫いた経験は一生の宝となった。

 最後のイベントとなった倉商祭。この3年間の思いをぶつけるかのように手探りの準備期間となり、発案から企画、先生との交渉など、何度も試行錯誤を重ね、与えられた状況の中で最善策を求めた。『ただいま日常!、おかえり青春!』のスローガンで、日常を取り戻した私たちにしか出せない色で青春の一ページを刻むことができた。同時進行で挑んだ進路。自分の可能性を信じ進路実現に向け、就職試験や進学試験に挑んだ。そばにいてそっとエールを送り続けてくれた友が、自分のことのように結果を喜んでくれた。在校生の皆さん、私たちは皆さんに何か残せたでしょうか。倉商生活はあっという間に過ぎ去っていきます。倉商の良き伝統を引き継ぐとともに、さらなる挑戦をし続けて今まで以上に魅力あふれる学校を作り上げて欲しい。

 青学年の皆さん、この3年間を振り返り、その都度様々な試練を乗り越え、一緒に頑張り一緒に泣いて一緒に笑ってくれる仲間の存在のおかげがあった。倉商へはいつでも帰ってこられる場所として心に秘め、新たな地へ進んでいこう。私たちの青春は間違いなくここ倉商にあった。最後に誰よりも私たちのことを一番に考えてくれていた家族。照れくさいけれどここで改めて感謝の言葉を伝えたい。『18年間ありがとう。』これからも精一杯頑張る姿を見守って欲しい。」と答辞が述べられました。

  

  
  
  
  
  
  
  
 式典の最後に、唱歌として「蛍の光」を、「校歌」は倉敷商業の日常の形態に戻し全員が肩を組んで歌い、体育館の床を久しぶりに揺らすことができました。卒業生が退場する際は、各クラス思い思いのメッセージを叫び、在校生、保護者や先生方に見送られ会場を後にし、各教室では保護者の皆様と一緒に最後のホームルームを過ごしました。新型コロナウイルス感染症が猛威を振るっていた渦中に入学され、多くの苦難を乗り越えて卒業された皆さん。ご卒業おめでとうございます。

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投稿日:2024/03/01

 明日は第75回卒業証書授与式。授与式の予行に先立って「同窓会入会式」が古市同窓会長様をはじめ5名の同窓会役員の方々のご臨席のもと行われました。

  
  

 古市様からは「ご卒業おめでとうございます。合わせて同窓会の入会をありがとうございます。卒業を機に社会へ巣立つ皆さんには、大きなチャンスがある。その時その時の風潮を見極め、自分の思いが世の中の役に立っていると思うなら、私は倉敷商業高校の卒業生として、その誇りをもっと応援したい。コロナ禍で部活動の制限や引退により、目標がなくなった人も多いと思う。今後も夢や目標をもち、人生を生き生きと過ごして欲しい。現在はプロ歌手として『NHK紅白出場』を夢見ている。デビュー曲の『神様は見ているよ』(←YouTube PVリンク)は、歌手の前川清さんのカバー曲として1週間前に発売されるようになった。今年も卒業の祝福として歌って贈りたい。」とご披露くださいました。同窓会からは卒業記念品が贈呈され、卒業予定者を代表して田中沙弥さんが受領し、山口菜々心さんから謝辞が伝えられました。来賓としてご出席の同窓会役員の方々と第75期のクラス及び学年幹事の紹介があり閉式となりました。

  

 続いてPTA贈呈式では、小西PTA副会長様から卒業予定者を代表して濱崎 陽さんに卒業記念品が贈呈されました。「4月から新しい道がスタートする。自分らしく自分のペースで前進して欲しい。素敵な大人になることを楽しみに応援したい。」とご祝辞を賜りました。

 最後に3学年主任の伊丹健先生へ生徒から感謝の意と花束贈呈があり、会場全体で3年間のご指導を労いました。

  

 3年間の功績を讃える「伝達贈呈式」は、今年も次のとおり多数の受賞となりました。(以下、敬称略)

  

財団法人産業教育振興会中央会長賞 難波千晴 
〇 全国商業高等学校協会卒業生成績優秀者表彰 貝原祐希
〇 岡山県産業教育振興会特別表彰 吉本あい
〇 岡山県産業教育振興会会長表彰 神崎充洋,久保田有稀,小林華乃

   

〇 全国商業高等学校協会主催検定表彰(該当者254名)代表 吉田琴葉
 3種目1級合格 90名 4種目1級合格 105名 5種目1級合格 37名 6種目1級合格 15名 7種目1級合格 6名 8種目1級合格 1名
 ※1級3種目以上合格者254名は令和5年度全国第2位となり、昨年第1位に継ぐ快挙を今年も成し遂げました。

  

〇 商業経済検定試験全科目合格者表彰 2名 宮脇一心,谷田虎太
〇 岡山県高等学校等職業教育技術顕彰 (該当者255名)代表 岩本真倫

〇 高度資格取得者表彰
 経済産業省情報処理技術者試験 情報セキュリティマネジメント 貝原祐希
 経済産業省情報処理技術者試験 基本情報技術者試験 川上京佑

〇 運動部活動優秀者表彰
 岡山県ウエイトリフティング協会 最優秀選手 楢本琉花
 岡山県高等学校体育連盟専門部表彰
 ソフトボール部 優秀選手 小林華乃,大地優萊
 ハンドボール部 優秀選手 浦本煌明,津村海翔,赤堀空妃,井上あみる

  

〇 文化部活動優秀者表彰
 高文連連盟表彰 優秀文化賞 田中心春(吹奏楽部)

〇 善行生徒表彰 小西一颯
〇 多読賞 稲田葉月,角田友里奈,丸田遥香,竹内悠希

投稿日:2024/02/20

学校ブログ、YouTubeに加えてインスタグラムを始めます。

学校ブログだけでは伝えきれなかった本校の様子を写真や動画で発信します。

倉商に興味がある人、商業高校の魅力を知りたい人、

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日頃のお子さんの様子が気になる保護者の皆様、

そして本校をいつも応援してくださっている地域の皆様。

よろしければアカウントをフォローしていただければ幸いです。

よろしくお願い致します。

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投稿日:2024/01/30

113日(土)から、新人戦岡山県大会に出場しました。

まずは順調に勝ち上がりベスト8を決めました。ブロック決勝で明誠学院高校に敗れましたが、敗者復活トーナメントで、岡山東商業高校、玉野光南高校と続けて撃破し、3年ぶりに「決勝5者リーグ」に駒を進めることができました。

公立高校で決勝5者リーグに残っている唯一のチームとして挑戦し、結果は1勝3敗の「第4位」で大会を終えました。

チームの目標である「ベスト4」を達成することができました。中国大会はあと一歩のところで逃してしまいましたが、この大会で3週間に渡り多くの公式戦を戦い抜いたことで、部員達はバスケットだけではなく、精神的にも大きく成長できました。

また、大会を開催して頂いた関係者の皆様への感謝と、保護者の皆様への感謝を忘れず、次の大会でも良い結果が残せるように、女子バスケットボール部は今後も前を向いて進んでいきます。

大会結果

(地区予選を経て、県大会は24チームでスタート。シードのため1回戦はなし)

2回戦 倉敷商業80-39岡山芳泉 (ベスト8決定)

ブロック決勝 倉敷商業73-80明誠学院

敗者復活トーナメント 倉敷商業67-47岡山東商業

           倉敷商業54-48玉野光南(決勝5者リーグ進出決定)

決勝5者リーグ 倉敷商業53-71明誠学院

        倉敷商業82-80就実

        倉敷商業53-83作陽学園

        倉敷商業58-81倉敷翠松

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